根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

嘉津宇岳  11月25日(日)

2007年11月26日 22時57分07秒 | 日記・エッセイ・コラム

     嘉津宇岳(452m) 登山 (単独)  と 同窓会 

           ( 晴 山頂気温:24.6度)
                                (*文字サイズは「」が適切です) 

(行程) 林道終点・登山口(11:10)→嘉津宇岳山頂(着11:40
          -発12:00)→登山口(12:30)

四国学園(専門部47年卒)同窓会は 昭50年熊本・昭52年
 広島と開催されその後中断、近年、3年連続で開催(熊本
 →松山→鳥取)され、今年は沖縄となった。

○沖縄の嘉陽田さんに「登山をしたい」との電話したら、学生
  時代に登ったことがあられる、嘉津宇岳を紹介された。

嘉津宇岳は沖縄本土では4番目(①与那覇岳503m②牛首
  岳457m③八重岳454m)の高い山で、本部半島では主峰
  八重岳に次ぐ2番目の高い山である。
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○登山口までのアプロ-チは当初、那覇→(高速バス)→名護→
  (タクシ-)勝山公民館→(徒歩)林道終点・登山口 と計画
  していたが「美ら海水族館」観光組みと方角が一緒というこ
  とで嘉陽田さんの車で登山口まで送ってもらうこととなった。
  皆とはここで一旦分かれた。

○登山口広場駐車場は沢山の車と人がいた。
 登り口もハッキリと道標が設置され登山案内板もあり、一安心
 した。ハブもいるのではないのかの思いも「勝山つたえ隊」
 にて事前確認していたので何の不安も無く登り始めた。

○登り口は石灰岩の自然石で造られた階段道を歩く。やがて、
  急登となり石灰岩の露出道を飛び石を踏み渡るようにして
  登る。

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○登り始めから15分位すると鞍部に這い上がり、平坦な土道
  となり亜熱帯の植物と思われる木々が茂っており周囲も
 薄暗い感じとなる。(沖縄の山に来たという雰囲気を感じる)

○平坦な道は5~6分もすると又、石灰岩の尖った道幅の狭い
  露出道の急勾配を登る。下山する学生の団体とすれ違う
  ため、道譲りと挨拶に忙しい始末となる。学生に尋ねると
  地元の中学生とのことであった。

○山頂に近い登山道の石灰岩は踏み跡の数の多さであろう
 か石の表面は磨耗して光り輝いていた。  名峰と言われる
 証しの一旦が伺える。

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○山頂は360度の眺望で本部最高峰の八重岳安和岳
 (アワダケ)のカルスト群の山々が目の前に連なる。又、高度感
 もあり眼下には、名護市街・名護湾(東シナ海)・羽地内海
 を望み、 遠くにはに恩納海岸・の方角に沖縄本島の
 最高峰「与那覇岳」方面(国頭村)であろうと思われる
 ヤンバル(山原)の森が広がっている。

○頂上は20m位の長方形の台地であるが、石灰岩の鋭く尖
 った岩場で足の置き場を注意しないと強風で倒れそうにな
 るようであった。

○モット- 海山を眺めて地勢を確認しておきたかったが迎えの
 嘉陽田さんが気になり早めの下山とした。
  

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○登山口広場にはすれ違った学生達(バスには「沖縄三育中」
 と表記あり)が弁当を開いて賑わっていた。

○広場には奇妙な樹木が植えてある。木肌に棘がある、人
  は 攀じ登れない程の大きな凹凸のある棘である。
  (後で調べたら名前は→徳利木綿(トックリキワタ):徳利の形
  をした幹で冬には鮮やかなピンク花が咲き、枝先には綿が
  出来るとのこと。

○広場からは嘉津宇岳の頂上が覗えた。(一番右の画像)

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○嘉陽田さんの迎えの車を待つ間、車で登った林道を歩い
 て下り山里の風景を楽しみながら散策する。
 シ-クワ-サ-の産地、勝山地区であろうミカン畑が林道沿い
 には広がり、ハイビスカスも手で触ることが出来た。

○林道の中間位の処で迎えの車と出合い、皆が待つ
 「美ら海水族館」へ向かう。車中では「運天」の地名に
  まつわる源為朝伝説等を聞く。

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登山後のドライブと夜の飲み会  

○ドライブインでの昼食後はレンタカ-組(角・石井・渡辺・岡本)
 と 嘉陽田組(三浦先生ご夫婦・松尾)と二手に分かれて
 の旅となる。
 以下は 那覇出発から→高速道路→R58→R449
→R84→名護市→R329→辺野古崎→宜野座村→嘉手納
  基地(安保の丘)→那覇 のル-トで感じたことをメモをする。

