こんばんは、あきっしーにて候う。
由来は秋葉原とふなっしーを略してみました。
・今日の見聞
「新浦安」に行ってきました。
今日は自転車で移動。
雨が降らなくて良かった~。
・今日のアニメ
「食戟のソーマ」を視聴しました。
一口にカレーと言っても原型を留めない。
・今日のアプリ
「ブラックバイト始めました」を起動しました。
お店を経営し客を捌いて、ゲームの嫁の為にお金を稼ぐゲームである。
・本日のニュース
情報源は”ライフハッカー [日本版]”
「評判が良くても優れたアプリとは限らない」
便利だから、あるいは問題を解決できるから、という理由で評判の良いアプリがある一方、有名な会社や人物が作ったアプリだからという理由で人気のアプリもあります。それらは、皆が使っている、たくさん宣伝されている、ということも含め「有名である」からこそ評判が良いのですが、そのようなアプリをダウンロードしたり、課金したり、情報を提供したりする前に、自分がそれを使おうとしている理由をきちんと確認しておきましょう。
たとえば、チャットアプリ『Slack』は、見た目が良いだけで際立った特徴はない、ただのIRCの類なのに、その使い方に関して複数の解説書があるほど人気があるのはなぜでしょうか? サービス内容は端末にすでに内蔵されている、ありふれたMMSである上に、ユーザーセキュリティにまったく配慮していないのにもかかわらず、どうしてユーザーは『Snapchat』を使い続けるのでしょう?
そして、アプリ開発者が、個人情報が漏れる恐れのある不完全なアプリを次々と作り出すのはなぜでしょうか。「楽しいから作っている」と彼らは言うものの、初めからユーザーやプライバシーを守るつもりはないようです。
その答えは簡単です。つまり、この手の業界には成功するための明確な基準があり、それを目指して彼らは、アプリを大量に作り、「将来的にYahooやGoogleに売却できるもの」を求めているベンチャー投資家を誘い、たくさんのユーザー(とその貴重な情報)を集め続けているのです。
なんだかひどい話ですよね。とは言え、これが業界にとって成功するための定番なのです。今回はその内容をご紹介しましょう。
1番乗りのアイデアなのか、注目を集められたのかが重要
こういったアプリの多くはリスク回避を目的としたものが多いため、わりと人気が出ます。ただ、「みんなが使っているから」という理由だけで存在し、従来のアプリとくらべて格別に新しいところや違いがないものも多いです。たとえば『Yelp』がいい例で、このアプリにはかなりの問題があり、ユーザーにそのことを質問すると、大抵は「うん、うさん臭いとこもある会社だよね」といった感じの答えが返ってきます。それにもかかわらず、私たちは、新しいお店を試す前にはやっぱり『Yelp』のレビューをチェックしてしまいます。要するに、他に誰に聞いていいかわからないのですよね。
こういうことが起こるのは、大抵その市場でトップになったときか、人々の注目を集めるのに成功したときです。一度そうなってしまうと、ますます人が集まり、他のアプリを使う人がいなくなり、他に選択肢がなくなってしまいます。たとえば、『Uber』がとても良い例です。現在、Uberには深刻な問題があります。さまざまな事件が起きてその対応に追われていたり、「ドライバーの身元確認をした方がいいですよ」などと言って批判されていたりします。とは言え、このアプリは少なくとも私の地域では、依然として頼りになる最良の交通手段であり、他の地域でもそうだと思います。Uberの影響力は大きいので、単に「問題が多い」からと言って失敗することはないでしょう。それは「アイデアが良いから市場で1番になった」という証拠でもあります。
もちろん、評判が良いことが必ずしも悪いというわけではありません。人気のあるサービスはユーザーのニーズに応えて拡大するのが普通です。人が集まるところには、お金や開発環境、注目が集まります。そして、何か問題が起きた場合は会社が積極的にそれを解決するための行動を起こすことが理想でしょう。
登場したアプリがたちまち人気となって、もっと便利になるために(たとえば『Waze』や『WhatsApp』のように)たくさんのユーザーに使ってもらわなければならないのなら、これはすばらしいことです。アプリ開発者がユーザーのニーズに応えているというだけではなく、登録した際に本当に恩恵を受けられるからです。
しかし、これは諸刃の剣でもあります。現在、友達とのやりとりや、個人売買など、コミュニケーションが簡単にできるアプリがどんどん作られていますが、その手のものはそもそも、多くの人が使わなければ機能しません。当然、アプリが出たばかりのときは誰も使っていないので、まったく役に立ちませんし、登録しても友達の中で使っているのは皆さんだけだったり、何かを売ろうとしても、買う人が誰もいなかったりするのです。残念なことに、こういったアプリは使い続けなければ便利になることはありません。それなのに、皆さんにはそれを待つ気もなく、友達にアプリを使うよう宣伝したりもしません。
このどうしようもないジレンマがわかりますか?
