おもい出し日記

地域型住宅?


新築住宅市場は縮小しています。
今後は増えることはないと思います。

人口減に加え、被災地ではこの5年間で将来の新築も竣工してしまっているからです。
いままで世帯数が増加していれば人口減でも需要はありましたが…。

消費増税で駆け込み需要があるかどうかわかりません…。
被災地では市場が見込めないことは…その通りです。


これから家は…。

全国展開しているファスト系(低価格?)のビルダーが板倉工法で住宅販売を計画しているようです。

すべて国産材を利用するとのことです…。
順次、各地域の木材を利用していくとのことですが…。

外観パースの見た目ですが軒の深さや開口部の位置・大きさは?

全国共通のプランは地域型住宅と呼べるのでしょうか?
地域型住宅とは謳っていませんが…。

住んでいる人しかわからないような、気候・風土をどう解釈しているのか?

価格は低価格商品の2棟分ぐらいを予定しているようですが…。

今まで低価格の住宅をつくってきたのですがなぜ2倍になる住宅を国産材で?と疑問に思ってしまいます。

人口減と地域材を利用していかなければ今後生き残っていけない!…。

取扱いに面倒な地域材を利用し、価格帯を高級層に変えて、低価格層が減る分を補おうと…。


地域型住宅は地域の工務店が頑張ってつくらなければなりません。

将来のゼロエネルギー住宅も視野に入れ、断熱性・気密性のいい家を!

木が見えれば写真写りはいいですが、木は縮小したり、割れたりします。
そうすると気密が悪くなります。

木を多く見せて家を建てているところは「自然素材が一番」、「気密は取れない方がいい!」

気密がいいと「ビニールの雨具を着ているようだ!」とか言います。

自然系の住宅会社がいつまでこんなことを言っていくのか興味のあるところですがそこの会社の考え方ですから何とも…。

近い将来を考えると…地域の工務店は自然素材と省エネルギーを考えないといけません。
この2つを取り入れ、独自の作風・考え方を持ったものが「地域型住宅」であろうと思います。






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