３月２１日は「春分の日」でした。いよいよ春本番で、バイクツーリングにはこれから良い季節が到来しました。この日の天気はスッキリしない天気でしたが、御前崎の方に行ってみたいなと前々から考えていたので、この日は早朝に起きて行ってみる事にしました。
本当は朝六時には出発するつもりでしたが、結局自宅を出たのは７時前となってしまいました。
この日の朝食は近所の吉野家で「朝牛セット」を注文、セットの味噌汁は豚汁に変更。
天気予報では「曇りのち晴れ」となっていました。しかしこの朝は薄曇りで薄日は指していましたが、日差しが弱かったためか気温は低めでした。でもバイクで走っていても手が悴む事もない位の陽気でした。
この日のルートは自宅から厚木に向い、そこから小田原厚木道路に入って小田原に向いました。
小田原ＰＡに到着すると、この日はそこそこバイクの台数がいました。まあいよいよバイクの季節になりますからね。
ここからは富士山が見えるのですが、富士山は薄曇りの中で見えていました。小田原からは箱根を越えるのですが、この小田原でも少し冷える感じがしましたので、恐らく箱根峠は冷え込んでいるんだろうなと思いました。何時もなら箱根峠を休憩ポイントとしているんですが、今回は無理だろうなと思いながら箱根新道へと向かいました。
（https://kids.rurubu.jp/article/105776/から引用）
箱根峠は素通りして、途中で山中城跡というのがあるのですが、そこに「ドラゴンキャッスル」という施設があるんですね。これに似たのは相模湖プレジャーフォレストに「マッスルモンスター」というのがあるんですが、以前に次女を連れて行った事があります。次女は喜び色んな所へチャレンジして動き回るんですが、正直私は腰砕けであまり動けませんでした。人には高さを感じるところがあって、こういう施設はその高さにマッチした作りになっているんでしょうか。
今度、子供を連れてきてみようかなと。。。
箱根峠は素通りしましたが、山中城跡の駐車場で休憩。この先のルートを確認しました。
以前に何回か三島～沼津方面を走りましたが、渋滞するのは三島市内から沼津辺りまで、使うのは国道１号線をそのまま走りますが、沼津から先の富士市から富士宮市あたりでは、道幅も広く、パイパスの様な箇所もあるので、道の駅富士川までは１時間程度を想定しました。
国道１号で富士川を渡る橋の手前に「道の駅富士川」がありますが、想定通り、山中城跡からは１時間ほどで到着しました。恐らく自宅方面の横浜町田ＩＣから東名高速を使えば、富士川周辺には１時間半ほどで到着する事が出来ます。
途中、小田原厚木道路を使いましたが、この日はここまで３時間ほどかかりました。GIXXER150は155ccなんで高速道路を使えば早く来れるのかもしれませんが、私は基本、バイクは下道で走りたいと考えています。何故かと言えば、その方がいろんな景色をみれますからね。知人からも「早くETCつけちゃえよ！」と言われるんですが、それに踏み切れないのはこういう事からなんですよね。あと高速代を節約したいというのもあるんですけどね。
ここからはGoogle Mapで「有料道路・高速道路を利用しない」オプションを設定して、御前崎までのルートを検索。静岡県内では国道１号はかなりバイパス化が為されているんですが、２時間程度の時間がかかると出ました。静岡市近辺のルートはこんな感じでした。
清水市近辺では、バイパスに入るまで区間で多少渋滞しましたが、順調に走り続け、昼前になりましたので「道の駅宇津ノ谷峠」で少し早い昼食を取る事にしました。ここで食べたのは「峠のとろろ飯定食」。
このとろろイモは自然薯だと言います。私の亡父はこのとろろイモが好物で、子供の頃には良く食卓にならんでいたのですが、結婚してからはあまり出なくなりました。一度、とろろイモが出たのですが、次女がイモにカブレた事もあって以来全く出なくなりましたので、久しぶりに食べました。だし汁が利いていてとても美味しかったです。
