万年山(1140m)
平成30年6月1日(金) 快晴
(アクセス) 自宅(発8:00)→小国→玖珠町JA家畜市場→吉武台牧場(着9:50)
(行程) 8合目吉武台牧場ゲ-ト(発10:00)→9合目避難小屋(着10:35)→
万年山頂上(着10:50)→縦走コ-ス途中で折り返す(発11:40)→
万年山山頂(着12:15~昼食~発12:50)→
九州自然歩道・宝泉寺温泉ル-トを25分程散策後、避難小屋(着13:30)
→吉武台牧場ゲ-ト(着13:55)
(帰路のドライブにて) 八鹿酒造と壁湯温泉に立ち寄る。
* R210号線・JA家畜市場入口~吉武牧場への案内 ← Google マップ
昨年の忘年会でミヤマキリシマが咲く頃に万年山に登ろうと
古澤先輩から誘いがあり、時季到来を心待ちしていた。
今年の開花は例年になく早まっているとのネット情報である。
混雑する「万年山山開き」の日(5/27)を避ける前提で、
梅雨 (梅雨入りは5/28日) の晴れ間を狙って本日の決行となった。
万年山は 以前、嵐鹿山に登った時、玖珠盆地界隈で特徴ある幾つかの山体を
車窓から眺め「何時かは登りたい山」の一つとして興味を持っていた。
当初の山行プランでは黒猪鹿地区から九州自然歩道を歩くル-トを
計画していたが 熊本城での花見 (3/25日)の折、
左足脹脛肉離れを起こし(写真撮影のため土塁に駆け上がった時に・・・)、
完治はしたものの、歩きに自信が持てない日々を過ごしていたので
先輩の了承を得て、楽なコ-スである吉武牧場からスタ-トすることとした。
↓*(参考としたサイトより転載)
登山おすすめコース - 日本山岳会>万年山
[「はねやま」と読むこの山は、地元の人たちには「まんねんざん」とも呼んで親しまれています。玖珠盆地を象徴する山です。テーブル状の形をしたメーサ形火山の代表的な山として有名です。玖珠盆地を取りまく周りの山々は、このメーサ形の火山がたくさん並んで盆地を形成しています。また、万年山は二重メーサとも呼ばれ、大きな台形のメーサ形の山が2つ重なって形成されているのがとても珍しいと言われています。この二つの台形の下の台を前万年(まえばね)または下万年(したばね)、上の台を本万年(ほんばね)または上万年(うえばね)と呼ばれ、前万年の台地は広い範囲で牧草地や植林地となっていますが、本万年の上の広い台地はクマザサに覆われた広い原っぱで、展望のよいとてもスケールの大きな山頂を形成しています。]
↑ [駐車場と隣接する「8合目吉武台牧場」ゲ-ト登山口]
↑ [牧野道から望む本万年(ほんばね)山頂部]
ゲ-トを離れ、10分位歩くと牧野道(コンクリト)左手に谷間を挟んで
柱状節理の岩肌が対峙する。
↑ [前万年(まえばね)の台地に広がる牧野]
青空に至る緩やかな一本道・・・気分爽快 !!
↑ [前万年台地の登路から望む、本万年台地の東側突端]
広々とした草原台地から隆起したかのように観える緑滴る本万年台地、
遠景は九重連峰と涌蓋山。
ミヤマキリシマ群生地への散策路が左に延びているが、
花の見頃は過ぎているようであるのでここをパスして直進。
↑ [周回コ-ス入口に建つ案内板]
(案内板の記事→) 万年山は、巨大な溶岩の大地(メ-サ)です。
この山は、上下二段に分かた二重メ-サで「下バネ」と呼ばれる大きな溶岩台の上に
更に「上バネ」と呼ばれる溶岩のテ-ブルが乗った形をしています。・・・・・・
↑ [周回コ-ス入口に建つ案内板]
今回は、山頂最短コ-スを歩き、体調(左足)が良ければ周回コ-スを辿ることとする。
↑ [山頂直下に建つ宝泉温泉分岐の道標]
黒猪鹿(くろいが)地区改善センタ-から、九州自然歩道を歩き
万年山の南東側から登り上げるコ-スとの出合となる。
↑ [万年山頂上]
↑ [古澤先輩とともに記念撮影]
シャッタ-を押して戴いた男性に下山路を尋ねるとル-ト地図を見せられ、
「宝泉寺温泉分岐から下り、吉武牧場に戻る」との話であった。
私達には予定していなかったル-トであったが周回コ-スより
ベタ-(万年山南壁の柱状節理が見えるかも?) と思い
縦走路は展望所付近まで散策することとし、その後、
再び頂上に戻り
宝泉寺温泉分岐からの下山ル-トに急きょ変更した。
ひとまず頂上を離れ、縦走路を西に向かい展望所を目指した。
↑ [縦走路・展望岩から南側の大パノラマ]
↑ [展望岩にて]
眼下を彩る広大な緑の大地と遠景に
九重連山・涌蓋山・阿蘇北外輪山・阿蘇五岳・鞍岳・・等々を眺望
↑ [縦走路・展望所から南西側の柱状節理を確認する]
↑ [縦走路・展望所広場に群生する山つつじ]
↑ [縦走路・展望所広場にて]
私の呼び掛けに手を振って応える先輩と出会った登山グル-プ。
南側の断崖に露出する柱状節理の岩体群。
(山頂部の縦走路で柱状節理を直に見る事が出来るのは
果たしてこの場所だけであろうか・・・?)
↑ [ひときわ鮮やかな山つつじ]
↑ [縦走路を折り返して、再び山頂へ戻り昼食]
下山路は、宝泉寺温泉分岐から黒猪鹿・九州自然歩道ル-トに入り
8合目・吉武台牧場に戻る計画を立てて、山頂から下ることとした。
だがしかし、
最初は、計画をしていなかったコ-スのため登路に不安感(ル-ト概要把握不足)が
よぎり途中で断念(往復約30分の探索)し、宝泉寺温泉分岐に戻る。
↑ [宝泉寺温泉分岐直下から石段を下り、9合目避難小屋に至る。]
↑ [階段の途中からの眺め]
眼下の街並みは玖珠町であろうか・・・?
遠景の山岳は耶馬溪の山域であろうか・・・?
↑ [前万年台地の登路から眺める九重連峰]
ピンクの絨毯に染まる「星生山」北斜面・・・
明後日は「くじゅう山開き」の日である。
今年の山頂祭は大船山との事・・・
↑ [先輩の快調な歩き]
360度の眺望に広大な草原、
遥か前方には登高意欲を誘う山岳の山姿が連なる・・・
眺めは最高 !!
↑ [JR久大線・恵良駅付近から万年山を望む]
帰路のドライブで八鹿酒造に立ち寄る。
親切な店員さんの案内で、山の位置(左端の山)を確認する。
↑ [八鹿 吟醸(桃) ¥1404円]
↑ [居酒屋「花の実」にて反省会]
居酒屋駐車場の隣で、自宅の庭の草取りをしていた勝ちゃん(女房の従弟)と出会う。
反省会に途中飛び込みで勝ちゃんも参戦され、
女房も含めて4人の宴は11時過ぎまで続いた。
勝ちゃんのカラオケ(歌声が)素晴らしい・・・。
(2018.6.23日 追記)
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