はやい。明日から12月、そして平成28年が待ち構えている。来年ほんとうに起業できるのでしょうか、それとも再来年になるのでしょうか。とにかく、頑張ってみるしかありません。不安でいっぱいです。
現状で、まだ終ってないのが起業計画をシッカリ立てること、これを次の面接までにみっちりやらないといけません。コンサルは12月11日なんで。それまでにまとめること。
そして料金設定をやはりしっかり考えないといけない。安売りすることで生じる問題について考えてみた。
昔、アクセサリーを作って売ってたときのことなんだけど、あまりに自信がなさすぎて、原価ギリギリで販売していた。その結果起こった問題っていうのは
①値切られて「原価ギリギリなんです・・・」と説明したものの、NOといい切れず、お客のいった値段で売ってしまい赤字。交通費も自腹。
②商品を送っても送料はおろか代金を払ってもらえないまま音信不通。
③同業者とのトラブル。誤解を与えたり、ひどい場合は嫌がらせをされる。イジメにあう。
④あまくみられる、下にみられる、なめられる、バカにされる。変な客が来る。
⑤あとで料金を上げにくい。
私の作ったものなんてダメだから誰も買ってくれないだろう。そういう思いがあった。それで原価ギリギリにしていた。でも普通は原価ギリギリで売ってるなんて思わない、そんな商売する人なんていないから、利益があると思うわけで、だから値切るでしょう。心で泣きながら原価割れで売ってしまった。
お金を払ってもらえず逃げられることも(それも最初に入金してもらうようにしなかった私が悪いのだが)、安いからトンズラしてもいいやって思われている部分があるのかもしれない。
同業者とのトラブルは、自分が自信がなくてショボイものを売っていると思っていても、人はどう思うかわからないってことだ。もし人からみて(お客や同業者からみて)ショボくないなら、あるいはいいものなら、同業者にとっては「商売の邪魔」だ。なぜ適正価格で売らないのか、ってことになる。まわりとあわせないといけない。自分は自信がないだけでそうなってるんだけど、人はそうは思わないっていうことだ。
舐められる。というのはほんとうにそうだ。しまいにはタダ働きさせられてしまう。ブラックみたいなところにひっかかり契約させられかけたりしたしね、タダ働きしますってことで。空きがでるまではボランティアでやってください、っていう。それだったらら使ってあげてもいいわよっていう。もう「コイツ永久にタダで使い倒せるぜウヒョヒョ♪ラッキー♪」って感じが見え透いて。永久に空きなんてこないよ。これは途中で変だと思って関わらずにすんだけど。もう少し前の自分だったら、まんまとハマってたと思う。がまんしてやれば、いずれは・・・って思って期待して。でも、そんな日はこない。
後で料金をあげにくい。ここをよく指摘された。ある人に「最初はヘタクソなんだから3000円でいい。うまくなったら料金あげればいい、技術があれば人は来るんだから」といわれた。その助言には悩んだ。自分は5000~6000円設定で考えてた。
でも「料金は上げにくいよ、お金を払う側としては、500円上がっただけでも、あがっちゃったな・・・ショボーン(´・ω・`)てなるよ」って。ここを同業の人や利用者に指摘された。そして「安すぎると、不信感を与え敬遠される」ということも指摘された。そして安いと変な客がくる。
カウンセリングを受けるので探したことがあった。保健がきかないから高い。それは知っていた。探すと安いところがあって、ひとつは院生(ほぼ学生)の練習台で3000円くらい。おなじく3500円でマンションの一室でやってるところがあったんだけど、カウンセラーが何かの人格障害か依存症みたいな人だった。あるいは無料ですって宗教団体がやっていたりね。
自分がお客になった場合どうだろう、最初すこし高いと感じても、だんだん上手くなっていって値段が同じなら、その分お得感があるなと考えた。
それから、価値がわからない人に買ってもらわなくてもいいってこと。これ「ターゲット」を絞ることと同じだよね。実際「5000円なんてすごく高い、1000円とかならいいけど」とかいわれたこともあった。でもそんな料金でやってる同業者は一人もいない。
もしそんな料金でやったら、③の問題が発生することと、教えてもらった先生にいい顔はされない。失礼になるだろう。自分が教えたことが安売りされている、と思われるだろう。
そして、自分の技術がどの程度なのか自分ではわからないけれど、こんな自分でも嫉妬されることがあるのだから(何度もあった)、それが実際嫉妬されるくらいのレベルなのか、相手の勝手な思い込み(隣の芝生が青々してる)かはともかく、全くダメでもないのかもしれない。そういうことを念頭においておいたほうがいいんだろうな、と思った。
「できてるのに自信が無いからムカツク」といわれたこともあった。でも、その「できている」はどの程度なのだろうか。