[ このペ-ジは、gooブログへの引越のために再編集したものです。 ]
▼再び、岩峰の基部に沿って鞍部に下がり「沢登り注意」の標識板を
見て、潅木の登り返しを歩き、ガリ-の涸れ沢を横切る。
沢沿いの灌木に固定されたロ-プに掴まり、ガレ場の急斜面を登りつめ、小岩稜の
「切り通し」を越えて、岩崖に懸けられた固定トラロ-プを掴みながら6~7m?の岩溝を降りた。(12:00)
(この切り裂けた小岩稜が天然の要塞の門となっているかのようであるので自称、「第二の城門」と命名した)
(崩壊場所を (見晴台を
過ぎて岩場の崖) 振り返る) (屏風岩) (第二の城門) (城門を下る)
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▼この岩崖を降りると、谷底のようになっている樹林帯の鞍部となる。登り返しは
灌木の尾根道に変わり、踏み跡のハッキリした瘠せ尾根をやや螺旋状に登る。
登りつめると天狗のコルから東峰への縦走路出合に至った。(12:15)
▼縦走路を右に進むと、固定のロ-プがあり天狗のコル方面。私達は岩
峰(障子岳?)の基部を左に進み次の小ピ-クで昼食とした。
(12:20~13:20)
人影は東峰に2~3名を確認したが他には居なかったようである。
今夜は「阿蘇にのぼる会」の忘年会が控えているので今日はココ止
まりとして下山にかかった。
(城門を降 (谷からの (昼食した小ピ-ク
りて谷へ) 登り返し) (縦走路分岐) から天狗を望む)
・・・・・・・・・(復路)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼復路は往路に戻り「進入禁止」の標識板のある分岐から下りた
(13:25)。「山は下りが要注意」の鉄則を踏まえて、初めて体験する
ロ-プを(楽人のアドバイスで今回購入して持参した)練習のため出来
るだけ使用を試みた。延べ3回使用
①第二城門(13:35)②崩壊場所(13:55)③第一の城門(14:47)
(縦走路分岐 (進入禁止を降り (第二城門 (沢登注意の (登山道から
の進入禁止) て、いった鞍部) の登り) 標識板) 連なる岩峰を望む)
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▼往路では気づかなかったが、右側の深い谷(鏡ガウド?)にそそり
立つ巨大な岩峰の連なり(14:25)、多分、紅葉時季には素晴らしい
景観であろうと想像した。
▼また、第一の城門を過ぎて10分位歩いた尾根から右側を望むと、
谷向こうに並走する尾根(釣井尾根?)の終端上に覆いかぶさるよう
に座っている岩塊が「猿の顔」によく似ていて東峰方面を見つめてい
る様なユニ-クな奇岩を見つけた。(14:55)
(落ち葉の (鏡ガウド側 (猿に似た (鎖を掴まえて (登山口近くの
登山道) の岩峰) 岩峰) 支尾根に下る) 登山道)
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▼登山口に15:34分に無事に下山した。
登る時には駐車場から見えていなかった登山口の標識板は立派な
物が設置されており「ザイルを持たないと登山することが出来ませ
ん」と注意書きがしてあった。
(登山道から (登山口の (駐車場直下の
駐車場を望む) 標識板) (登山口) 砂防提入口)
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▼初踏破の「見晴新道」は、噂どおりの変化に富んだル-トであった。
登山道路沿いにはイワカガミが延々と群生しており、登路は谷あり
岩場あり、瘠せ尾根あり、断崖絶壁あり、鎖あり、ロ-プあり、崩壊し
た岩峰の腹部を渉ったり、
尾根は落葉した潅木の中を枯葉を踏みしめ、尾根腹を右に回り、左
に回り、谷に下り上ったり、進入禁止の看板を無視して歩いたり、
変幻自在に山岳を楽しむ、魅力一杯のコ-スであると感じた。
・・・・ただし、入口の看板には
「登山は、自分自身の責任です。危険を感じたときは、
勇気を持って引き返してください。」 と記してあった。
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(阿蘇にのぼる会 忘年会)
〇阿蘇にのぼる会に入会して2年目になる。私にとっては、数ある忘年会の中で
も、今日のこの日が最高に美味しい酒となる。
この会の発足は昭和62年で、積み重なる例会登山は196回に及んでいる。
歴史ある、この会を刻まれた先輩達とワイワイと山談義が出来る楽しみの場で
ある。
〇更に、酒を美味しくするため、今日は根子岳に登り、登山後の爽快感を一年の
忘年の酒として締めくくった。
〇今年は、忘年の課題として二つあった。
一つは、山野事務局長に例会の「登山案内文」が登高意欲を沸き立たせる
素晴らしい内容である事に対しての感謝の気持を伝えること。
二つ目は・・ロ-プの使い方を工藤先生に習う事であった。
〇最後に、内田会長より健康についてお話があった。
・脳卒中を防ぐために・・・・・水を飲む(→ドロドロの血を薄める)
・ボケないために・・・・・・・・・腹式呼吸をする(→酸素をとる)
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(根子岳 天狗岩の頂上にて:昭和40年頃の懐古写真)
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