根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

国見岳~烏帽子岳縦走 10月20日(木)

2016年10月20日 23時23分20秒 | 熊本県

国見岳(1739m)~小国見岳(1708m)~五勇山(1662m)~烏帽子岳(1692m)

(晴れ、午後から曇り)

(アクセス) 阿蘇(発3:00)→熊本市内経由→二本杉峠→国道445から県道159に入る
      交差点(6:00)→「樅木吊橋」入口を左に見て→樅木林道→
      五勇谷橋ゲ-ト(着6:40) :走行距離116km

    *美里町445線入口~二本杉峠~五勇谷橋ゲ-トまでの走行ル-ト(←Googleマップ)

(行程) 五勇谷橋ゲ-ト駐車場(発7:05)→国見岳新登山口(着7:13)→尾根出合(着8:36)
    →国見岳頂上(着10:30~発10:55)→小国見岳頂上(着11:40)→五勇山頂上
     (着12:50~昼食~13:30)→展望台(着14:10)→烏帽子岳頂上(着15:00)→
      樅木林道・烏帽子岳登山口(着17:00)

阿蘇山爆発的噴火(8日午前1時46分ごろ)の翌日、山友の川上さんから
安否状況の確認電話が入った
家屋への被害は無かったものの噴石混じりの降灰の凄さは
初めて経験するものであった。
降灰は宮地側に降り、エリアは限定的であったが特に我が家付近が
最大の降灰量であったであろう (と後日知ることとなった。)

防災無線の放送前から爆音に気づいいていた女房(遅寝習慣の女房)に起こされ
仙酔峡方角を見ると楢尾岳上空に火山雷なるものを目にすることとなった。
稲光は普通、縦に一本走るのであるが、
火山雷は網の目状に無数の稲光が離されていた。
自身初めて目にした現象である・・・。

前置きが長くなったが
そんな会話の後に、予てから川上さんにお願いしていた国見岳登山の
誘いがあり今回の山行となった。

国見岳頂上からの眺望

 [「五勇谷橋ゲ-ト」前に駐車] 

 [国見岳登山口]
ガイドブックには「新登山口」と説明されているが、なぜか道標には
「キケン! 新道をご利用下さい! 」 の注意書きあり。
40分位歩いた上流側にもう一本の登山口(旧)があるとのこと。

[尾根出合]
「←樅木登山口ゲ-ト側(急傾斜)/樅木登山口(上流側)→」と標記あり

[登路から望む対岸の風景 :稜線左端側が小国見岳の方角かと思われる]

[精霊が宿るような巨木の倒木 :朽ち逝く姿の美しさに癒しを覚えた・・・]

[登路から五勇山~烏帽子岳の縦走路を眺める(右奥の稜線)]
尾根出合から約1時間、続いた傾斜を登り上げ、眺める烏帽子岳は遥かに遠い道のり・・・。


[開放感広がるブナ林の尾根]
平坦な道で足の疲れが回復、鞍部の地形をなしているようである。

[ザツクを背負っても楽に入れる空洞 :樹名は?]

[頂上まであと10分、緩やかな登り]
白骨木と石灰岩の組み合わせが庭園の中を歩くような雰囲気であった。

[頂上直下は石楠花畑となっている]
低木の石楠花が一面に広がる・・・これだけ密生する場所は初めて見る光景である。

[熊本県最高峰・国見岳頂上の社]

[九州脊梁山地の盟主・国見岳(熊本県八代市泉町樅木)  
山頂にて記念写真]

[北方角: 手前左に天主山?、中景に根子岳そして遠景に九重連山]

[根子岳をズ-ムで、南阿蘇外輪山も見えている]

[東方角: 中央の稜線が霧立越で最奥に祖母]

[西方角: 雲仙普賢岳、溶岩ド-ムも見えている]

[長崎から来られた後着の青年(二人組)にシャッタ-をお願いして記念撮影]

[縦走路から国見岳頂上を振り返る] 

[小国見岳頂上]

[小国見岳頂上にて、登山口から国見岳への登路(中央正面)を振り返る]

[縦走路左側(谷側)急斜面の景観]

[五勇山を目指して、平坦な縦走路を快適に南進する]

[三叉路(萱野登山口/烏帽子岳/国見岳)の分岐点]

[五勇山(宮崎県東臼杵郡椎葉村)山頂]

[烏帽子岳への縦走路]

[展望岩]

[展望岩付近の紅葉]

[登路沿いの展望台から眼下の集落を望む・微かに見える
市房山?(中央最奥のピ-ク)]

[登路沿いの展望台]

 

[峰越峠分岐]

[分岐から寄り道して岩稜に植生する石楠花の大株を見学]

[石楠花の大株を見て、往路に戻る]

[烏帽子岳(八代市泉町樅木)頂上]

[烏帽子から20分、下山路の紅葉]

[存在感が際立つ二本の巨木ブナ]

[開放感を満喫しながら急ぎ足の下り]

[杉林伐採地に群落する曙草]
枯れ株(花の盛りを過ぎて)が密集している中に一株の「残り花」

[植林帯の急斜面を下る]

[樅木林道・烏帽子岳登山口に周回する]

[烏帽子岳登山口に寄り添う渓流]

[五勇谷橋ゲ-ト前に建つ林野庁の看板]

(終わりに)
年間登山計画の4本の中で概ね3本を今回で達成することとなり、
残す「傾山の杉ケ越コ-ス」は持越しすることとした。

大崩山国見岳の二山をご指導いただいた川上さんに感謝・・・。
* 川上さんのHP  (←クリック)

(2016.12.30日 加筆)

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