星生山(1762m)・中岳(1791m) 牧ノ戸峠コ-ス(単独)
( 晴 星生山頂上 気温:氷点下2度)
(*文字サイズは「大」が適切です)
(行程)牧ノ戸峠登山口(8:40)→星生山分れ(10:00)→
星生山頂上(着10:10ー発10:25)→久住分れ
(着11:10ー発12:00)→(火口跡側面で昼食20分)
中岳頂上(着13:00-発13:10)→久住分れ(13:50)
沓掛山(14:50)→牧ノ戸登山口(15:15)
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○本日の山行は波佐見会グル-プの登山計画であった。
しかし、幻の波佐見会久住登山となつた。其の訳は後述
することとする。
○波佐見会は牧ノ戸登山口10時出発となっていたので、
小生は一足先に出て星生山を制覇し東尾根を歩き久住
分れでグル-プと出会うこととした。
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○牧ノ戸からのコ-スは平成4年頃九品寺ビル勤務時代、職場
(Dセンタ)の仲間と登ったのが最後であった。従って15年振り
である。
○登山口駐車場は後10数台のスペ-スを残して満車状態、
紅葉を過ぎても沢山の登山者、行列にて進む。
登山道もかなり手が加わり昔の道と並行して右側に大通り
の道となっていた。(現在も工事中の看板あり)
昔は唐松林の付近は熊笹の中の瘠せた尾根歩きであった
のを懐かしく思い、敢てその道を歩いた。
(登山口
案内板) (沓掛山カラノ眺望) (昔の道) (登山道から星生山)
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○西千里ガ浜の中を進み左側の湿地帯を過ぎると星生山
への取り付きとなり道標に従い急斜面を登り上がると硫
黄山・三俣・扇ヶ鼻の山々。眼下には今歩いてきた登山
道と湿原が広がる。
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○山頂から溶岩伝いで東尾根の稜線を進み急斜面を降り
非難小屋のある久住分れに着く。
○非難小屋は風を避けて沢山の人が昼食をしている。
小生は大きな岩陰でグル-プを待つ「強風で寒い」11:30頃
にはつくハズだ、なかなか現れない、楽人に電話するけど
留守電なり「久住分れで待っています」と伝言、楽人から
45分頃着信あり「松尾さん勘違いしていますネ」とのこと。
○メ-ルは届いていたがカレンダの11日に「波佐見会登山」とメモ
していたので日曜日に登るのだとの思い込みでメ-ルでの日
付は見過ごししていたのであろう。(しばらく山行、山行が
続き紅葉狂いしていたのかも?)
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○「幻の波佐見会久住登山事件」はこれで オシマイ・・・。
さて、それでは後は、どうしょうか・・?
稲星山から眺めた未踏の中岳へと足が動いた。風も一段
と強くなりガスも覆いかかつてきたので火口跡の窪み(後で
調べたら多分「空池」であろう)で風を避けて弁当を食べた。
寒くて手が動かない(軍手のみで防寒用を携行していなか
つた。ヤッケも薄手で身も震える始末)
○「空池」の淵下で弁当を食べていると数組の人が小生を
見つめて通り過ぎる。それに勇気をもらい 中岳へ向かう。
○こんな処に池がある、御池(みいけ)と記されている。
池の淵を右周り進む。池の水が強風で波しぶきとなり、岩
に当たる波音が海鳴りみたいに響く。
山で海鳴り・・・・感動、感動
○頂上では学生と教師らしいグル-プと眺めの良さを語り合い
記念写真を撮る。(空池で小生の弁当を見つめて行った
一行である)
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○中岳からは全方位に眺望が出来る。
春うららな頃、中岳を中心に連なる峰(稲星山~白口山~
中岳~天狗ヶ城~久住山~星生山)を縦走したい決意
が湧き上がる。「来春が楽しみだ」との思いで下山する。
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