ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

暮れの読書

2011年12月27日 10時06分30秒 | 読書

 

大江戸釣客伝は書店でざっと立ち読みした。

中味に渓流釣りの項目が少なかったこともあって買わなかった。

そのすぐ側にあっていかにも

オイラに買ってくれと言う顔してたのが藤沢さんの本だった。

二年ほど前から池波正太郎さんの本を読み始めて

あと数冊でおそらく大方の池波本を読み終わることになる。

友人と酒を呑んでいたときに

「次は藤沢周平さんの本を読んでよ!」と言われてたのも

影響したと思う。

読んでみて・・・

池波文学とは書き味も物語の幅も大きく違うが

流石にこの人ならではの木目細かい心理描写はとても魅力がある。

この本は昭和56年に書かれたもので

最後の一話は

「盲目剣コダマ返し」というもので

数年前「武士の一分」として

木村拓哉氏が主演した映画になった原作だ。

とてもよく書けている。

暮れの読書として相応しかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
藤沢周平 (和三郎)
2011-12-27 12:55:11
私は20年ほど前に池波正太郎も藤沢周平もほぼ呼んだ

もしももっと早く読んでいたら、この間の東北旅行で、海坂藩(鶴岡)に必ず立ち寄っていたはずですw
返信する
追伸 (和三郎)
2011-12-27 13:00:16
井伏鱒二の「川釣り」(岩波文庫)は渓流釣りの話が多くていいです

時代小説では山本周五郎、佐藤雅美なんかがいいかな
返信する
和三郎さん、こんにちは! (ginjiro)
2011-12-27 14:58:50
ほほう!読書家なんですね!

海坂藩(鶴岡)ですか・・・それは全く知りません
でした。

知らないと言うことは勿体無いことです。

反省!!

山本周五郎さんのは良いですな。

オチがいっつもホロリとさせられるものを
持っていますね。

コメントありがとうございました。
返信する

コメントを投稿