道の駅なみえで食事を終えた後、常磐双葉インターチェンジから再度常磐道に乗り、南相馬インターチェンジまで走ります。時間にして約40分ほどの距離です。ここの常磐道は既に対面通行区間で、所々に追い越しエリアがある道路なんですが、車の走行量のそれほど多くないので、比較的マイペースに進む事が出来ました。
南相馬インターチェンジを下りましたが、恐らくこの時点で高速道路料金は6,000円を超えました。でもツーリングプランではエリア内、3日間で5,100円の定額なので、もう元を十分取れる感じでしょう。
ここから福島方面にはひたすら山越えをして走り続けます。福島に近くなるほど田園風景が広がって行きますが、UFOふれあい館まではGoogle Mapによると約50分ほどの距離になります。田舎道の国道なので、平均速度は60km以上で流れていますので、それでも相当の距離を走る事になります。
UFOふれあい館は千貫森公園の中にありますが、ちょうど千貫森の山の中腹にあります。到着は16時を過ぎてしまい、閉館1時間前にギリギリ間に合ったと言う感じです。
この施設ですが、１Fは展示室などがあり、２Fは銭湯と食事が出来る休憩所になっているそうです。UFOを町おこしにするのも面白いですが、この銭湯などの施設とUFO情報のミスマッチが何とも言えません。
ふれあい館の脇には、千貫森登山道の入り口があり、そこにはグレイの石像があるのには少し笑えます。
私がこのUFOふれあい館を知ったのは、確か何かの番組で取り扱っていたのを見たからなんですね。そもそも千貫森というのは、様々な不可思議な場所だと言うし、確かにこの周辺では未確認飛行物体の目撃が多いそうです。
入口に入ると入館料を支払い入館するのですが、展示物の人形とかは昭和の遊園地にあった人形を彷彿とさせるものが多くありました。またCIAの公開文書や世界各地であった目撃事件、異星人による誘拐事件の事がまとめられたパネルも多くありました。でも一番笑えたのは以下の立て看板です。
月刊ムーの三上編集長のパネルですね。確か三上氏はこのふれあい館の館長だか、何かをやっていると聞いた事がありますが、こうやって立パネルで展示されているとは面白いですね。
私が行った時には１組のカップルが来ていましたが、職員の方が「３Dシアターを上映しますが、御一緒にどうですか？」と声かけして貰ったので、９分ものの３D映画を見てきました。
内容は千貫森に関する事で、様々な不思議な遺跡が周囲にあったり、多くの目撃例とかいろんな事を取り扱っていました。９分という短い映画でしたが、退屈せずに見る事が出来ました。
個人的には「UFO」とか「異星人」というのは、既に「居る・居ない」を議論すべき時期では無いと思っています。実際にアメリカの上院ではUFOをUAPと呼んで、公聴会が開かれたりしていますし、国防総省もUAPは現象としては実在する事までは認めています。かなり昔ですが、確か自民党の香川県連青年部が国会で議員（誰だったかな？）を通じて防衛庁（元：防衛省）に、自衛隊としてUFOを取り暑かった事例は無いか、質問をしたところ、メモ書きですがアメリカのOSI（Over Sea Intelligence）のMr.ヤマダという人物から、自衛隊にUFOを取り扱うセクションの有無の問い合わせがあった事が出されましたし、元航空自衛隊のパイロットでもUFOの目撃証言をまとめた本が、元航空自衛隊のパイロット幹部から出版もされていますからね。もうバラエティで笑いのタネとして扱うものではないでしょう。これが私の考えです。
このあたりを語りだすと、紙面も足りませんし、そもそもこのブログの趣旨とは違った話になるので、ここで止めておきますが、ふれあい館に展示されている資料も過去で古いものばかりの様でした。でも面白い場所ですね。
UFOふれあい館を17時前に出発して、本日一泊するホテルに向かいます。そのホテルは福島市内で県庁の前にあります。バイクでは30分程の距離です。
この段階で走行距離も400キロ近くになっていて、結構体力的にも限界が来ていましたが、ここで気を抜いたら事故を起こしてしまうので、気を引き締めて向かいました。
ホテルでは夕食が出ないし、近所にも飲食店が無い様なので、途中のコンビニで弁当とビールを購入して向かいました。
ホテルにチェックインしたのは18時前でした。ホテルに入り、シャワーを浴びて着替えをし、ビールを飲んで弁当食べながらテレビを見ているうちに寝てしまい、気付いたら夜中の３時なっていました。
翌日は福島からの復路になります。
