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伊吹山や上高地などの山の花を紹介します.

ウチワノキ

2013-07-11 02:00:00 | 小石川植物園

ウチワノキ(団扇ノ木)はモクセイ科の落葉性低木です.原産は朝鮮半島で,耐寒性が強く,何処にでも生える木です.学名はAbeliophyllum distichum Nakaiで,abeliophyllumがツクバネウツキの葉,distichum(二列生の)のことから,葉が二列生1で,ツクバネウツギに似た植物の意.和名は葉が団扇に似ていることによる.花期は2-4月.


エゾミソハギ

2013-07-10 02:00:00 | 小石川植物園

エゾミソハギ(蝦夷禊萩)はミソハギ科の植物です.北海道~九州,ユーラシア,アフリカ,北アメリカに分布し,湿地に自生する多年生草本です.ミソハギとの違いは茎に毛があることです.学名はLythrum salicaria L.で,lythrumが黒い血,salicaria(ヤナギに似た)の意味から,ヤナギに似ていて,花色が黒味がかった血の色の植物の意.和名は北海道に自生するミソハギの意.花期は7-8月.


イトラン

2013-07-09 02:00:00 | 小石川植物園

イトラン(糸蘭)はリュウゼツラン科の鑑賞用植物です.北米東南部原産の常緑多年下生草本です.学名はYucca flaccida Haw.で,yuccaは,アメリカインディアンのトウダイグサ科の芋マニホットのことで,誤ってYuca(ユッカ)と適用され,そのままユッカ属(イトラン属)とされた.flaccida(柔軟な)の意味から,葉が柔軟で,トウダイグサ科の芋マニホットの様な植物の意.和名は葉縁より糸がたれ下がることによる.花期は6-7月.

イブキジャコウソウ

2013-07-08 02:00:00 | 小石川植物園

イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)はシソ科の薬用植物です.アジアの東部温帯地,寒帯地に分布し,日本には北海道,本州,九州の山地,平地の日当たり良い所に自生する小低木です.学名はThymus quinquecostatus Celak.で,thymusが香を蒸らす,quinquecostatus(五本の主脈のある)の意味から,葉に五本の主脈のあり,香に用いられた植物の意.和名は伊吹山に自生し,麝香の香りのする植物のこと.花期は8月.


アシタバ

2013-07-07 02:00:00 | 小石川植物園

アシタバ(明日葉)はセリ科の薬用植物,食用植物です.原産は日本で,伊豆七島に自生しています.学名はAngelica utilis Makinoで,angelicaが天使,utilis(有用の)の意味から,有用で,天使のような植物の意.和名は新葉の成長が旺盛で,今日収穫しても,また明日も収穫出来ることによる.花期は10月.