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根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

一ノ峯・二ノ峯 10月13日(月)

2008年10月14日 21時41分50秒 | インポート

    一ノ峯(857.9m)・二ノ峯(870m)     単独

                  快晴

(行程) 牧野道路枝道中間点より「輪地切り」入口(11:20)→登山道
      出会い(11:35)→
一ノ峯頂上(11:55)→二ノ峯頂上(着12:15
      ~発13:00)→牧野道路枝道駐車場所へ下山(14:10)

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〇阿蘇南外輪山地の山には未だ足を入れていない。私の山の師匠で
 ある楽人(←クリック)は、今年の夏場に全部制覇した(←クリック)との事
 であった。 野草の宝庫と聞き、楽人と同行することとしていたが、
 新築引越しで忙しくしている模様であったので、敢て誘わず単独山行
 とすることとした。

〇初めての山の単独登山は下調べに苦労するが冒険心を味合うには
 最高の楽しみとなる。
 下調べにいつも参考として愛読しているHPが「Gangeeの山歩き」
 (←
クリック)である。今回もその資料(←クリック)を出力して準備していた
 が資料を家に置き忘れてしまって現地での道調べが大変なこととな
 った。

〇資料のイメ-ジは頭に入れていたか゛民に聞くこと6回「出ノ口
 落」から「宮山」入口まで先導された農家の人には感謝の気持
 で「ありがたかった」。
  小牧集落から牧野道へ取り付き、 目標となる送電線鉄塔に着た。

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▼牧野道の枝道を車で登り下りして4本の枝道を探したが、いずれの
 道も藪が茂り、行く手を遮られる始末となる。それらしき登山口は見
 つからない。
 一の峯二の峯であろうと思われる山容は見えているが、登山口への
 取り付きが分からない。あきらめて、登って来た牧野道を引き返して
 いたら牧野小屋のすぐ下に(くだりから見て)左方向の枝道を見つけ
 たので最後のトライと思って車でグイグイと九十九折の植林帯を高度を
 上げて登っていったが、この道も最後は行き止りとなっていた。
 車から降りて登り口を捜したが分からない。

▼天気は最高の秋日和、このまま帰っては勿体無い。「阿蘇の烏帽子
 」にでも登ろうと思い、車で引き返していたら左側に「輪地切り」の
 所が見えたので 降りて 地形を確かめようと広い「輪地切り」の急
 面を登りって行くと前方に山容の尖った峯(一の峯)が見え、「輪地切
 り」の途中から右手側にハッキリした踏み跡があったので安堵の心
 地を得た。

▼すぐに登山道である牧道と出合い緩やかな原野を歩く。
 登路にはマツムシソウ・ヤマラッキョウが旬の花頃で迎えてくれていた。
 写真撮影に夢中になっていると、下山して来る二人の女性に声かけ
 られ「上はモット群生していますよ」との言葉に ゾクゾクする喜びと期待
 に心が弾んだ。

▼登山道は緩やかな登りと続く見通しの良い一本の道、その正面に
 は私の好む山姿の峯
 「岩塊の峯に辿る草原の登山道」素晴らしい景観である。道を探して
 探して 来た苦労が歓びに変わった一瞬であった。

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▼頂上に近づくに連れて景観は益々よくなり、振り返ると雲の上に雲
 仙岳、左に鞍岳、足元には天高く咲き誇るマツムシソウ、最高、最高の
 満足感で一の峯に立つ。
 続いて二の峯に立つ。短い時間に二つの峯で感動の連続であった。

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二の峯で昼食をしていると、一組の夫婦らしき連れが下から登って
 来るのが見え、その姿を時々眺めながらの食べ方であった。(コウユウ
 光景も楽しいものである)。

▼登り上げて来た夫婦に挨拶を交わし「好天気とマツムシソウの花」に感
 動を共有して、ひと時を過した。夫婦共に山・花に詳しく南外輪の山
 々の名前を説明され、牛道の見える牧場には春、オキナグサが咲くとの
 事であった。

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▼夫婦は二の峯から一の峯のコ-スで、登山口も私とは正反対側であっ
 た。(二の峯頂上から夫婦が駐車している車が真下に見えていた。
  多分ココが通常の登山口であろう)。

▼夫婦とはここで別れて、夫婦が登ってきたコ-スにはココ以上にマツムシ
 ソウが群生していると聞き、そのコ-スをしばらく散策して途中から道無
 き崖斜面を直登して二の峯の真下に登り上げて一の峯経由で下山
 した。

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(登山口までの経路:復路にて撮影)

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