つまり、たくさんのすばらしいアイデアがそうやって死んでいくのです。しかし、二流のアイデアでも残るときは残ります。なぜなら、そのアイデアは1番に成功し、今や「誰もが使う」ものだからです。そんな風に成功したアプリがいくつか思い浮かびます。そう、PaypalやFacebookです。
ちょっとあやしげな売り込みで、話題になる
特に優れているというわけではないけれど、後ろ盾があったために成長した超人気アプリもあります。これらは、「(誰もが知るまったく別の会社)を設立したXがプロデュースしました!」と、立派な見出しの紹介をひっさげてスタートします。先見の明のある人による新しいアイデアだと、瞬く間に話題になるのです。
問題なのは、それがほとんどデタラメで、そういうやり方はプレスリリースやブログ記事への注目を集める方法の1つでしかないということです。
たとえば『Slack』は、現在テクノロジー業界では人気のアプリです。Slackの後ろには「Flickr」の共同創設者がいますが、特別な中身のアプリというわけではありません。機能の充実したチャットアプリで、デザインも良いのですが、目立って革新的なところはありません。『HipChat』や『TeamChat』、IRC、それから、ずっと前に登場した多くのチャットアプリと大した違いはないのです。米Lifehackerでも連絡をとるのに利用しているようですが、このアプリの成功には、現代的なデザインだけではなく、「仕事場のソーシャルネットワーク」であり「Eメールいらず」のアプリであるという大げさな宣伝文句で売りだした部分が大きいでしょう。私たちは、それが真実ではないとわかっているのですが、どのみち技術系ブログ記事に充満する熱は収まらないと思います。
もし皆さんが何かのサービスを始めるのなら、「グロースハッカー」を何人か雇いましょう。彼らの仕事は皆さんが始めたサービスが話題になるように、ソーシャルメディアやメールで大きく宣伝活動を行うことです。できるだけ多くの新規ユーザーを呼び寄せるために、いろいろな場所でくりかえし宣伝し、有名なブログやニュースサイトで、話題になりそうな議論を引き起こします。そうすると、次第に人が集まってきます。もちろん、課金が必要になることをはっきり言わずに製品自体は無料で提供しても良いでしょう。
この作戦は、マスコミに関わる人間にとっては「内輪ネタ」ですが、皆さんにもその問題がわかると思います。こういったことがいつでもサービスの水面下にはあるのです。とは言え、結局、成功するためには登録してくれるユーザーやブログを読んでくれる人が必要なのです。馬鹿馬鹿しいことではありますが、そういうものなのです。何かの記事を読む際にはその裏にある意図に気をつけてください。
「悪いこと」ではないが、「愚かな選択」をしないこと
さて、理想の上ではメリットのないアプリを使う人はいないでしょう。「生産的」なアプリのことだけを言っているのでもありません。暇をつぶしてくれるアプリにだって、会議に遅れないために家を出る時間を教えてくれるアプリと同じくらいの「メリット」があります。ですから、アプリを登録、インストールする前に自分にとって「真のメリット」が何かということを決めなくてはなりません。
常識的な話をしているように聞こえるかもしれませんが、おそらくこれは、思っているより難しいことだと思います。お持ちの携帯を見てください。インストールしたアプリのうち、過去30日使用しなかったアプリはいくつありますか? 一度も使っていないアプリはありませんか?
