藝藩志・藝藩志拾遺研究会

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穂高健一先生最新刊「紅紫の館」(郷士・日比谷健次郎の幕末)

2020年12月28日 01時07分05秒 | オピニオン的解説
日本ペンクラブ広報担当の穂高健一先生の最新刊が、
幕末明治史に一石を投じる内容なので紹介したいと思います。

穂高先生は、まだ”薩長同盟”が常識と思われていた頃から、
取材を通して少しづつ考えを変化させながら、
坂本龍馬と薩長同盟についての常識を覆して、
異論を称えてきた方で、
歴史小説の世界では定評のある方です。


実は内容は知らなかったものの、
コロナウイルスが大ニュースになる前に
執筆依頼があったという話は聞いておりました。
日比谷家の歴史を小説という形で後世に残したいという事らしいと。
広島藩の「回天軍第一起神機隊」(広島藩士達が作ったほぼ私兵)が
戊辰戦争に向かう途中、渋沢栄一の養子を斃したという事から、
日比谷家も広島藩と貿易の側面から結びつかないかなと調べておられたので、
貿易関係の話なのかなと想像していました。
イザ出版となってみたら、
南北朝みたいな話になっている様なので驚きだったのと同時に、
幻の元号があったというニュースが衝撃的でした。
幕末維新の見方が変わってくるのではないかと思い、
ここで紹介する事にしました。

          ↑ リンク

出版社 = 未知谷(みちたに)
定価 = 2000円+税
販売先 = 全国書店、およびアマゾンなどのネット通販
発売日 = 2020年12月25日

<公式ブログ>



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