根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

卯が鼻 3月12日(土)

2016年03月12日 21時48分27秒 | 熊本県

 

卯が鼻(774m)  
(東外輪山・栗の木坂)
快晴

※ 「卯が鼻」 への地図←(Yahoo地図検索)

[ 阿蘇町役場広報誌・平成7~8年のシリ-ズ掲載記事抜粋]
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(行程) 栗の木坂登山口(発9:00)→崩壊箇所最上部出合(着9:20)→手前のピ-ク
      (着9:55~発10:00)→卯が鼻頂上(着10:15~発10:30)→
          「馬場・豆札牧場」散策(着10:50~発12:20)→栗の木坂登山口(着13:05)

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平成24年7月九州北部豪雨災害で崩落した外輪山のカルデラ壁は
その後の復興事業で砂防ダム等の構築は終了しているが、
山肌に残る地滑りの爪痕は自然の成り行きのままとなっている。

自宅から見える卯の鼻も登路は崩壊しているであろうと予見されるので、
登る事に躊躇していた。
鉄爺さんの誘いもあり今回、登路確認探索を兼ねて冒険することとした。 

九州北部豪雨災害の前年(平成23年2011-01-14)に登っている ので
5年振りの記憶をイメ-ジして私が先導役となる。

登山口から竹籔の坂道を登ると直ぐに小尾根に上がる。
小尾根から山腹側に付けられた昔の草の道(古道ル-ト)は、
山腹を小刻みにジグザクを繰り返して辿るのであるが予想していた通りル-トは
土砂崩れの流路となって分断され消滅していた。

寸断した場所の手前から地形の状況を見て、感にまかせ山腹を直登・・・。
杉と竹・雑木が混成する山腹を冒険すること10分位で古道ル-トに合わさった。

その後は、崩壊箇所も無く、草の道を快適に歩き山頂部に至った。
ところが、手前のピ-クに登り詰めたが肝心な山頂ペナントが見つからない
右往左往して探すこと20分位のロスで
奥のピークに至り、山頂に立つ事となった。(5年前の記憶が薄れていた・・・)


[登山口を背にして阿蘇五岳を望む]

[登山口から竹籔の坂道を登り、直ぐに小尾根に上がる]

[ル-ト寸断のため、急登の山腹を直登して、再び古道ル-トと出合う]

[古道ル-ト寸断箇所を検証: 崩壊斜面の最上部に当たる]

[平成24年・2012年7月12日 豪雨災害崩壊斜面を覗く]

[「栗の木坂」古道ル-トを快適に歩く]

[手前のピ-クから阿蘇谷の景観を楽しむ: 三角点は探しても見つからない]

[やっと探し出した、卯が鼻頂上のペナント(東側上段のピ-ク)]

[頂上は風もなく、早春のうららかな日よりの中で記念撮影]

[外輪山を前景に、うっすらと雪化粧している根子岳山頂部]

[登山口から 鬼塚集落方面に延びる林道を望む]

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[帰宅後、自宅裏手の町道から卯が鼻の崩壊斜面を確認]

[古道ル-トは、白く見える三つの砂防堤の上と下の堰堤に沿うて
横に走っているが
崩壊のため寸断、従って造林帯の山腹を直登する事となる]

(2016.12.29 加筆)

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