三俣山(1747m)
(本峰からお鉢巡りコ-スの紅葉散策)
令和3年10月28日(穏やかな秋日和)
ネット情報で知る限りでは今年の紅葉は遅く、
色付きが良くないとのコメントが総じて多い。
それでも「桜のお花見」と一緒で「錦秋の紅葉」を観ないと心が収まらない。
週間天気予報では今日は風も無く麗らかな秋日和・・・
いつもなら相棒の石ちゃんを誘うのであるが右足太腿に
軽い痛みを感じる(畑と庭の整地作業でスコップを使い過ぎた為)ので
同行に迷惑がかかると思い単独で出掛ける。
目当ての山は扇が鼻か、三俣山かと迷ったが見頃は三俣と決め、
大曲登山口を目指してやまなみハイウェイを走る。
(行程) 大曲登山口(発7:10)→諏蛾守越(着8:20)→西峰分岐(着9:00)→
三俣山・本峰頂上(着9:40)→山頂直下の展望大岩塊 (着9:50~発10:00)
→北峰頂上(着10:40)→小鍋の縁で昼食(着12:10~発12:40)
→本峰頂上(着13:10)→諏蛾守越(着14:10)→大曲登山口(着15:10)
↑【諏蛾守(スガモリ)小屋「愛の鐘」の横に刻まれた歌碑】
「大いなる 九重の山に 若人の ゆめまもりてと いのる鐘なる」
愛の鐘を寄贈した(昭和37年5月)久留米市の歌人
・倉田厚女史(月星ゴム倉田副社長夫人)の歌
↑【二人連れの山ガールは西峰へ向かう】
大曲から入山して最初に出合った登山者は、
鉱山道出合直下で朝食を開いておられた二人連れの山ガ-ル・・・
山の挨拶を交わしその場を離れたがその後、
「追いつかれ追越し」を何度か繰り返して西峰に向かれた二人。
私は西峰をパスして本峰に向かう。
四峰分岐でまたまた出会い、山談義となる。
三俣は初めてとの二人(佐賀と福岡)、今日は三俣五峰を踏破するとの事、
雲に隠れて微かにしか見えていない山姿を指して
「あれ根子岳でしょう・・・」との問いかけ、
そこから話は深まり私のブログを紹介し
二人の写真をアップすることの了承を確認する。
この後も、明朗爽快な二人の姿は私のスナップ写真に納まり
ブログにアップすることとなる。
↑【三俣山本峰頂上】
↑【本峰頂上から北峰の紅葉状況を窺う】
↑【本峰直下・断崖絶壁の大岩塊からの展望①】
前回(2019.10.28)紅葉散策した時、
初めて見つけた私のお気に入りの展望岩・・・
本峰頂上から大鍋に急降下する登路の左側の
木立の藪筋に踏み入ると
直ぐに、巨大な岩塊が断崖絶壁の崖に張り出ている。
↑【断崖絶壁に張り出した大岩塊にて】
シャッターボタンを押した人は、登路で出合った老人で
水俣を3時に出発されたとの事、
「眺めの良い場所が在りますよ」と言って私が道案内する。
↑【大岩塊からの展望②】
北峰頂上斜面
↑【大岩塊からの展望③】
本峰と北峰の鞍部、鞍部から右に下れば大鍋の火口底へ
↑【指山ル-ト側に流れる下る紅葉の滝】
鞍部から左に分け入り、不規則に座る露岩を
踏み渡り、岩頭からの眺め。
↑【節理状の岸壁に映える紅葉】
↑【鞍部の登路から北峰頂上を仰ぐ】
↑【先ほど眺めた、断崖絶壁の大岩塊(右)を確認する】
登路から振り返ると「そそり立つ大岩」が二つ存在する。
左の岩は、登路から見えるが右の岩は、木立を踏み分けて
歩かないとその存在が判らない。
↑【パッチワ-クのような紅葉模様】
北峰に上がる登路から鞍部を振り返ると、
大鍋の火口底斜面を特異な模様で彩る紅葉。
↑【北峰山頂部からお鉢巡りの縁を展望する】
遠景には霞んで観える左から平治岳・黒岳・北大船山・大船山の連峰
↑【北峰山頂部の展望岩からの景観①】
↑【北峰山頂部の展望岩からの景観②】
二人連れの山ガ-ルとは山頂で分れ、
私より先行して南峰に向かわれる。
↑【登路上の大岩に立つ佐賀の山ガール】
↑【山ガ-ルに奨められ岩頭に立つ】
シャッタ-を切る人は福岡の山ガール
↑【ここでお別れ、手を振る二人連れの山ガール】
↑【小鍋の紅葉】
↑【眼下は坊ガツル】
小鍋を過ぎて、大鍋の外輪尾根上の展望台で昼食。
このロケーションは大船山や三俣南峰そして大鍋小鍋の外輪も望める
絶好な休憩場となっている。
↑【大鍋から本峰に向かう途中の登路で出合った景観】
この岩場は多分、
本峰から大鍋に下る登路沿い(右側)の展望岩と思われる。
私が眺めた断崖絶壁の大岩塊は
画面左上の角にチョコット視えているようである。
↑【復路で再度、本峰頂上から北峰を眺めて下山】
↑【登路沿いのリンドウ】
(2021.11.10日 加筆)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます