おもい出し日記

休日は福島県立美術館へ



ポーラ美術館コレクション モネ、ルノワールからピカソまで

2002年、箱根に開館したポーラ美術館は西洋近代絵画をはじめ、日本の洋画・日本画、ガラス工芸、東洋陶器など、1万点にもおよぶ美術品を所蔵しています。



この展覧会では、同美術館が誇る西洋美術のコレクションより、19世紀後半から20世紀まで、フランスを中心に活動した計20名の美術家たちの作品72点をご紹介しています。うつろいゆく光の表現を追求した印象派から、色彩の解放を目指したフォーヴィスム(野獣派)、造形の冒険を試みたキュビスム(立体派)まで、西洋美術の個性豊かな展開をたどります。
パンフより

山田五郎さんの解説によると…
印象派が生まれた背景のひとつに、写真があるそうです。
19世紀前半に実用化された写真は、自然をいかに写実的に描くかを追求してきた西洋の存在意義を根本から揺るがせました。

画家たちは構図の研究などに写真を利用する一方で、絵画にしかできない表現を模索したそうです。その答えのひとつが、人が感じた主観的な印象や、光と色彩の写ろいを描く印象主義だったわけです…。

印象主義はモネ、ルノワール、後期印象主義はセザンヌ

モネの「散歩」を購入してきました(1,200円)。



フォーヴィスム
フォーヴィスムは野獣と訳すそうです。
20世紀のパリで活動した若い画家たちの作品を観たある評論家が「野獣の檻に入れられたようだ」と評したのがフォーヴィスムの由来です。強烈な色彩と激しいタッチが特徴ですがマティスの「金魚」はそうでもなく、日本的な面があるのかすごくいい絵に思えました。

キュビスム
色を解放したのがフォーヴィスムで、形を解放したのがキュビスム(立体主義)です。
この2つの潮流が現代美術の出発点となります。


ブラック「ギターのある静物(バラ色の背景)」

セザンヌの画風をピカソやブラックが発展させたそうです。
自然を単純な幾何学的立体に分解して再構成したり、複数の視点から見た形を1枚の絵に合成したりするのが特徴です。

人を分解して再構成したピカソの絵は迫力があり、存在感がありました。

でも再構成していない画も良かったです。


「母子像」

これだけみるとピカソの絵とは思えないのでは…。











福島県美術館は…よくありません…。

私に合う印象主義ではないようです…。
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