赤川浦岳 (あかごうらだけ・1232m)
平成31年4月27日 曇りのち晴れ
(アクセス)阿蘇(発7:30)→波野~津留~五ヶ所~林道親父山・五か所線~黒原越駐車場(8:40)
(行程) 黒原越登山口(発9:00)→頂上(着10:30)→岩の展望台(着11:10~昼食~発11:40)
黒原越登山口下山(着13:05) *登路時間は花観賞タイムを含む
わりと簡単に登れる赤川浦岳、曙つつじが気になる日々であった。
4月25日に登られ山友の川上さんから「花はまだ見られる・・・」
との画像情報がLINEで入り、「石ちゃん」を誘って本日決行。
好天日ではあるが、ただ風が朝から強い・・・。
赤川浦岳は今回で2回目の山行となるが、初回(2017、5、2日)の時は
登山口探しに右往左往した苦い思い出があった。
それは、
林道(親父山・五か所線) 開通前の旧ル-トの道標 (九州自然歩道「黒原越」)
に従い車を乗り入れたためであった・・・
今回の山行には二つの目的があった。
①前回は霞んで観えなかった駐車場から見る、根子岳の雄姿
②朝陽に映える曙つつじの写真撮り
登山口駐車場は次々と車が入って来る賑わいで、
広い駐車場の1/3位を既に埋めている、
後着で隣に止められた山ガ-ルは防府市からの三人組み・・・
「九州・山口の山歩き雑誌(のぼろ)に紹介されていたので
初めて来た山です・・・」との事であった。
林道が開通して登山口(標高1100m)まで車が横付け出来て、
標高差130mの楽な歩きで曙つつじが観賞できる
山の存在が魅力なのかなぁ~。
↑ [黒原越登山口駐車場広場から阿蘇山塊を望む]
期待の根子岳遠望は覆いかぶさる雲が邪魔している・・
帰りの楽しみに残して登山口に取り付く、
↑ [黒原越登山口]
「林道親父山・五か所線」沿いの駐車場から取付く、赤川浦岳への登山道
↑ [高木のアケボリツツジ]
登路の右側(北斜面)に咲く花で、まだ陽が射していない時間帯であるのが残念・・・
眼下は、車で走った「五か所」方面
↑ [展望のよい岩場から黒岳(左のピ-ク)を背景に・・・]
↑ [赤川浦岳頂上]
↑ [「岩の展望台」直下に彩る、曙つつじと石楠花 ]
「白の曙」と「ピンクの曙」そして「淡い紅紫の石楠花」の花木が競演・・・
この場所は、赤川浦岳で一番人気のロケ-ションとなつている。
↑ [「白の曙つつじ」をズーム撮影 ]
↑ [「岩の展望台」西側基部に咲く、鮮やかな色の花]
左奥に見える山は、根子岳
↑ [「岩の展望台」岩上から望む黒岳]
手前に見えるピンクの曙つつじの根元が、復路で辿る
尾根上の小ピ-クの登路となっている。。
↑ [「岩の展望台」岩上から玄武山を望む]
正面中央の山が玄武山と思われる ?
↑ [「岩の展望台」岩上から眺めた、人気の白の曙]
↑ [登路から祖母山・黒岳・親父山を望む]
(「岩の展望台」を離れ、復路の小ピ-クから眺めた景観で、
左から祖母山・黒岳・親父山の山姿)
↑ [登路沿い曙]
花の向きは黒岳側(北東)に向いて咲いているので「うしろ姿の曙」・・・
風に吹かれての撮影でシャツタ-チャンスに苦労。
↑ [登路上に咲く、白の曙つつじ]
↑ [上の画像のズーム撮影]
白の花弁であるが雄しべ・雌しべの中心部は赤く染まっている模様である。
↑ [登路沿いの北斜面に咲く、高木の曙つつじ]
奥の山は、越敷岳と思われる。
ここも、風にあおわれて花びらが揺れ上手く撮れない・・・
↑ [根子岳をバツクに]
下山口まて後10分、本日見納めの曙
↑ [駐車場から眺める根子岳]
↑ [緑の高原風景と阿蘇山塊]
緑の海原にそそり立つ、根子岳の山姿が素晴らしい・・・
南外輪山の稜線が緑の水平線かのように映える。
↑ [林道親父山・五か所線の車道から筒ケ岳を望む]
以下は「スマホ」にて撮影分
登山を終えて
1)、今回の二つの目的のうち「根子岳の雄姿」は十分に堪能したが、
もう一つの「朝陽に映えるアケボノツツジ」は
私の選定(時間の)違いであったようである。
一本道の登路は北東(登山口)から南西方面に延びる尾根道沿いの
北西斜面側に多く咲いているので
午前中は影になり午後の日差しが映えるようである・・・
それ故に私たちが登山口に下山する頃に、
登山口を出発される人も見受けられた。
次回の登山口出発は11時頃が写真撮り映えするかもと思う次第であった。
2)、とにかくこの山は、曙つつじの時季に賑わう山のようである。
下山の途中で出合った老齢の登山グル-プ(朝倉市)27名の
方々との「山での挨拶」も賑やかなひと時を過ごして別れた。
(2019.5.26 加筆)
「あかかわうら」と読むのかな、どこにあるのかな、と思って調べました。「あかごうら」と読むんですね、小生、山は全く疎いので、阿蘇から近くにこんな名前の山があるなんて知りませんでした。ここからすぐ北に津留という町がありますが、その昔、小生の先祖が、水がない草壁地区に疎水を通そうとして失敗して責任をとって切腹した取水口の川が流れていますが、源流はこの辺りだったのかもしれませんね、ブログ拝見して感慨深い想いをしています。
お話の津留の町には「大谷川」が流れ、祖母山系の西側に位置する赤浦川岳山域が源流と思われます。
大谷川は「うそぐいの滝」という幻の滝があると聞いていました(柏村を古里とされる、私の山の師匠・鉄爺さんから・・・)ので関心を持って車窓から眺めていました。
今回、風さんのご先祖さまに由縁のある集落であることを知り、更に知る為にネット検索している中で 坂梨校100年誌> 炉辺 十話>「園田五郎次 事蹟」をヒットしました。
ご先祖さま由縁の地でもあられる「登母祖高原」に一度は訪れたいと思っています。