11/1(水)はプライベート休日、国立新美術館へ!
国立新美術館開館10周年として安藤さんのこれまでの活動を「挑戦」として展示しています。
すごい人でした。学生さんが多いのかと思っていたのですが年配の方、外国の方、いろんな方が見学されていました。
地下鉄で行ったのですが美術館近くの地下鉄通路に特別チケット販売所が…。
建物の中にあるチケット販売所では長い列をつくっていました。
なぜ、こんなに人が集まるのか?
今回の展覧会は
挑戦の軌跡と未来への展望!「原点/住まい」「光」「余白の空間」「場所を読む」「あるものを生かしてないものをつくる」「育てる」という6つの」セクションに分けて紹介されています。
作品の最初は今までのつくってきた住宅が紹介されます。
建築雑誌で紹介されたものは大体知っていましたが…すごい数の模型とスケッチでした。
有名な「住吉の長屋」もありました。
コンクリート打ちっぱなしの住みにくい家と当時は評判が悪かったのですが…。
建て主は今も住み続けています。
その後、実物大の「光の教会」があらわれます。
1989年に完成した大阪市茨木市にある「光の教会」を再現しました。
美術館に教会をつくった?
これは展示ではなく増築にあたるということで申請をしたようです…。
光の教会はローマのパンテオンやル・コルビュジエ設計の礼拝堂をヒントにしています。
「光は希望だから」
予算がないので木造しかできないと思っていたのですが…。
どうしてもコンクリートで…。
それでは屋根がない教会でどうか、寄付を集めてそれから屋根をつくるのもいいのではないか…。
最後は工務店の社長が足りない分を持ってくれたそうです。
元の建物は3500万円。
今回、展示でつくった建物は7000万円!すべて安藤事務所で出したそうですが…。
これも、どこまで馬鹿なことをするかの挑戦とのこと。
なぜ、こんなに人が集まるのか?
絵や模型は建築を志している学生さんの方がずっとキレイでうまいと思います。
でも足りないものがある…。
「情熱」です。
すごいエネルギーを展覧会から感じることができます。
建築や仕事に対しての「情熱」が、みなさんを惹きつけるのでしょう。
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