七夕の日に思う

まもなく七夕。

この世にいる母と
あの世にいる父との
結婚記念日でもあります。


父が生きている時でも
結婚記念日だからといって
特別何かお祝いをしたわけでは
ありませんでしたが・・・。

一緒に過ごす相手のいない
記念日を迎える母の気持ちって
どんなものなんだろう・・・と
ふと思ったりします。


（どこまで本気なのか分かりませんが）
「どちらかが死ぬまで一緒にいるぞ」
と言ってくれる人がいる私には
母の気持ちを
「察する」ことはできても
「理解する」ことは
まだ難しいのかもしれません・・・。

もし乳がんになったら？

もし私が乳がんになって
全摘出手術をすすめられたら
「どうする？」
と
あの人に聞いてみました。

躊躇なく返ってきたのは
「切ってしまえ」
でした。

「おっぱいと命、比べるまでもないだろ？」
と明快なお言葉でした。（苦笑）

さらには
「再建手術で、新しいおっぱいは
　どんなかたちにするか
　楽しみじゃない？」
とのこと。

もし私が乳がんになっても
こんなパートナーがいれば
楽しい闘病生活を送れそうです。

あれから１年、再手術

あの人が救急車で運ばれて
緊急手術を受けてから
昨年暮れで１年になります。

私と＊＊＊できる程度の
快復はしてはいますが（苦笑）
あと何個かのステントを
近いうちに入れた方が良いと
ドクターから言われているそうです。

前回のように緊急性はないにしても、
現在の医療水準からすれば
難易度的にはそれほど難しくないと
理解していても、
手術は手術。

やはり心配ですね・・・。

こういうことがあると
本当に健康の大切さを
痛感させられます。

おあずけ

あの人が某国から帰国してから
まだ一度も会えずにいます。

お互いに忙しくて
なかなか時間があわないのが
最大の理由です。

実は今日も
あの人に特に予定がなければ
「デートする？」
という話があったのですが、
残念なことに
御親戚関係の諸々があり、
またも先送りとなりました。

「お前と＊＊＊できると思ったのに！」
と、この歳になっても
言ってもらえるとは
本当に女冥利に尽きます。（笑）

「らしい」と言えば「らしい」

あの人とは
四半世紀以上の
付き合いになるので
もうたいていのことは
驚かないのですが・・・。


数日前のお昼過ぎ
「いまから航空券取ることになった」
「便名が決まったら連絡する」
とのメールが来て、
その２時間ほど後
「○○航空××便」
とだけのメールが届いていました。

その日の私はずっと
某お客さんの現場で缶詰で
ケータイをチェックしたのは
夕方になってから。

すぐあの人に電話してみたものの
「お客様の電話は電源が入っていないか～」
のアナウンスが流れる状態。

国内に私的な旅行か
出張にでも行くように
成田から出国したあの人。（苦笑）

昨年１２月に
ステントを入れたばかりだから
もう少し大人しくして
くれないものでしょうか・・・？

緊急入院から緊急退院

実はあの人、
緊急入院した病院から
既に退院しています。

本当はもう少し
入院していなければ
ならないようですが、
あの人曰く
「自宅で安静にするから」
とドクターに約束して
出てきたそうです。

とは言うものの
あの人がドクターとの約束を
大人しく守るはずもなく、
話を聞くと
相当無理をしているよう・・・。

あの人にしてみれば
私に
「何かして欲しい」
と望んでいるわけでなく
ただ単に
「愚痴を聞いて欲しい」
だけなのは
頭では分かってはいるのですが、
あの人のそばにずっといて
ほんの些細なことさえ
やってあげられない自分が
情けなくて
悔しくて
無力さに凹みます。

今ならあの人に
「俺の看病しろ」
と言われたら
何もかも投げ捨ててでも
あの人のそばに行くのに。

でも
それは１００％
あり得ない話。

緊急入院・その後

緊急入院したあの人に
会いに行ってきました。

ちょうど病院に向かっている途中、
あの人から電話があり
「来る時TV用のイヤホン買ってきて」
とのこと。

私は前日
「お見舞いに行って良い？」
とは聞いたけど
「明日行くよ」
とは言ってないのに
当然来るだろうと思ってたのか？

その一方
「いま向かってるところだから
　それなら途中で調達するね」
と私が返すと
「え？今日来るの？」
と言ってみたり。

もう、わけ分かりません。（苦笑）


パジャマ姿のあの人は
予想していたより元気で
少しだけ安心しました。

ただ、術後それから退院後
どういう治療が必要だとか
どういう生活になるのかとか
具体的なところは
まだ分からないことだらけで
その点では不安はあります。

この緊急入院騒ぎをきっかけに
あの人と私の間で
いろいろと話し合わないと
いけない問題が
出てきそうな予感もあります・・・。

緊急入院

夕方、
あの人に電話したら
「電波が届かないか、電源が・・・」
のメッセージが。

まあ、それも
「いつものこと」
と思って、
深くは考えずに
化粧品や雑貨を物色したり
本屋さんで新刊をチェックしたり
独りの時間を
堪能していました。

気が付けば
メール着信あり。

珍しいことに
あの人から。



・・・・・・・・・・。



昨日、緊急手術して
今日ICUから一般病棟に
移ったとのこと。

条件反射的に
「どこの病院？」
「お見舞い行って良い？」
と打って返信ボタン。

しばらくして
部屋番号と病院名の入った
リストバンドをした腕の
写メが届きました。（苦笑）

とにかく明日
あの人の病院に行ってきます。
どんな顔して良いのか
分からないのですが・・・。

充足感と自己嫌悪

結局あの人とは
ご飯して、
車で移動して、
二人だけの空間で
お互いの体温を感じあって、
いつもと変わらない
時間の過ごし方をしました。

それはそれで
オンナとして満たされて
幸せな気持ちになるものの・・・。

会ったらきちんと
溜めこんでいるいる
いろいろな感情を
この際吐き出そうと思いながら、
オンナの弱さが
言葉を飲み込んでしまい
そんな自分に自己嫌悪。

会いたいような、会いたくないような

明日
ほぼ１か月ぶりに
あの人に会うのですが・・・。

今回はいろいろあって、
会いたい気持ちは
もちろんあるものの、
こんな気持ちのままでは
会いたくないなぁという
気持ちもあって、
ちょっと複雑な乙女心。

明日は状況によっては
必要最小限の用事だけすませて
おいとましようかとも
思ったりもします。

さてさて、
どうなりますやら・・・。