綿シフォンの生地を織る工場へ年末の挨拶も兼ね、打ち合わせに伺った。
仕事の邪魔をしないようにマシーンを激写。
極細強燃糸を筒状に巻いたコーンを、48本立てて
3840本もの針で
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まるで、ストッキングのように筒状にゆっくり下に編み上げ、回転しながら、下でロール状に巻き取る。
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繊細な生地なので、細心の注意を払いながら、通常のニットの約半分の速度でしか編み上がらない。
1台のマシーンで、まる1日フル稼働で、120Mだけ。
このやっと出来上がった貴重な生機(キバタ)を、染色→裁断→縫製→仕上げと、なる。
匠の手から手へ日本を約600キロ旅をして、「五感」の縫製工場に辿り着く。
大切に使います、 感謝。