7.12豪雨災害後の ヤカタガウドル-トを歩く
晴れ時々曇り
(行程) 路肩駐車(発9:40)→ヤカタガウド第1駐車場出合(9:45)→見晴新道入口の堰堤
(着10:20)→ヤカタガウド第3駐車場・登山者記帳箱(着10:35)→天狗の水場(着11:20)
→眼鏡岩付近(11:55)→竿河原から右岸の樹林帯に取付く 地点付近: 崩落のため
行き止まり(着12:05~発12:15)→路肩駐車地(着14:10)
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7月12日(木)未明に発生した九州北部災害から2ケ月が過ぎ、根子岳崩壊地の地盤もある程度は落ち着いたであろうと思い、手始めにヤカタガウドル-トを踏査することとした。
ヤカタガウド入口までへの車道ル-トは2本在るが
「曲り松跡」を経て日の尾峠へ通じる車道は土砂崩れで通行不可(赤の×印)となっていたので今回は、R265号線箱石峠道の麓に在る「春の牧牧場」側から入った。(赤の点線)事前に下調べしていたので普通車は不適と思ひ山友の石島さんの軽トラを走らせ、ヤカタガウド入口の第一駐車場近くまで乗り入れ、路肩に駐車して歩いて5分で土石流で埋まる第一駐車場に出た。
←本件地図は「阿蘇登山ル-トマップ(熊本県庁)」を
キャプチャ-したもの。
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[この先、100m位に倒木ありのため此処に駐車] [土石流で埋まる第一駐車場跡]
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[ヤカタガウド入口:日の尾峠分岐] [ヤカタガウド入口から下流側を眺める・地蔵さまは安泰]
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[黒川本流上流となる川床を歩く] [土石流で埋まる砂防ダム]
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[砂防ダム左岸を遡上する登山道も陥没している] [堰堤に記された見晴新道の入口]
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[この堰堤の下を通って正面の杉林に入る見晴新道取付き] [この付近は第二駐車場が在った場所と思われる]
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[登山者記帳箱手前の第三駐車場] [最上部の堰堤を乗り越えた所の河原広場]
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[ウグイス谷のゴルジュも巨岩や土石流堆積物で渓床が嵩上げとなっている]
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[天狗の水場] [天狗の水場から5分: 石割地獄・・?のような崩壊が続く]
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[眼鏡岩付近から「竿河原」の登路を振り返る] [眼鏡岩: 以前の登路と比べると近くに迫る位置関係になっている]
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眼鏡岩を過ぎ、竿河原から右岸の灌木の尾根に取り付く所
( 崩壊で此処からル-ト寸断)
[竿河原の正面方向(天狗岩の北斜面)の崩落] [右岸の灌木帯に取付く地点]
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[復路で、眼鏡岩をズ-ム撮影] [土石流堆積物で嵩上げとなっている渓床]
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[第二駐車場付近にて:無事に下山し安堵感を味合う] [土石流で埋まる河川敷から天狗岩を振り返る]
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YouTube: 根子岳 ヤカタガウド・竿河原にて (2012/9/20日撮影)
(ナレ-ションは同行の石島さん)
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2012/08/27の新聞記事より
(2012/12/25追録)
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その後の膝の回復は如何ですか・・。
私も週に2~3回は古神整骨院に通っています。現在はチユ-ブを利用した脚の筋トレ-を朝夕、欠かさず励んでいます。
徹爺さんの膝も回復良好の状態と古神整骨院からお聞きしましたので・・・。そろそろ「南阿蘇外輪山トレッキングの誘い」があるのかと心待ちしている今日この頃です。
ところで、根子岳・ヤカタガウドの崩壊状況ですが想像に絶する土石流災害模様を見てきました。
上流から流れ墜ちてきた思われる巨大な岩塊や壊れた堰堤の巨大なコンクリト片など山腹を襲う土石流の恐ろしさに震撼しました。
それから、砂防ダムは土石流堆積物で埋め尽くされ川床が嵩上げされた状態でしたので堰堤をも難なく乗り越えて行く始末でした。従って、天狗の水場までは災害前より比較的に楽に登ることができました。竿河原の直線コ-スは危険極まる崩壊ゾ-ンで少々冒険気味でした。
´すざましい自然の猛威´としかわたしには表現できません。残されている根子の11ルートも似たり寄ったりの状況でしょうね。1日も早く災害後のルート探索をやりたいものです。
右膝の回復をあせっている 徹爺