生産性を上げ、より充実した生活を約束するアプリやサービスがあれば、皆さんは当然飛びつくでしょう。しかし、次に「チャットアプリ」や「コミュニケーションに革命をもたらすアプリ」に登録するときが来たら考えてください。
「このサービス/アプリ/ツールに登録することで私の暮らしはいい方向に改善されるだろうか?」
もしこの質問に「はい」と答えられるなら、たとえば、「これは楽しいし、ストレス解消に役立つ」「これで通勤が少し退屈ではなくなる」「今まで知りたかったことを教えてくれる」と言えるなら大丈夫。これは自身が選んだことで、誰かのインチキな売り込みやプレスリリースを鵜呑みにしたブログに影響されたわけではないという理解しても良いでしょう。
時々そうやって考えることを忘れないでください。そうすれば、不要なアプリに時間をとられることもなく、本当に大切なことにエネルギーを注げるようになるでしょう。
由来は秋葉原とふなっしーを略してみました。
・今日の見聞
「新浦安」に行ってきました。
今日は自転車で移動。
雨が降らなくて良かった~。
・今日のアニメ
「食戟のソーマ」を視聴しました。
一口にカレーと言っても原型を留めない。
・今日のアプリ
「ブラックバイト始めました」を起動しました。
お店を経営し客を捌いて、ゲームの嫁の為にお金を稼ぐゲームである。
・本日のニュース
情報源は”ライフハッカー [日本版]”
「評判が良くても優れたアプリとは限らない」
便利だから、あるいは問題を解決できるから、という理由で評判の良いアプリがある一方、有名な会社や人物が作ったアプリだからという理由で人気のアプリもあります。それらは、皆が使っている、たくさん宣伝されている、ということも含め「有名である」からこそ評判が良いのですが、そのようなアプリをダウンロードしたり、課金したり、情報を提供したりする前に、自分がそれを使おうとしている理由をきちんと確認しておきましょう。
たとえば、チャットアプリ『Slack』は、見た目が良いだけで際立った特徴はない、ただのIRCの類なのに、その使い方に関して複数の解説書があるほど人気があるのはなぜでしょうか? サービス内容は端末にすでに内蔵されている、ありふれたMMSである上に、ユーザーセキュリティにまったく配慮していないのにもかかわらず、どうしてユーザーは『Snapchat』を使い続けるのでしょう?
そして、アプリ開発者が、個人情報が漏れる恐れのある不完全なアプリを次々と作り出すのはなぜでしょうか。「楽しいから作っている」と彼らは言うものの、初めからユーザーやプライバシーを守るつもりはないようです。
その答えは簡単です。つまり、この手の業界には成功するための明確な基準があり、それを目指して彼らは、アプリを大量に作り、「将来的にYahooやGoogleに売却できるもの」を求めているベンチャー投資家を誘い、たくさんのユーザー(とその貴重な情報)を集め続けているのです。
なんだかひどい話ですよね。とは言え、これが業界にとって成功するための定番なのです。今回はその内容をご紹介しましょう。
1番乗りのアイデアなのか、注目を集められたのかが重要
こういったアプリの多くはリスク回避を目的としたものが多いため、わりと人気が出ます。ただ、「みんなが使っているから」という理由だけで存在し、従来のアプリとくらべて格別に新しいところや違いがないものも多いです。たとえば『Yelp』がいい例で、このアプリにはかなりの問題があり、ユーザーにそのことを質問すると、大抵は「うん、うさん臭いとこもある会社だよね」といった感じの答えが返ってきます。それにもかかわらず、私たちは、新しいお店を試す前にはやっぱり『Yelp』のレビューをチェックしてしまいます。要するに、他に誰に聞いていいかわからないのですよね。
