昔は大みそかに借金取りが押し寄せて来て、もろもろの支払いを求めて来たものらしい。
その攻勢に耐えて、払うものは払い、なんとか翌年にまで延ばしてくれる支払いはそれなりに整理して越年するという。
まぁ~そういう厳しい攻防が庶民の生活にのしかかっていた時代はみんな生きていくのに必死だった訳ですね。
そういう実態が落語の中の世界として化石化してしまうとともに、国家はこっそりと借金を重ねて類稀な貧乏国家へと堕落した。
収入が50しかないのに、100以上を支出して累積債務は1000にもなってしまった。国民も、もっともっとと生活の贅沢化を追求して、昔のようなつつましさを失った。
50しかない収入でも45で生活して、毎年5づつを借金の返済に充てても、1000の借金を返すには200年!という途轍もない時間を要する。
それぞれの数字の単位を「兆円」としたのが日本の実態だ。未来への夢を語れますか?こんな状態で。
しかも、毎年赤字国債という借金を積み重ねている。地球温暖化どころぢゃないですよ、今の日本は。
プライマリーバランスの黒字化だなんて言って政治家さんは国民をだまそうとする。そんなもん、簡単に黒字化なんか出来ないし、よしんば出来たとしても過去からの借金返済は依然としてそのまま、残るでしょうが。
政治家は与党はおろか野党まで、このことを国民と共に考えて行こうという態度を取らない。これは?政治家なんてみ~んな意気地なしの無責任野郎だわ。
年明け早々、久しぶりのAPAS(Aged People Angry Syndrome)だぁ!!
私はもう永らくネットへの書き込みをしていませんが、本当にひさしぶりに銀次郎さんの記事を見て嬉しくなり、書き込みしました。
お元気そうで何よりです。
今年もこれからも、健やかな日々を過ごされますこと、お祈りしております。