貫山(711.6m) 阿蘇にのぼる会例会
曇りのち雨 ※文字サイズは(大)が最適
(アクセス) 【往】大阿蘇病院(6:30)→熊本IC~小倉南IC→吹上峠(9:45)
【復】茶ケ床園地駐車場(13:30)→大阿蘇病院(17:20)
(行程) 吹上峠:大平山登山口(10:05)→大平山(10:45)→四方台
(11:30)→貫山頂上(着11:50-発12:15)→四方台~
中峠(13:00)→茶ケ床園地駐車場(13:10)
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〇福岡県の山に登るのは、これで3座目である。一座目は我が古里
の山「三池山」・二座目が「釈迦ケ岳」である。
〇福岡弁には(特に筑後地方の方言)愛着を覚えるものである。
他人の話を聞くだけでも懐かしい想いをする。
なぜならば、母の里は瀬高町で、私は南関町で育ち、遊ぶ街は大
牟田、読みつけの新聞は西日本新聞であった。家業(実家)の店の
取引先は筑後地方であった。
(肥料・農薬・農機具の販売業でお得意様は南関郷)、
小さい時から福岡には縁があるのであるが、何故か山には登って
いない。 そんな想いで 待ちに待った今回の山行である。
〇今日の天気は九州全域一日、雨予報であったので中止かなと思っ
ていたが、前日の電話連絡で登山決行。北九州在住の川口さんが
今回の当番であり、川口さんの判断で決定との事であった。
雨降る高速道路であったが、北九州に向かっていくに従い、小降り
となり古賀インタ辺りになると雨は上がっていた。
〇小倉南ICを降り、石原町付近から仰ぎ見た円錐状の山姿、たぶん
貫山であろうと推測してバスの窓から望んだ。
平尾台入口を過ぎてからは九十九折の峠道で、かなりの高度を上
げてバスは走った。
〇吹上峠で私達は下車し、周回登山(往復のル-トが違う)とするために
バスは、既に待機しておられた川口さんの先導で下山口となる
茶ガ床園地に駐車させて折り返してこられた。
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▼出発点の吹上峠は小雨、雨具に着替えて、いざ出発。(10:05)
「雨が降ろうか 降るまいか、お構いなく」 登高意欲が個々人に発散
していて「士気の高いメンバ-であるな~・・・」と歩きながら感じた。
▼吹上峠駐車場の目の前が太平山(オオヘラヤマ)ル-トへの登山道で
九州自然歩道となっている。緩やかなスロ-プの草原で、野焼きのため
の「輪地切り」されたのであろう、美しく整備されている中を歩く。
20分も歩けば石灰岩の露出群が見え出し、その合い間を抜けて
行くようにして登山道があり、幾つ物の石灰岩群をジグザクに登り上
げると「羊群原」と書かれた看板が設置されていた。(10:45)
(吹上峠の案内板) (ミ-テング) (太平山登山口) (登山口カラ20分) (羊群原)
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▼ここからの展望は、広大な草原のカルスト地形の平尾台が一望でき、
山腹には多数点在する石灰岩群は素晴らしい眺めであった。
(五木の仰烏帽子山の石灰岩は表面がツルツルしているが、平尾台
は花崗岩のようなザラザラした粒子が覆っている:私の所見)
▼この看板を通り過ぎた付近の登山道で「曙草」と出合った。
小川岳で見た曙草は湿地帯の日陰に自生していて、背の高いモノ
であったが、ここのは、 登山路の石灰岩の岩に沿って生えてい
て、背も低く、光沢もあり、見応えのある花が咲いていた。
▼大平山の頂上は何処か分からないまま、下りの長い草原に降りて
行った。途中では色々な野草と出会い、ガスで遠望が出来ない分
、足元の花に神経を集中させて歩いた。
(太平山からの遠望) (太平山頂上 (太平山 (目指す
(石灰岩砕石場) (周防台方面) 付近の石灰岩) から下る) 四方台へ)
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▼一旦下りた後、急坂を登り返すと「四方台」に登り上げた。(11:30)
四方台から鞍部の林道出合いと進み、坂道の稜線を登って貫山
頂上に立った。(11:50)
▼頂上ではガスが覆い小雨混じりの中で昼食取り、視界は不可。
それでも当番リ-ダ-である川口さんは丁寧に方角を案内され説明さ
れた。
(大平山を振り返る) (四方台) (貫山頂上)
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▼復路は四方台に折り返して中峠へと下る。途中のススキの草原は
快適な歩きであり、右手を振り返ると太平山の稜線が見え、歩いた
登山路を確認することが出来た。
▼中峠に着いた頃にはガスも晴れ雨も小降りとなり、舗装道路を10分
程下るとバスが駐車している茶ガ床園地に下山した。(13:10)
(四方台~中峠へのススキの草原) (大平山を振り返る)
(登山コ-ス経路)
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〇今回は、雨で展望が良くなかったが、広大な草原に 白い石灰岩
群 それに野草を常に観ながらの登山道。
天気の良い日にまた登りたい山であった。
野焼きが徹底しているので 野草の育つ環境も恵まれているので
あろう、野草観察には最高の山であると思った。
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(出合った山野草)
(曙草) (ハバヤマボクチ) ( ? ) (細葉沙参)
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(アキノキリンソウ)
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