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ビーナスラインからメルヘン街道、避暑ツーリング

 SNSを見ていると「ビーナスライン」という場所をよく目にします。結構いい景色の場所という事で、行った人達から紹介されているのですが、私は行った事がありません。どうやら高原地帯の様ですが、ちょっと調べてみると長野県にあるルートで、美ヶ原から霧ヶ峰、白樺湖を経由して茅野までの全長76キロのコースを言うそうです。

 76キロの全ルートはとても長く、今回は日帰りで時間も限られている事から、全てのコースを走る事は難しいと考え、まずは霧ヶ峰から白樺湖のルートを走る事にしました。本当はこの夏、黒部ダムなど一泊コースで行く事も検討していたのですが、諸般の事情から日帰りで帰るというツーリングコースしか選択出来ず、またここ最近の酷暑の中、炎天下を長時間走る事は体力的な自信も持てない事から、今回ビーナスラインのコースを走るには、出来れば諏訪近辺には9時前に到着したいと考えました。

 以上の事からルートとしては早朝4:30には自宅を出発し、相模湖ICには6:00頃には到着、そこから中央高速をひた走る事で9時前には諏訪に到着する事を計画したのです。

 この日は自宅を4:30に出発しました。自宅は当然みな寝ている中で出発しました。近所のコンビニエンスストアでおにぎりとお茶を購入、まずは軽く腹ごしらえをしましたが、この段階で5時前になっていました。この時、既に東の空から太陽が出始めていて、気温も28度を超えていました。

 ここから厚木市内に向い、国道411号線を使って相模湖に抜けるルートを取ります。早朝という時間帯もあり、昼間であれば1時間半から2時間かかるところ、津久井青山のコンビニには6時前に到着しました。このコンビニには店の外に座れるテーブルもあるので、そこで水分補給をかねて小休止しました。

 この段階で朝日も指し始め、気温も30度近くになっています。ここから相模湖ICまでは30分程度かかるので、小休止もそこそこに出発、中央高速道路の相模湖ICに向いました。

 中央高速自動車道では90キロ前後で巡行し、まずは談合坂SAを目指して走りました。このGIXXER150はエンジンの排気量は150ccですが、90~110キロの巡行走行はそこそこ熟す事が出来ます。以前に乗っていたFUSIONやFOREZAというビッグスクーターも120キロの巡行は可能でしたが、私が乗っていた感覚では100キロを超える巡行では走行時の安定感をあまり感じる事が出来ませんでした。しかしGIXXEERはホイールの大きさがある事、またネイキッドバイクでニーグリップして操作する事から、110キロ走行でも不安はさほど感じません。惜しむらくはサスペンションが固めである事と、やはりエンジンが小さいので110キロ巡行でエンジンの回転数が8000回転前後になるので、それ以上の速度を出す事が中々難しいという事です。でもスピードにそれほど拘らなければそこそこ呼応速道路もこなして走ってくれるバイクです。

 談合坂SAには6:40頃に到着しましたので、ここで朝食を取る事にしました。

 朝食はフードコートで取りました。この時間ではまだレストランは開いていませんが、フードコートは営業していて、人もまだそれほど多くはありません。ここでカツカレーを注文したら、店主が味噌汁をサービスで付けてくれました。

 カツカレーでお腹を満たしたら、談合坂SAを出発し、途中で双葉SAで小休止をしましたが、諏訪ICまでひたすら走りました。中央高速道路では双葉SAから小渕沢までの間で高度をどんどん上げて、諏訪南ICの手前で最高標高1050メートル地点となり、そこからは諏訪ICまで緩やかな下り坂となります。双葉からこの諏訪までの間、右側には八ヶ岳が霞んで見え、山頂付近は雲がかかっているのが見えました。また左側は南アルプスから中央アルプスの山並みを見る事ができますが、こちらも山頂付近には雲がかかっていました。

 諏訪ICを降りたら霧ヶ峰農場直売所に向かうのですが、そこまでは諏訪茅野線を使って向かいます。この道は少し荒れたワインディング道ですが高度をぐんぐん上げていきます。そして30分程度走ると「霧ヶ峰湿原植物群落」という場所に出ました。

 ここは開けた場所で、霧ヶ峰高原を見晴らす事が出来ました。写真では中々伝わりませんが、とても良い景色で私の他にも2台ほど車が止まり、この景色を眺めていました。ただこの場所は携帯電話の圏外になっていて、私はバイクの走行記録アプリを利用していたのですが、圏外状態で写真をアップロードしようとしたら、アプリが落ちてしまい、ここまでの走行記録が全て飛んでしまいました。

 この場所から農産品直売所までは10分ほどの距離で、霧ヶ峰には10時前に到着しました。

 ここから白樺湖までの区間が、今回走るビーナスラインとなります。空を見ると雲は近く、遠くの山々も雲に霞んでいましたが、見晴らせる景色はとても綺麗でした。

 上の写真で遠くに見えるのが白樺湖です。今回はこの白樺湖から高原を下る事になります。

 白樺湖畔にある観光センターで、ワサビ風味のアイスクリームを食べ、国道152号線を茅野方面に下る事にします。ここまでのんびりビーナスラインを40分ほど走ってきました。この国道152号線を下ると茅野で国道299号線に出る事が出来ます。
 国道299号線は、秩父方面に出るのに何かと使う国道なのですが、この茅野~入間の間を走る国道で、茅野側の道は「メルヘン街道」と呼ばれていて、別荘地を抜け、麦草峠を抜けて佐久穂町へ抜ける事が出来ます。途中、麦草峠が最高標高地点になっています。

 途中、日向木場展望台で止まりましたが、この日はガスっていて周囲の景色を見る事が出来ません。気温も19度で少し肌寒い感じです。茅野辺りでは30度はあった気温が約30分走り11度下がった事になります。

 麦草峠の標高は2127メートル。これは高い場所です。

 麦草峠を過ぎて山を下っていくと、途中で佐久穂から佐久、そして遠くは浅間山から秩父山塊が一望できる展望場所がありました。この日は午後からにわか雨の可能性もあると言われていましたが、ここから見る空もようでは、入道雲はあちらこちらにあっても、ゲリラ豪雨をもたらす様な雲は見えません。ここから佐久穂まで降りて、海瀬から十石峠を抜けて、上野村を経由して帰路につきます。この時は丁度、昼12時頃でしたが、ここからひたすら国道299号を入間方面に向けて走っていきます。

 十石峠の展望台は、いまだ閉鎖中で上る事が出来ません。ただここは何時来ても静かな場所です。ここから上野村へは細いワインディングをひたすら下っていきます。

 十石峠から少し下った場所に開けた場所があったので、写真を撮りましたが、上野村は遥か先でこの場所からは山しか見えません。

 道の駅上野は十石峠から1時間ほどかかりました。ここで時間は午後3時となっていましたが、昼食をここで取る事にしました。メニューを見て、いのぶた丼を美味しくいただきました。

 このあとは入間までひたすら走りました。入間からは圏央道に入りましたが、帰宅したのは19時になっていて、走行距離は460キロとなっていました。

 


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