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大江戸釣客伝は書店でざっと立ち読みした。
中味に渓流釣りの項目が少なかったこともあって買わなかった。
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そのすぐ側にあっていかにも
オイラに買ってくれと言う顔してたのが藤沢さんの本だった。
二年ほど前から池波正太郎さんの本を読み始めて
あと数冊でおそらく大方の池波本を読み終わることになる。
友人と酒を呑んでいたときに
「次は藤沢周平さんの本を読んでよ!」と言われてたのも
影響したと思う。
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読んでみて・・・
池波文学とは書き味も物語の幅も大きく違うが
流石にこの人ならではの木目細かい心理描写はとても魅力がある。
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この本は昭和56年に書かれたもので
最後の一話は
「盲目剣コダマ返し」というもので
数年前「武士の一分」として
木村拓哉氏が主演した映画になった原作だ。
とてもよく書けている。
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暮れの読書として相応しかった。
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もしももっと早く読んでいたら、この間の東北旅行で、海坂藩(鶴岡)に必ず立ち寄っていたはずですw
時代小説では山本周五郎、佐藤雅美なんかがいいかな
海坂藩(鶴岡)ですか・・・それは全く知りません
でした。
知らないと言うことは勿体無いことです。
反省!!
山本周五郎さんのは良いですな。
オチがいっつもホロリとさせられるものを
持っていますね。
コメントありがとうございました。