私はバイクと言えば中古バイクを今まで購入していました。しかし今回は新車購入、まずは1,000キロは慣らし運転が必要になります。
今年のGWは10連休。バイクの慣らしもそうですが、自分自身の習熟もかねて、まずは山中湖あたりを目指して散歩がてらのショートツーリングに出かけました。
私は横浜市内に住んでいますが、一般的に山中湖に行くルートとしては、御殿場から向かうルートか、道志村を抜けるルートの2つがあります。しかし今回は、ちょっと変わったルートを考えました。それは厚木からR246を使い、山北の先から県道147号を使って明神峠を越えて山中湖畔に向かうというルートです。
このルートは個人的には初めて使うルートであり、前日に地図を頭に叩き込みました。
4/30(土)は朝から晴天。気温も朝は少しヒンヤリしましたが、午後にはかなり温暖になると思いました。
自宅から厚木へは桜が丘から厚木飛行場の脇を通り、海老名を抜ける道を選択して向かいましたが、この時間で既に渋滞が始まっていました。
若い時分の私であれば、脇をすり抜けして行ったのですが、やはりこの年齢にもなり、このすり抜けには恐怖を感じますので、大人しく渋滞の車列の中を進みました。
全てのドライバーがバイクに気遣ってくれていれば良いのですが、バイクの車体は小さく、また体がむき出しで走る代物です。バイク側がいくら気を付けていても、やはり事故を防ぐ事は難しいでしょう。
もし事故にあってしまえば、私自身だけの問題ではなく、事故の相手方へも迷惑をかけますし、何よりも家族にも多大な迷惑を掛けますので、やはり事故のリスクは極力排除した方が良いと、私は思うのです。ただマニュアルバイクの場合、スクーターとは違って渋滞では疲れてしまう事、これは自動車と同じですね。
海老名を抜けて、相模川を渡り厚木市内からR246をひたすら西へと進むのですが、途中の秦野市手前には「善波トンネル」があります。この善波トンネルは「心霊スポット」と言われていますが、そのトンネルはR246上にあるものではなく、秦野市の手前で左の細い道の先にある「旧善波トンネル」だと言われています。
十代の学生時代の頃は、深夜に先輩の運転する車に乗り込み、こういった心霊スポットは幾つか巡った事があります。この写真の「旧善波トンネル」も昼間など、明るい時間帯であれば静かでいい場所なのですが、深夜には正直通りたくは無い雰囲気を醸し出しています。
この日のR246は松田の手前まで渋滞が続いていましたが、その先は渋滞も特になく、スムーズな感じで走れました。
このGIXXERはネイキッドバイクなので、やはり風は体にもろ受けてしまうので、これでは長距離走行は疲れてしまいます。この先、長距離のツーリングを考えたら、やはりフロントスクリーンは必要かもしれないなとか、様々な事を考えているうちに、県道147号の分岐点に到着したので、R246を離れ、県道へと走りを進めました。
かつ丼を頬張りながら、これからどのルートを使うかを考えたのですが、とにかく山中湖周辺はまだ「冬」の様な気温で、バイクで走ると体が冷え込みます。何しろそんな事を想定していない甘い服装だったので、とにかく道志村方面を抜けて、早めに神奈川へと戻る事にしました。
本当はリニア新幹線の試験コースとか、見てみたいと思っていたのですが、それは次の機会という事にしました。
ツーリングには、事前の調査と準備が大事ですね。甘かった・・・
道志村を抜けて、中津川沿いにR412を厚木に向いましたが、途中の愛川町あたりで脇道に入ると「水道坂」というのがあります。ひたすら一本道で先の方の坂がまるで「べた踏み坂」の様に見えると個人的には思うのですが、どうでしょうか。スマホの写真では、その雰囲気は中々出せないモノですが、ちょっとしたご紹介まで。