 ・車ナンバ-に の表記は駐留米軍の車
 ・高速道路沿いの松は、枯れが目立つい・が点在する
 ・ゴルフ場が多。・何故かセブンイレブンの店が無い
 ・名護市役所の屋根のシ-サァ-
 ・今後問題化するであろう「辺野古崎
 ・米軍施設キヤンプシュワ-ブの坂道に点在する「荒野を思わせ
  る 飲み屋街」(一度、飲みに行ってみたい気持ち)

○飲み会は嘉陽田さんの同級生の店「守礼」。昨夜が宮廷
  料理とすれば今夜は家庭料理の店。ゴウヤチァンプル・
  ソウメンチャンプル-等 流石本場の味、二次会は二階のカラオ
  ケで歌う。

○宿泊は角さんと小生が新都心の東横インとなる。

(辺野古崎) (守礼にて) (シ-クワ-サ-初めて食する)

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登山翌日(11/26 小雨)の市内観光  

○ 11月にオ-プンした県立博物館・美術館を見学しょうと思い
  東横インを10時に出て重いリックを背負って、歩いて行った
  が休館日の立て札、雨も降り出したのでタクシ-で首里城へ
  向かう。

○公園管理センタのロッカ-にリックを入れ、いざ観光~だ。

○最初の出合いは「守礼門」
 琉球衣装(後で調べたら「紅型着物」)の5~6名の女性。
 記念写真は有料であつたので止めようかと思ったが一人
 だけ 美しい顔立ちの人がいたので指名して記念撮影と
 なる。

琉球石灰岩の石垣と敷石、ユックリ見届けてながら数々の
 門を潜り広場(御庭:うな-)着く。鮮やかな紅色に塗られ
 た 首里城正殿、記念撮影して正殿内部を見学。
御差床:うさすか」は国王が座る玉座のあるところである。

○展示物を見学後休憩場に進み、首里城を紹介したテレビ
 放映のコ-ナ-に入った。チョットの気持ちで入ったが、興味が
 湧き全部を見終えることとなった。
(・明からの冊封使:さっぽうし・ 三山を統一して琉球王国
  誕生 ・中国の支配下にあった琉球王国)

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○バスにて牧志公設市場へ移動して海産物を見学。

○道順を尋ねたおじさんに質問をしてみた。
  Q:首里城の石垣の石灰岩は何処から持ってきたので
    しょうか 嘉津宇岳の麓に石切り場があったが、
    其処からの 石灰岩ですか。
  A:首里城の石はサンゴ礁から出来た琉球石灰岩で
    嘉津宇岳のものとは違うでしょう。この付近からも取
    れますが、琉球石灰岩を使う人は金持ちの人です。

○空港では香西先生、熊さん、石井さん、渡辺さん、岡本
  さんと出会う。

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登山前日の 同窓会(11/24 晴)    

○GRGホテルのロビ-に集合して歩いて「料亭ことぶき」へ移動
○今年夏に亡くなわれた矢野先生への黙祷を奉げてから
  宴席となった。 

三浦先生(昨年の鳥取での同窓会に出席された矢野先生
   は、今年の沖縄行きを楽しみにしておられた)
  香西先生(専門部では私達9回生が一番元気がよく優秀で
   あった)  の挨拶に続き、
    小生に乾杯の音頭の突然の指名あり。(過去3回欠席した
               ので顔合せの為の配意であろうと思った)

○宴会は宮廷料理と称する豪華な肴が盛り沢山揃っていた。
 途中で琉球舞踊の披露があり盛り上がった。

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○最後は、沖縄の定番、お開きの踊り「カチャ-シ-」で終わった。

○二次会は嘉陽田さんの沖縄の後輩が紹介する
  スナックとなった。歌いだしは、県単位のご当地ソングとの声で
 まずは、熊さんが歌う「火の国旅情」で始まった

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 最後に、嘉陽田さんへ
        
お世話になりました。
    宴会や二次会そして観光案内と、お疲れの二日間
   だったでしょう。
    そして、ご紹介頂いた嘉津宇岳は、本部半島を山の上から
   眺望することが出来て、素晴らしい山でした。(
感謝~感謝)
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想いでの専門部時代(昭和47年)  

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2 コメント

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あまり聞かない山の名前で・・・・インターネット... (gakuzin)
2007-11-27 23:10:27
あまり聞かない山の名前で・・・・インターネットで検索したら、なるほど!!沖縄かあ。

声が聞こえないなあと思っていたら、沖縄行ってたんですか!!。

羨ましいねえ~~
返信する
沖縄の地は初めての旅行でした。 (元より→「楽人」 へ(返信))
2007-11-28 19:10:23
沖縄の地は初めての旅行でした。
イベント(四国学園・専門部の同窓会)+山行 
で楽しみ倍増の旅でした。
登山道は石灰岩の尖った露岩道を踏み石のようにして登りました。
 もちろん夜の街も小生の得意とする路(遊び)ですので十分楽しんできました。
 ところで、楽人の次の山行企画を待っています。
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