根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

遠見山 10月28日(水)

2015年10月28日 23時44分49秒 | 熊本県

                                    遠見山(1260m)  

                                      晴
(アクセス) 自宅(発7:00)→高森→清和小学校付近で道を尋ねる(8時頃:初対面の
           山ガイドT
氏 が登山口まで案内)→鮎の瀬大橋のたもと「鮎の瀬交流館」に立ち寄る
          →県道153線・管囲(かこい)集落より林道(遠見山の西北側)に入る
          →登山口(着9:20) =走行距離75km
     帰路:登山口(発11:25)→登りの林道と反対側(遠見山の東側)の林道(途中で昼食)
       に下る→緑仙峡・湯鶴葉集落(着12:25)→自宅(着14:30
) =走行距離72km

   *遠見山への地図 ←(マピオン地図)

〇徹爺さんが老後の体力に見合う山としてこれまで登らず残しておられた山の
 第2弾(1回目は2014-12-10観音岳・女鞍岳)、遠見山・矢筈岳に登ることとなった。

〇ドライブコ-スは過去に登った小川岳への道順で走っていたが確認のため清和小学校
 付近で通りすがりの男性に道を尋ねる。
 「矢筈岳への道は工事中で通行出来ないかも知れないので自分が案内しよう・・・」
 と云う事となり男性(山のガイドをされているTさん)の自宅に寄り道してTさんの先導で
 「鮎の瀬交流館」に立ち寄ることとなった。
 ガイドのT氏が参画されているイベントの窓口が「鮎の瀬交流館」に
 在るとのことで「アユノセ
カフェ」さんを紹介された。
   (関連サイト⇒「お山の学校」)

[ガイドT氏宅を離れ、しばらくした車道から仰ぐ矢筈岳(左前景)と遠見山]

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〇鮎の瀬交流館で暫しくつろいだ後、Tさんの先導で鮎の瀬交流館から県道153線を左に出て
 1km弱で管囲(かこい)集落から広域林道に入った。
 舗装された林道をグルグル回って高度を上げて行く、天主山登山口
 (鴨猪川登山口=鮎の瀬新道コースでは無い登山口)の道標を右に見て更に
 高度が上がると左手に整然と植林された杉山が丘陵のごとくに見える。
 杉山への入口は平坦な広場となり、矢筈山登山口の駐車場となっていた。
 ガイドさんいわく「矢筈山は、登り甲斐がないので・・・」
 矢筈山はパスして更に走ると直ぐにこの林道の峠に至り遠見山登山口となっていた。
 要所々々の地点で車を停められて親切に案内されたtさん・・・さすがにプロのガイドである
 なぁ~と感心した次第であった。

[黄線は走った林道]
       

         [矢筈岳登山口と美しく植林された矢筈岳]

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▼ガイドさんとはここで別れ、私たちは広域林道から分岐した法面に付けられた道を道標に
 従い遠見山を目指した。   

    [林道から取付く、遠見山登山口にて:親切にご案内頂いた山ガイドのT氏と徹爺さん]

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(行程) (広域林道)遠見山登山口・(発9:25)→旧那須往還道入口(着9:37)→
     遠見山分岐(10:00)→遠見山頂上(着10:10~発10:40)→登山口(着11:15) 

▼登路はすぐに山道へ分岐する箇所となり入口には「遠見山登山道・旧那須往還道入口」
 と記されていた。
 初めて知ることとなった「那須往還」この道の行き先は何処に着地するのが興味津津たる
 ものを覚えた。
▼登路は杉林から快適な自然林に変わり、直進して行く那須往還道から左に分岐し、
 ブナやカエデの林を抜け往還道から離れて約10分で遠見山頂上に至る。
 頂上は木立に囲まれた狭い平頂を成し、樹間からは北方角に阿蘇が伺えるはずだが霞
 で遮られ展望は出来なかった。
 南方角の向坂山は確認できたが、三方山・天主山は明確に確認することは出来なかった。
 (多分、あの山であろうと推定はしたが・・・)   

  [遠見山登山道・旧那須往還道入口]

    [那須往還のいにしえを感じる登路:入口から20分の歩き]

        [那須往還から分かれ遠見山へ取付き、
          すぐに平坦広場がありりブナ・楓の高木が紅葉していた]

     [平坦広場(復路で撮影)]

     [遠見山頂上・正面は矢筈岳方面]

    [頂上より向坂山方面を望む]

     [頂上から矢筈岳を望む、阿蘇方面は靄で見えず]

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▼登山口ですれ違った三人連れの登山者が後着で着かれ挨拶を交し、
 しばし山談義。

(私)
 「小川岳に登った時、麓の舞岳集落に建っている住居案内板には
     スベテの家が「奈須」の姓であった・・・」

(傘寿の鉄爺さんより三つ年上の元気オジサン)
 「奈須」と椎葉村の「那須」の、姓名の由縁を歴史的に詳しく語られ・・・」

 そんな会話をしながら、和やかな語らいのひと時を過ごした。

▼下山路で気づいたのであるが往還路に戻り、平たん路から下り傾斜に差し掛かった
 右側の自然林の中に巨木のヒメシャラが一本、存在感を示し古道の趣を呈していた。

▼下山後は、広域林道をガイドさんが話しておられた通り、登ってきた方向とは反対の
  東側に下り、緑仙峡・湯鶴葉集落を経て帰宅路に着いた。

 [登山口で出会った熊本市内在住の登山者と・・・・・
    傘寿の徹爺さんと83歳の元気オジサン(右から三人目)]   (写真アツプ了解済)  

          [遠見山と矢筈岳の鞍部を走る林道の峠から東側に下り、
              緑仙峡キャンブ場上手の湯鶴葉集落に着地]

    [山都町緑川の車道から緑仙峡方面の山々を展望]

          [帰宅後、我が家で反省会・「徹爺さん傘寿記念登山を祝して」]

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(帰宅後、那須往還について学習したサイト)
・ 山都町観光協会Hp ⇒山都観光ガイドブツク  
・ ECO九州ツーリスト 那須往還⇒
     http://eco9syu.blog36.fc2.com/blog-entry-70.html

 
(この山域で過去に登った山)
・ 2007-05-13 天主山(1494m)  山芍薬 観賞登山 
・ 2008-05-02 目丸山(1341m)   カタクリ・山芍薬 観賞 
・ 2009-10-18 向坂山(1684m)~三方山(1577m)縦走  

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(2015.12.26日 加筆) 

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