一ノ峯(858m)・二ノ峯(870m) (松虫草観賞)
快晴 ※文字サイズは(大)が最適
(行程) 第一登山口(9:30)→一ノ峯(10:00~10:20)→二ノ峯(10:45~
11:00)→鉄塔(11:30)→冠ケ岳ル-トを探索→鉄塔(12:00~昼食
~12:45)→第一登山口へ下山(14:00)
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〇別荘住まいの古澤先輩との約束で9月の月に山行計画を私が立てる事と
なっていた。
野草に詳しい奥様もご一緒であるので昨年、初めて登って感動した
「松虫草」のお花畑を案内する事とした。
〇目的の山は南阿蘇外輪山から熊本阿蘇空港側に張り出した尾根
「一ノ峯・二ノ峯」である。
昨年は登山口が分からず通常のル-トでない地点からのスタ-トであった
ので、今回は9月14日(月)に登山口を下見して本番に臨んだ。
ところが下見の時に確認した舗装道路沿いの「第一登山口」と記した案内
板が今日は無いのである。
車で二度往来したが見つからない、三度目に車から降りて確認したら案内
板は朽木化してススキの中に落ちていた始末であった。
(修復して元の位置に取り付けたが、長くはもたない状態となっている。)
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▼緩やかなスロ-プの広い草原の中を登る牧道は、採草用トラクタが乗り入れ
るのであろうか?車輪の跡形みたいな窪みが一ノ峯の基部まで伸びている
遮るものは何も無い正面の一ノ峯を仰ぎ見据えて、咲き乱れる山萩を横目
に見ながら快適に歩く。
〔下に落ちていた登山口案内のボ-ド〕 〔正面が一ノ峯〕
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▼ 振り返れば熊本平野、その先に金峰山、左遠望に鞍岳などを終始眺望し
ながら登る。
・・・・草原の中に伸びる一本の道、その果てに
天高く青空に映える 一ノ峯の山容」・・・・私の好みの景観である。
〔古澤先輩もお気に入りの景観〕 〔登山道より鞍岳方面を望む〕
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▼今年は昨年(10/13日)より約3週間早い時期での観賞登山であるが、
松虫草の咲き具合は昨年並みの状況であったので、今年の開花は早いの
であろうか・・?と思った。
〔一ノ峯頂上に咲く松虫草〕 〔オミナエシを入れて一ノ峯から二ノ峯を望む〕
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〔一ノ峯から二ノ峯を望む〕 〔背の低い笹栗が群生している〕
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▼一ノ峯からニノ峯への縦走の途中で、今日初めての登山者と出会う。重装
備の4名であった。
〔一ノ峯に向かっている4名〕 〔二ノ峯から一ノ峯を振り返る〕
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▼二ノ峯頂上の巨岩の上に立ち写真撮影後、冠ケ岳へのル-トを探索する
ため東側に見える鉄塔を目指した。
〔二ノ峯頂上の巨岩にあがって写真撮影・中央奥に杵島岳が見える〕
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▼松虫草の群生は二ノ峯頂上の東斜面が一番多いようである。
▼二ノ峯から下り草原の牧道を伝わって、トラクタ-で整備されたような広い
防火帯の緩やかなスロ-プを歩き鉄塔に着く。
防火帯の登山道付近では老夫婦が袋を提げて何やら採集している様子、
尋ねると「押し花用に毎年1回は来ます・・・」と言って、
ホソバノヤマハハコを手にしていた。
▼鉄塔には11:30分に着く。昼食にはまだ早い、鉄塔脇の雑木林の入口に
目印テ-プがあったので、それに従って冠ケ岳方面に歩く。
ガイドブックにある「外輪壁」までと思って進むが、目印の道標は見当たらな
いので尾根に入る手前で引き返して、鉄塔脇で昼食とした。
▼昼食の準備をしていると一ノ峯と二ノ峯の鞍部で出会った4名のグル-プと再
度出会う。北九州から来たとの事。男性の腕には環境庁の腕章が光ってい
た。国立公園内での登山者マナ-等を語られて冠ケ岳に向かわれた。
〔二ノ峯頂上東斜面の松虫草の群生〕 〔こんな風景を見ながら昼食 〕
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▼一ノ峯・二ノ峯その先の金峰山等を眺めながらゆったりと過しての昼食。
(12:00~12:45)
▼復路は二ノ峯の頂上を越えて、一ノ峯の巻道を辿る。
途中、センフリ採り(薬草)の3人の中年男性と出会う。センフリの効用を話
され、一握りのセンフリを惜しみなく、私たちに「どうぞ~」と言って渡された。
気の善い男であった。
〔センフリを気前よく渡した男〕 〔松虫草を堪能してルンルン気分の先輩〕
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▼帰路は「萌えの里」に寄りコスモスを見て帰る。
防中駅前の「夢の湯」に浸かり、敷地内の食堂に立ち寄り「反省会」
楽しい秋の一日を終えた。
〔宮山集落入口から一ノ峯・二ノ峯を振り返る〕 〔萌えの里のコスモスと中央奥に一ノ峯〕
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〇私の「花観賞登山シリ-ズ」はこれまでは根子岳のオオヤマレンゲで終わって
いたが今年からは「松虫草」を加えることとした。
①福寿草 (2/21日 岩宇土山)
②肥後菫 (4/07日 卯ノ鼻 )
③片栗 (4/29日 京丈山 )
④石楠花 (5/08日 前岳 )
⑤山芍薬 (5/11日 時雨岳 )
⑥深山霧島 (6/07日 三俣山 )
⑦大山蓮華 (6/12日 根子岳 )
⑧松虫草 (9/19日 一ノ峯・二ノ峯)
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