昼食をとった後出発しましたが、ここでGoogle Map操作でやらかしてしまいました。オプションで「有料道路・高速道路を利用しない」オプションで経路検索をしていたんですが、どこをどう間違えたのか、宇津ノ谷から国道１号を外れ、案内されたのは東名高速の焼津ＩＣでした。ここで高速道路を利用すれば、御前崎まで約４０分、下道で走ると１時間４０分と出ていました。
想定では金谷近辺まで国道１号を走り、そこから御前崎に向かう経路を想定していましたが、気が付けば焼津で市街に案内されてしまい、そこから再度、経路検索を検索した結果、海岸沿い（相良海岸など）を走るルートを取る事になってしまいました。
このルートで大井川を渡り、ひたすら海沿いを走りましたが、相良海岸では潮の香に充ちていました。天気が良ければ気持ち良いルートなんでしょうが、残念ならがこの日は終始薄曇りなので、ちょっと残念な感じです。
結局、御前崎に到着したのは１２時半を過ぎてしまいました。自宅を出てから約６時間ほどかかってしまいました。この御前崎は天気が良ければとてもいい景色なんでしょうが、薄曇りであったのが残念でなりません。でもまあ、ここまで様々な景色を眺められたので、それで良しとしましょう。
この御前崎の近くには浜岡原子力発電所があります。今から３０年ほど前、まだ自動二輪の免許を取得して間もない頃、当時乗っていたカワサキZX-4で来た事がありました。
思えば当時は独身貴族さながらで、バイクで好きな車を買う事が出来ました。でも今は家族を養いながら、自動車とともに所有できるのは車検の無い250ccクラスが精一杯です。そんな中でGIXXER150は良き愛車です。
その当時は確か東名高速で相良牧之原ＩＣまで来てから、ひたすら渋滞する中を浜岡原発まで向かった記憶があります。渋滞の中で繰り返すクラッチ操作、前傾姿勢も相俟って手首と腰痛に悩まされながら来た記憶があります。
御前崎から浜岡原子力発電所までは海沿いの道を数キロのルートです。原発には浜岡原発資料館があるので、そこを見て帰ろうと思いました。
御前崎からは混みあう事もなく、十五分程度で資料館に到着。建物はすごく立派なんですが、見学者が昼過ぎにも関わらずポロポロと居る程度です。恐らく「原発マネー」によって維持されているんでしょうか。。。これは穿った見方ですかね。
ここの資料館には展望室もあるので、今回はそこへ行ってみましたが、「安全・保安上の理由」からそこだけは撮影禁止になっていました。まあテロ行為というのは有りうる事なんで、致し方ない事なんでしょう。昨今では東南海地震が話題に上がっていますが、もしこの地震があった場合、この浜岡原発周辺にも巨大な津波が来る事が予想されます。確かに展望台から見ると、防波堤とも言うべき外周が嵩上げされているのが見えますが、本当にこれで防げるんでしょうか。自然は判りませんからね、、。まあその事はここではあまり言及しない事にします。
この段階で時間は午後１時を過ぎていました。なるべく明るい時間帯に帰宅したいので、ここからは高速道路を利用するルートで帰る事にしました。御前崎から新東名の藤岡岡部ＩＣのルートで、ICまでは１時間弱で以下の様なコースです。
この帰路の途中、島田市の手前で大井川を渡る前に広がる茶畑は良い景色でした。写真を撮って置けば良かったんですが今回は撮っていません。疲れていた事もあったかなぁ・・・でも大井川を渡ると左側に面白そうな橋があったんで立ち寄りました。「蓬莱橋」です。
この橋の建造は明治時代だとありました。そう言えば江戸時代には大井川には橋がかけられる事は無かったそうですが、理由としては西からの反乱軍が来た時に、駿府や江戸城を守る事だったと言います。しかし最近では大井川の渡屋の権益維持が理由だったと言われていますね。ちなみにこの橋、渡るのは有料になっていましたが、疲れていたので今回は見るだけにしました。
第二東名にはいって自宅へ向かったのですが、ちょっと小腹が空いたので駿河湾沼津ＳＡに立ち寄って、富士宮焼きそばを買いました。
自宅に戻ったのは午後６時前、この日の走行距離は４２０キロ程度でした。SSTRでは予定では４５０キロを走破する予定なので、まあこんな感じなのかもしれません。疲れもありますが、横っ腹の筋肉が少し張った感じです。でもまあSSTRは何とか走れそうな感じですね。
