大船山(1786m) 岳麓寺コ-ス (単独)
(晴のち曇り 山頂温度:22℃ )
(*文字サイズは「大」が適切です)
(行程) 牧野道入り口(8:15 )~軽トラ便乗→登山口(8:30)→
入山公御霊廟(10:00)→大船山頂上(着11:35-発12:40)
→登山口(15:10)→牧野道入り(16:00)
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○山を彩るこの時季は春の桜と同様に紅葉の風情が自我を
山行へと駆り立てる。 今年は猛暑日続きで紅葉遅しと思わ
れるが、昨年の10/21日の黒岳山頂付近は既に盛りを過ぎ
落ち葉の登路であったため今年は早めの黒岳行きを計画した。
○インタネットでは紅葉情報がまだ無い。それでは高度の高い大
船の方がまだましかなと思い、寝床に入るまで行き先が決ま
らない。
○今日の天気予報「晴れ後曇り」 瀬の本から見る根子岳は
雲がかかっている。迷っていた行き先は黒岳をあきらめて大
船となった。
○大船はこれまで2度の経験(昭40年頃であるので40年振り
である)があるが、何れも長者原~雨ガ池~坊がつるコ-スで
あり、岳麓寺コ-スは初めてである。
(川上さんのHPでコ-スマネジメントはある程度あつた)
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○駐車場は満車の状態。13~4名のグル-プが地元らしき人の
軽トラの荷台に乗っていた。乗り切れない4名が折り返しを待
っていた。同乗出来ないか声を掛けるとリ-タ゛格の人が快く受
け入れられた。
○今日の山行きはここからが思い出に残る出会いが始まった。
可なりの高度を採りながらコンクリトの牧道を進む(歩いて行けば
1時間位の道のりであろう)
○牧道の終点が登山口である。先発組は出発済みであった。
「初めてのコ-スですから よろしくお願いします」と挨拶をすると、
体格のよい、元気な、たのもしい顔つきの男が隊列にどうぞと
いう ポ-ス゛で黙って小生が入れるように促したので、そのまま
このグル-プと一緒に登ることとなった。
(きっかけを創ってくれたこの男に感謝)
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○柳ケ水分岐で先発組みと合流。一段と賑やかになる。
大分のグル-プのようである。コ-スに詳しい方がいて、よく説明
された。
(アメダスの機器設置場所・火口跡に体積した平たい台地等)
入山公墓への入り口は崩れかけた苔生しの石段、竹田岡藩
の侍達が登つたであろうこの石段を今にして小生が歩く。
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○入山公墓の石塔の後ろになぜか? ア-チ型の石がある。
鳥居ケ窪から見上げる南側面の大船山。この草原を過ぎると
潅木の山道となる。時々展望場所があるがガスがかかり展望
がきかない。
○展望がない分、気は野草に向かう。花の名前をよく説明され
る女性「よくご存知ですネ」と声を掛けると 頷いて・・・・・・
手でokのサインを出され、小生も野草に興味があることを話し
小生のブログを見ていただくように名刺を渡すこととした。
○マツムシソウ・ウメバチソウ・ヤマラッキョウ何れも初めて知る花の名前
である。
○8~9合目付近からル-トのみき分けが出来そうであったので
グル-プと別れ先に足を運んだ。
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○稜線に出ると左に回って山頂直下にたどり着く。
5分位で山頂に立つ、2~30名位の人、ガスがまい上がり
視界が無い、米窪方面は時折見通し出来るがすぐさま 大船
東側からのガスが覆う。
○昼食を済ませた頃に先ほどのグル-プが到着、別れの挨拶し
て御池に下る。御池の淵では2人の写真家らしき人が居た。
前年と同じ日に来たが、今年は2週間位遅い紅葉と話され、
下調べに登高されたとのことであった。
○湖面に砂浜が出来ていることを案内されたので下まで降りた。
この水面からの眺め・・どんな名園にもない 最高の眺め
じっと、じっと 堪能する この風景 いまだ観らない天国かも・・・
そんな想いで下山にかかる、今夜は自宅での飲み会(東山・
藪亀ご夫婦)早めの帰宅をせねばならない。
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○柳ケ水分岐~登山口の薄暗い侵食それた岩場の道、「ガマカエル」
と出遭う、こんな大きなカエル初めてだ。気色が悪くなり霊感を味合
うようであった。早足で登山口に出ると小雨が振り出す。
○しかし、これからが又、又の収穫であった。牧道沿いには野草の
花パレ-ドとなる。ウメバチ・マツムシソウ・ヤマラッキョウの群生。雨も忘れて
の写真撮りとなる。
○花が切れると アスフアルトの牧道が苦痛になる、歩いても、歩いて
も駐車場には出ない、足の付け根がコワミ出し、背筋に違和感、
痛みを和らぐ為時々、後ろ足で歩く。長い牧道二度と味わいたく
ない気持ちとなるが、牧道沿いの野草には季節を変えてまた
逢いたい気持ち両方の気持ちを抱きながら駐車場に着く。
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出合った山野草
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マツムシソウ 同左 リンドウ キョウガノコ(シモツケソウ属)
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フクオウソウ ヨメナ シオン アキノキリンソウ
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ヤマラッキョウ 同左 ウメバチソウ 同左
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ノバラ ノコギリソウ マツヨイグサ ボケ
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アマドコロ ガ゛マズミ又はヤブデマリ ノグミ 同左
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○帰路は「噴出の湯」の看板に誘われて「大地の湯」に浸かる。
タオルは硫黄色に染まる。
○温泉を出ると女房から携帯あり「ススキを採って帰るようにと」
今夜の飲み会に飾るためであろう、このような演出は小生
の好むところである。満足・満足・・・・・。
(追記)
登山でお世話になったグル-プの野草に詳しいkyokoさんより
コメント欄に 記入あり 。 同じ場所のリント゛を同じように撮ったのに
kyokoさんの画像は多分プロではないのかと伺える。
又、HPには久住の野草の数々・・興味深深の ペ-ジである。
http://www.h2.dion.ne.jp/~michelle/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょっと忙しくしていましてようやく記事を読ませていただきました
詳細にレポートされていて私たちも良い記念になります
ありがとうございました!
HPの紹介もありがとうございます
またどこかでお会いしましょうね(^^)
朝夕は冷え込んできました。昨夜からスト-ブを出しています。
阿蘇にお出かけの際は我が家にお立ち寄り下さい。
庭の野草の画像を別便にてメ-ルしておきます。