観海アルプス゜[ 蕗岳(320m)~白嶽(373m)~鋸嶽( 347 m) ]
(晴れ)
(*文字サイズは「大」が適切です) □□□□□
(行程)牟田峠登山口(10:45)→次郎丸分岐(11:15)→蕗岳(11:50)
→鋸嶽分岐(12:20)→白嶽(着13:00-発13:40)
→(白嶽森林公園キャンプ場散策14:30マデ)→鋸嶽分岐(14:45)
→ 鋸嶽(着15:00-発15:20)→牟田峠登山口(16:45)
○1/5日の次郎丸岳・太郎丸岳から眺めた連なる山々の魅力に引かれて
今回は、手始めに観海アルプスの中央部に位置する蕗岳~白嶽~鋸嶽
の三座を目指して牟田峠から出発することとした。
○ 何時ものように楽人の駐車場(8:00)に車を止め楽人の車に乗り込むが、
常連の奥様の姿が無い。奥様のお母さんが来ておられるとの事で
奥様は今日は「親孝行の日」とのこと。
○ R324号線に入ると直ぐに「九州自然歩道」の標識があり、それに従って
左折して10分弱て゛峠に着く。道路沿いに4~5台駐車しており最後の空
スペ-スに止める。
○ 峠に至る車道は姫戸町に抜ける道となっていて、峠の道と九州自然歩道
が交差しており左が(北)金比羅山~高舞コ-ス。右が(南)今回、目指す
蕗嶽~白嶽コ-スとなっていて、二弁当峠に至る縦走ル-トとなっている。
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▼ 登り口(10:45)は丸太の木段で始まり、自然林の雑木林を抜けてい
く。環境庁の九州自然歩道として、よく整備されていて道幅も程よく
快適な稜線歩きとなる。
▼ 途中で杖となる物を探していたら程よい竹がある。誰かが記したの
であろう「宝来竹」 (←クリック) と名前がしるされているのに楽人が気
が付く。 (私の里では「ちょうちん竹」と称していた)
▼ 何時もは杖を持たない楽人が「宝来竹」と言う名前にあやかって気
を好くして最後まで手放さなかった次第である。
(R324線道路 (牟田峠登山口・ (登山道での
沿いの菜の花) 九州自然歩道) 宝来竹)
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▼ 雑木林の登山道は次郎丸分岐(11:15)を過ぎ、10分位進むと蕗嶽
の山容が前方に見えてくる(登山口から40分)
▼ 急登の長いコンクリトの丸木段に続く急峻な岩場には、鉄製の梯子
階段が架けてあり、それを這い上がる。
上がった処が頂上かと思っていたら、そこは手前のピ-クで少し進む
と蕗嶽分岐と道標がある。左に進むと蕗嶽頂上(11:50)
▼ 海と島々それに連なる山々の大展望。
東側の眼下には不知火海の牟田港その先には対岸の八代方面。
西には次郎丸岳の雄姿。北には千嶽山その先には有明海を隔て
て遠望の雲仙岳が聳える。南はこれから登る白嶽方面であるが
ココからはまだ見ることは出来ない。
(蕗岳直下 (登山道から
(登山道) 急登の階段 ) (蕗岳頂上) 蕗岳を観る)
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▼ 目指す白嶽はココから蕗嶽分岐に戻り、幾つかのアップタ゜ウンを繰り
返し、鞍部になる鋸嶽分岐(12:23)を通り過ぎて、尾根に登り上げ
ると、展望抜群で 左には有明海、右には次郎丸岳の山容が変わ
り行く景観を始終眺めながらの稜線を歩くとまた、展望の良い露岩
の絶壁に立つ(12:35)。
▼ ココからは蕗嶽の鼻先を振り返り充分堪能ができた。さらに少し進
むと白嶽がハッキリと確認ができる東屋が見えた(12:43)。
(登山道から (白嶽直下のピ-ク
眼下の牟田港) カラ蕗岳を望む) (白岳嶽頂上)
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▼ 岩の間隙から生えている背丈の低い松が砂岩道に映える。
15分位登ると露出の巨石の上に立つ。断崖絶壁の岩峰となってい
る。 白嶽頂上(13:00)は360度の眺望で高度感もあり素晴らしい
景観を満喫できた。
▼ 東屋で弁当を食べ後、景色を充分堪能する。
下山(13:40)は 白嶽森林公園により湿原地を散策、ココには、杖
に最適な「ホテイチク」 〔布袋竹〕(←クリック) が茂っていた。
今日は竹に縁があったようである。
(白嶽にて (私の好き (白嶽ヨリ次郎丸 (東屋が視える
座禅を酌む) な景観) 岳を望む) 白嶽を振り返る)
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▼ 鋸嶽への直登の道を探したが見当が付かず(14:30)往路の道を
鋸嶽分岐まで戻り(14:45)ココから15分で頂上に至る。登山道は
よく整備されバラスを敷き詰めた道である。(あたかも公園の中を歩く
ようである。これも環境庁?の予算であろうか、贅沢な道でる・・・・ )
▼ 頂上には東屋がある。次郎丸岳が目の前に迫り、岩峰の山容を
みる必見の位地となっている。
(鋸嶽カラ次郎丸 (鋸嶽カラ白嶽 (次郎丸をバック (登って来た
・太郎丸を観る) を振返る) に撮影) 階段の登山道)
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▼ 下山路の途中で次郎丸岳分岐付近(16:13)の枯葉が積もる登山
道、枯れ葉を足で払つてみると木の実が沢山あるのには驚嘆した
次第である。
(枯れ葉積もる登山道と
(鋸嶽頂上にて) 枯葉の下の木の実)
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▼ 登山口には16:45分に着く。
○ 前回の次郎丸岳に続き、またまた感動覚めやらぬ 絶景の一日で
あった。 この気持ちよい興奮を次回、登高予定の
「二弁当峠からの念珠岳コ-ス」に期待して、牟田港経由で
帰路につく(宮地着20:15)
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