小岱山(501m) (阿蘇にのぼる会188回 例会)
(晴れ) (*文字サイズは「大」が適切です)
(行程) 丸山キャンプ場登山口(10:10)→観音岳(着11:00ー11:40)
→筒ヶ岳(着12:05ー12:40 )→中央登山口(13:30)
→(車道を歩く) ~ 丸山キャンプ場登山口(14:10)
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○ 阿蘇にのぼる会に入会して3回目(①弥山②扇山)の山行である。
小岱山は我が古里、南関町にも一部またがる山であるが、いま
だ未登の山である。
○ 近年は「小代焼ふもと窯」( ←クリック)には、3度ほど器の買出しに出
掛けたが、いつも其処までの道のりで帰っていたので何時かは登
ろうと思っていた山でもある。
また、盆栽仲間では 知る人ぞ知る 「小岱松」(←クリック) で有名
な松が自生する山でもある。
○ 大阿蘇病院に8時集合、顔なじみの藪亀さん、藤井さん、市原さん
等々の顔が見える。健脚で名のある二人の先輩(藪亀・藤井)と、
ご一緒するのは今回が初めてであって、その事自体が楽しみの
一つでもあった。
○ 会員が運転するマイクロバスにて大津~合志~植木~玉名と走る。
玉名市内へ入る手前から右の方向に新しいバイパスが堂々と完成
していた。 菊池川を渡ると右手の広い田園風景の中に新幹線の
高架橋が線となって連なっている。また、トンネルらしきものが見え、
小岱山の裾野方向へ延びていた。
○ もしかすると新玉名駅の場所はこの位置かなと思いながら
(後で調べたら、まさしくその通りであった:平成22年完成予定で 駅舎の
デザインコンセプトは「森の中の駅」 市役所HPまちづくり←クリック)
車窓越しに眺めて、蛇ヶ谷公園入口を右手に見過ごして丸山
キャンプ場に到着。 待機しておられた工藤リーダーの誘導でバスが
駐車した。(9:50)
○ ①ミーティング(工藤リーダーから山の概要説明が主であるが、ご自身の
実践基づくお話であるので 実に味深いものを毎回覚
えるものであり、楽しみの一つでもある)
②準備体操(皆からの声援で指名された方(女性)の指導であった
がこれまた、素晴らしい手順での体操であった)
を終えて出発となる(10:10)
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▼ 登山道は「小岱山森林公園の登山遊歩道」として、よく 整備され
観音岳からは「九州自然歩道(蛇ヶ谷公園~観音岳~筒ヶ岳
~南関町四ツ原)を歩くこととなる。
▼ 登山道入口では既に下山されて来られる人達と出会う。(10:17)
犬を連れた老若の家族もいた。この山の人気度が伺えるようでる。
(登山口
案内板) (ミーティテング) (コナラ) (アラカシ) (観音岳へ)
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▼ 山一帯が照葉樹林で覆われ、終始天然林の中を歩く。
木々には名前札が付けてあり興味深いものを味合った。
▼ 観音岳直下では熊本通信部時代の職場の同僚・鹿子木さんと遭
遇、凛としておられた昔の懐かしい顔には、お変わりはなかった。
(自然林の
(カコノキ) (リョウブ) (ヒサカキ) 登山道) (タブノキ)
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▼ 観音岳広場には大勢の人がくつろがれていた。(11:00)
有明海が観える場所で自然木の丸太に腰をおろして、隣に座る
歳の頃55~6の男性に景色を語りかけると「見晴らしのよい日で
あれば諫早湾の潮止め仕切り板も視えますよ」?と言われたのに
は驚きの境地である。
しかし、今日は黄砂の影響で遠望は不可。雲仙岳がやっと見える
程度であった。
▼ 話はまだまだ続き「最近の若い人は余り山登りが少ないですね」
と語り掛けて来られた。私も関心を抱いている事でもあり会話か゛
弾んだ。
(私の持論) 私の子供の頃は里山で学校行事での「兎追い」や
近所の遊び仲間と「焚き物拾い」・「メジロ捕り」・「山桃千切り」・
「アケビ採り」・「山でのチャンバラ遊び」等々、子供の頃から山への
畏敬の魂が養われていたようである。
現代では時代の変化と供に里山で遊ぶという子供心は育まれ
ていないようである。自然への回帰志向が少ないように思える。
▼ 40分位休憩して、九州自然歩道となっている本格的な尾根となっ
ている観音岳~七峰台~筒ヶ岳へと、峰から峰へアップダウンを繰り
返しながら快適な稜線を縦走する。
(観音岳山頂広場ニテ) (サザンカの道) (観音岳ヨリ玉名・菊池川方面) (観音岳山頂近くの道標)
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▼ 中でも七峰台は花崗岩の岩塊が展望台となつていて阿蘇・雲仙
岳・英彦山・多良岳・権現山・釈迦岳・金峰山の七つの秀峰が眺
望出来るとの事であったが今日は霞んで見えない。
▼ 筒ヶ岳山頂手前の登山道には史跡を語っている「筒ヶ岳の巨石」
なるものがあった。筒ヶ岳山頂は「筒ヶ岳城」本丸跡地で平坦な
広場となっている。(12:05)
▼ 祠の前には「一等三角点」が埋設されている。工藤リーダーから詳し
い説明があり皆が関心を持って拝聴していた。御影石の側面に
「一等三角点」と刻んである文字が南を向くように設置されているこ
とや、高さの基準は「水準点」なるものがあること等、初めて知った
次第である。(後で更に調べた事←クリック)
▼ 阿蘇の坂梨に「水準点」が設置されていることも話されたので早速
見聞に行ってみたいと思った。
▼ 昼食後(12:40)は中央登山口に向けて下山する。登山道は背の高
い常緑広葉樹の自然林が暗く茂る登山道で眺望はなく道幅は狭
く傾斜もある下りである。登りであれば可なりハードなコースとなるで
あろう。
(筒ヶ岳直下 (一等三角点)
の登山道) の説明) ( 筒ヶ岳頂上) (下山道) (中央登山口)
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▼ 出口は小代焼ふもと窯近くの車道に出て(13:30)、荒尾・長洲方面
の風景を眺めつつ出発点のキャンプ場まで歩いた。
(中央登山口) (車道を歩イテ (新幹線
の案内板) 駐車場へ) 概略マップ)
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○ 今日は黄砂現象で展望が良くなかったので、期待していた
三池山や普賢岳の眺望は次回の楽しみに残すこととして、
今日のコースは楽勝であったので次回は、南関町四ツ原コース
を挑戦しようと決意する。
○ 帰りのバスから「米塚」を眺めると今日の野焼きで黒肌の米塚
に様変わりしていた。
○ 宮地着16:30分の早めの帰着、風呂を浴び 山仲間の先輩の
お孫さんの 祝い酒が待っている。
楽しいかな 楽しいかな 桃の節句
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