根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

岩宇土山 2月20日(土)

2010年02月20日 22時45分41秒 | インポート

         岩宇土山(1347m)・福寿草群生 台地広場   

               快晴           ※ 文字サイズは(大)・表示は(125%)が最適

(アクセス)往:宮地(6:40)→大通峠→地頭(9:30)→砂防堰堤登山口(10:20)
     復:砂防堰堤登山口(14:20)→二本杉峠手前の赤石地区積雪のた
       めUターン→地頭→大通峠→松橋→大津→宮地(19:10)

              * 走行距離→往路130km+復路161km=291km 
              * 岩宇土山への地図(←クリック)

(行程) オコバ谷車道出合・堰堤左岸側・麓の崖斜面(10:35)→
     台地広場(着11:35~発13:05)→
     オコバ谷車道出合・堰堤左岸側・麓の崖斜面(14:10) 

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〇私の花を愛でる山行シリ-ズは雪融け時季の福寿草 から始まる。
  メ-リングリストで佐世保のドミパパ(波佐見山の会)から未だ見ていない
 福寿草 の山を見たいという事であった。
 福寿草 のメジャ-な山は仰帽子山(←クリック)であるが・・・。
 人波を避けて2年連続で登っている岩宇土山を案内することとし、
 久連子神社で落ち合う事とした。

〇登る前夜、昨年ご一緒した波野の藤井さんから電話があり、福寿草 の話
 となり、まさに以心伝心で今年もご一緒することとなった。

〇凍結が危ぶまれる「二本杉峠」を避けて「大通峠」経由で五木村に入る。
 川辺川(国道445号線)をさかのぼり久連子川(県道247号久連子落合線)
 に入る所で、佐世保ナンバ-の車が私達の前を走っていた。
 予定時間通りに10:30に久連子神社と隣接する「久連子古代の里」で合流
 し挨拶を交わす。

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▼久連子荘手前から左の砂防ダム作業道に進入し、路肩に駐車して通常
  の登山口で無い左岸崖斜面に取り付いてスタ-トした。

▼ル-トは道なき道であるので、昨日までは一人で案内するには少々不安心
  を 持っていたが藤井さんが加わり「鬼に金棒」の安堵感で出発する事が出
 来た。
▼急勾配の尾根腹に生える樹木に掴まり、雪の滑りに注意しながらジグザク
 で登る。

10:35 取り付きは左の崖斜面〕         11:11 尾根斜面を登る〕                       

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▼尾根に這い上がるまでが難儀な道なき道であったが、後は雪に埋まる福寿
 草 を愛でながら目標とするピ-クを目指して歩く。
 藤井さんが先頭を歩かれ昨年のル-ト(←クリック)通りに踏破して台地広場に
 着く。

11:14 前方のピ-クを標的にして登る〕 〔11:31 ピ-クを間近に見て左90度に歩く〕

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▼台地広場は沢山の人で賑わっている。
  団体一行様ともすれ違う、「福寿草 、踏まないように・・・」と声を上げている
  女性がいた。その女性に語りかけ阿蘇に咲く福寿草 や肥後スミレの話をし
 て談笑した。
 台地広場の福寿草 はやや盛りを過ぎていたようである。

〔石灰岩地帯に咲く福寿草 :台地広場〕              〔集合写真〕

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▼復路での落葉林の中の福寿草 を楽しみにしていたが、まだ雪が融けきら
 ず福寿草 は雪の下で昨年のような光景を目にすることは出来なかった。
  しかし、雪と枯れ葉の中から萌え出す福寿草とは初めて出合う。
 白銀と黄金の福寿草そして枯れ葉 ・・・・大地と春の息吹きに触れるような
 心地で感動ものであった。

    〔13:35 復路にて:落葉林の尾根筋にも群落地が続く〕

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▼下山してからの私の定番撮影ポイントは作業道沿いの落葉林に咲く福寿草
  である。ここの福寿草 は何故か何時も、旬の花を見せてくれる。(笑)
 背丈も長く、羽状の薄緑の葉っぱと黄金色の大きな花が実に見事であり、
 膨よかに積もる枯れ葉に露出している石灰岩 そして冬枯れで明るく日が射
 す落葉林のコラボレ-ション・・・・・私が好む景観である。

   〔14:15 オコバ谷車道出合・作業道沿いの福寿草 :路肩駐車場付近〕

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〇ドミパパ・ドミママとは駐車場にて別れ、帰りは「二本杉峠」経由で車を走ら
 せたが峠直下で積雪のためUタ-ンする破目となった。
 途中で対向してくるドミパパと出会い、その旨を伝え進路変更されて再度の
 別れとなった。(後日のメ-ルでドミパパは人吉IC経由で帰り、走行距離
 583kmであったことを知る・・・大変お疲れさまでした。)

    (2010.3.8日加筆) 

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