先日、gokanでも度々使用している染料「べんがら」のルーツを訪ねた。
江戸時代から明治には銅山の街として栄えた、現在の岡山県高梁市成羽町吹屋。
ベンガラ(酸化鉄)・緑碧(硫化鉄)を原料とし精製した赤色顔料は、衣類の染料はもとより古くから、九谷焼や伊万里などの陶磁器の赤絵、漆器、家屋、船舶の塗料など色々な方面に使われたそうだ。
白壁や石州瓦の街並みは伝統を残した 『吹屋ふるさと村 』や銅山の坑道、銅山の経営で富を築いた邸宅など見どころも盛りだくさん。
今回、昼食も 延命寺 さんで精進料理を頂いた。
先日、岡山の吹きガラス作家の有松啓介さんからありがたく頂戴した吹きガラスも、この鉱物を原料にしたローハガラス。
あらためてそのルーツを確認しながら、岡山の清酒で乾杯~~
丸一日充実した岡山のおすすめの観光コースです、お出かけになりませんか…