以前、50MHzの2エレのモクソンを製作してパターン特性がマンションのベランダでの使用に最適なことは実感していた。
2エレのHB9CVを譲り受けその役目を終えたので、部材を利用して144MHz帯に挑戦してみた。
6エレだと50MHz2エレの半分弱の大きさ。 75cm x 96cm。
図面では随分と太いパイプをしようしているようだ。
28MHz帯の放射プロットをサイトから拝借
6エレで7.5dB程度。 後ろに殆ど電波が出ないので、ベランダに置くのに都合が良い。 利得は以前作った4エレのキュビカルクワッドと同じくらいかな。
1メーター長 5φのアルミパイプを6本用意し寸法通りに加工していく。
唯一反射器だけ1メーターをわずかに超えるので、それだけベンドしている部分を5ミリ程短くした。
給電部はいつものバナナ端子を使用。ある程度の損失は覚悟のうえ。
水平に置けばベランダのコンクリートの干渉がかなり減るんだろうけど、周りが皆んな垂直偏波なので立てて置くしかない。給電部回りの同軸ケーブルを動かすとSWRが1.2から1.8くらいの間で変化するので、1番低くなる所で固定して製作終了。
ローカル局の協力を得て、指向性を確認してみた。ビームを向けてS9が90度サイドに振るとS3に落ちたので、モデリング通りに動いてくれているかな?
PVCパイプや給電部のバナナ端子は使い回しなので、追加の制作費は約1,500円
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