根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

三俣山 10月28日(月)

2019年10月28日 23時35分28秒 | 大分県

三俣山(1747m)    
(紅葉観賞)

令和元年10月1028日(快晴)

(行程) 大曲登山口(発9:05)→鉱山道出合(着9:25)→諏蛾守越(着10:20)→西峰分岐(着11:00)→
     三俣山・本峰頂上(着11:40~(昼食)~発12:00)→山頂から「大鍋」降下途中の岩塊の岩頭
            (着12:20~発12:30)→大鍋火口底(着12:45)→本峰と北峰の鞍部(着13:10~発13:20)→
     本峰直下の展望岩(着13:40~発13:45)→本峰頂上(着13:55)→
     諏蛾守越(着14:50)→大曲登山口(着15:50)

昨年の紅葉は10月21日に扇が鼻に登っているが、
今年の紅葉は例年より一週間位遅れているとのネット情報である。
早く登りたいという焦る気持ちの日々であるが
PCの買い替えに伴い「設定やデ-タ移行」作業に苦戦し、
山行日程がままならない情況であった。

明日の天気予報は全国的な秋日和・・・
それでは、PC作業の息抜きとして山行を決断する。
前夜に、山友の石ちゃんを誘い三俣山に決行

三俣山は「徹爺さん」と2011年舞鶴尾根 (←クリック)を
登った以来であるので8年振りとなる。

 



 【眼下の瀬の本高原 と阿蘇の涅槃像】 
「やまなみハイウェイ展望台(九重町大字湯坪)」に車を停めて、広大な阿蘇を眺める。

【大曲登山口】
予報通り、風もなく青空が広がる穏やかな秋晴れ・・・
放射冷却で灌木の登路には霜柱も見受けた。

 【硫黄山鉱山道から三俣山を仰ぐ】
左端の稜線には、色づいている北峰西斜面の紅葉が覗える・・・

 【西峰の肩から久住山方面を望む】
左のピ-クから中岳・天狗ケ城・久住山・星生崎・星生山、
手前に北千里ガ浜と白煙の硫黄山が望まれる。

 【三俣山本峰直前の草台地から根子岳の雄姿を拝む】
盟主・久住山を左に、星生崎を右にその鞍部となる久住分れを前座にして
その奥に座すこのアングルはまさに拝むという感動の根子岳の山姿であった。

 【三俣本峰頂上から望む北峰の紅葉】
今日は見渡す限りの秋空で正面の由布岳鶴見岳が近くに見える。 

  【上記画像のズ-ミング① 】

 【上記画像のズ-ミング② 】


 【三俣本峰から「大鍋」降下途中の岩塊によじ登り岩頭からの展望】
岩肌に付く黄金色のコケも美しい・・・

 

 

【岩頭から北峰西斜面の断崖絶壁を彩る紅葉を望む 】
断崖の谷間を流れ下る錦繍の紅葉・・・圧巻

 【岩頭から大鍋・小鍋を望む 】

【上記画像のズ-ム撮影 】 

 【大鍋火口底跡から北峰東斜面の紅葉を望む 】
正午を過ぎた時間であったので光線が拡散し、色彩に乏しい・・・

【 本峰と北峰の縦走路鞍部から望む紅葉】
往路では気づかなかったロケ-ションであるが、
大鍋から鞍部に戻り、縦走路の西側(指山側)を散策すると
多数の大岩塊が飛び石となって斜面を埋めて連なつていた。
飛び石を乗り継ぎ、最先端まで進み「身近な距離で」
この圧巻の紅葉模様を眺めることが出来た。
本来ならお鉢廻りで縦走路をせっせと歩くのであるが
今日はお鉢廻りをしない事としていたので
余裕の時間がもたらした結果、
素晴らしいロケ-ションを発見❶し満足に浸った。
(・・この後、発見❷あり)

【上記画像のズ-ム撮影 】 

【本峰直下の縦走路脇から張り出した、岩崖の突端に立つ 】
鞍部での紅葉景観を満喫し、復路に戻り 本峰頂上広場を目指し急傾斜をよじ登る。
傾斜が緩やかになった頂上直下付近で一息入れて眺めると・・・
灌木の中にかすかな踏み跡があるのに気づく。
10m位辿ると展望全開の崖が張り出し、突端は露岩の断崖の展望台となつていて
「紅葉を見下ろす」最高のロケ-ション(発見❷)に立っことに至った。
断崖絶壁の展望岩、立つことに恐怖感が漂う・・・ 

【 上記岩崖の、突端からの展望 】
縦走路鞍部から北峰西斜面・断崖絶壁の谷間を
指山ル-ト側に急こう配で駆け下る紅葉の流線・・・
心に残る迫力のある紅葉情景であった。
※ 指山(←2011年の山行記)

【登路沿いに咲く可憐な竜胆 】

【三俣西峰付近の縦走路から大船山を望む 】 

【 下山後、大曲駐車場の車道から三俣山を振り返る】
左端のピークが三俣北峰、急峻な西斜面であることがよく窺える。

(スマホ撮影分・以下三枚)

(登山を終えて)
・今回は今まで気づかなかったビューポイント2か所(❶鞍部❷頂上直下)
を発見し、眺めに「興奮さめやらぬ」印象を覚えた・・・ 

・2016年の暮れに発症した筋肉痛、2年間の投薬治療で昨年完治したが
「長い距離のある山」は極力避けていた。
 今回はその体力テストも兼ねての三俣山であったが、何ら支障もなく歩くことが出来、
 後期高齢突入元年の良き思い出になる山行であったであろう。

 

(三俣山山行歴)

 7. 2011/08/03 三俣山 ( 舞鶴尾根~北峰~大鍋火口底~雨が池への周回)

 6. 2011/05/20 指山~北峰~雨ガ池 ①

 5. 2010/10/16 三俣山(すがもり越~三俣山~坊ガツル~北千里ケ浜~すがもり越)

 4. 2009/10/23 三俣山 (大曲~北峰~南峰~Ⅳ峰~大曲)

 3. 2009/06/07 三俣山

 2. 2008/10/26 三俣山

 1. 2008/06/07 三俣山 

(2019.11.28日 加筆)

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 四国周遊の旅 6月18日 | トップ | 根子岳・東峰~天狗のコル 1... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大分県」カテゴリの最新記事