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この映画を楽しみに待っていました…。
小説が大変すばらしかったので!
映画で観たい!どういう風に仕上げるのか…。
映像で表現するとしたらむずかしいだろうな~とも思っていました。
女優さんは小説のイメージ通りで、声がとおり、いい演技をしていました。
16才? 感心です。
いろんなところで演技の経験をしているのでしょう。
伝わってくるものがあります。
終盤、「君の膵臓をたべたい」とメールを打つところがあります。
退院して、待ち合わせ場所からメールでやり取りしながら待っているところです。
この部分が一番のお気に入りですが…。
出会いは病院で共病文庫(遺書)をたまたまクラスメートの男子が見てしまったことから始まります。
あと一年の命…を知ってしまうのです。
自分の体で悪い場所があればその部分を食べれば良くなる…。
私も小さい時、聞いたことがあります。
男子は人と関わりを持ちたくない、目立ちたくない人間。
女子は明るく、みんなから好かれて認められている存在。
そんな二人が偶然にも病院で出会い、「クラスメート」から「仲良し」になり、
そして「愛おしく」に変わる瞬間がこの部分です。
その時、彼は彼女のようになりたいと思うのです
彼女のように明るく、みんなから好かれるようになりたい。
そして、彼女を愛おしく思う瞬間で「君の膵臓をたべたい」となるのです。
その言葉が本人達だけしか分からない
そして、彼女の代わりになることができれば病気も…。
すこし長くなりましたが…。
小説を読んで映画を観た方は涙したでしょう…。
映画が最初の方は…。どうだったのでしょうか?
この部分が伝わったでしょうか…。
小説は文の表現で…。
映画は言葉が無くても…。
もし映画監督が河瀬さんだったらどんな映画になっていたのでしょうか?
あまり言葉を使わないのか?
小説にない「12年後」と重ね合わせたか?
いろんなことを想像してしまいます。
映画の中で感心する言葉を見つけました。
出会いとは…
偶然と偶然が重なり、出会えるのではない!
選択と選択で出会えるのだと…。
出会いは偶然ではない、選択なんだと…。
なるほど~
今日もモデルハウスにて、出会えることに感謝です…。