こういうことが起こるのは、大抵その市場でトップになったときか、人々の注目を集めるのに成功したときです。一度そうなってしまうと、ますます人が集まり、他のアプリを使う人がいなくなり、他に選択肢がなくなってしまいます。たとえば、『Uber』がとても良い例です。現在、Uberには深刻な問題があります。さまざまな事件が起きてその対応に追われていたり、「ドライバーの身元確認をした方がいいですよ」などと言って批判されていたりします。とは言え、このアプリは少なくとも私の地域では、依然として頼りになる最良の交通手段であり、他の地域でもそうだと思います。Uberの影響力は大きいので、単に「問題が多い」からと言って失敗することはないでしょう。それは「アイデアが良いから市場で1番になった」という証拠でもあります。
もちろん、評判が良いことが必ずしも悪いというわけではありません。人気のあるサービスはユーザーのニーズに応えて拡大するのが普通です。人が集まるところには、お金や開発環境、注目が集まります。そして、何か問題が起きた場合は会社が積極的にそれを解決するための行動を起こすことが理想でしょう。
登場したアプリがたちまち人気となって、もっと便利になるために(たとえば『Waze』や『WhatsApp』のように)たくさんのユーザーに使ってもらわなければならないのなら、これはすばらしいことです。アプリ開発者がユーザーのニーズに応えているというだけではなく、登録した際に本当に恩恵を受けられるからです。
しかし、これは諸刃の剣でもあります。現在、友達とのやりとりや、個人売買など、コミュニケーションが簡単にできるアプリがどんどん作られていますが、その手のものはそもそも、多くの人が使わなければ機能しません。当然、アプリが出たばかりのときは誰も使っていないので、まったく役に立ちませんし、登録しても友達の中で使っているのは皆さんだけだったり、何かを売ろうとしても、買う人が誰もいなかったりするのです。残念なことに、こういったアプリは使い続けなければ便利になることはありません。それなのに、皆さんにはそれを待つ気もなく、友達にアプリを使うよう宣伝したりもしません。
このどうしようもないジレンマがわかりますか?
つまり、たくさんのすばらしいアイデアがそうやって死んでいくのです。しかし、二流のアイデアでも残るときは残ります。なぜなら、そのアイデアは1番に成功し、今や「誰もが使う」ものだからです。そんな風に成功したアプリがいくつか思い浮かびます。そう、PaypalやFacebookです。
ちょっとあやしげな売り込みで、話題になる
特に優れているというわけではないけれど、後ろ盾があったために成長した超人気アプリもあります。これらは、「(誰もが知るまったく別の会社)を設立したXがプロデュースしました!」と、立派な見出しの紹介をひっさげてスタートします。先見の明のある人による新しいアイデアだと、瞬く間に話題になるのです。
問題なのは、それがほとんどデタラメで、そういうやり方はプレスリリースやブログ記事への注目を集める方法の1つでしかないということです。
たとえば『Slack』は、現在テクノロジー業界では人気のアプリです。Slackの後ろには「Flickr」の共同創設者がいますが、特別な中身のアプリというわけではありません。機能の充実したチャットアプリで、デザインも良いのですが、目立って革新的なところはありません。『HipChat』や『TeamChat』、IRC、それから、ずっと前に登場した多くのチャットアプリと大した違いはないのです。米Lifehackerでも連絡をとるのに利用しているようですが、このアプリの成功には、現代的なデザインだけではなく、「仕事場のソーシャルネットワーク」であり「Eメールいらず」のアプリであるという大げさな宣伝文句で売りだした部分が大きいでしょう。私たちは、それが真実ではないとわかっているのですが、どのみち技術系ブログ記事に充満する熱は収まらないと思います。
もし皆さんが何かのサービスを始めるのなら、「グロースハッカー」を何人か雇いましょう。彼らの仕事は皆さんが始めたサービスが話題になるように、ソーシャルメディアやメールで大きく宣伝活動を行うことです。できるだけ多くの新規ユーザーを呼び寄せるために、いろいろな場所でくりかえし宣伝し、有名なブログやニュースサイトで、話題になりそうな議論を引き起こします。そうすると、次第に人が集まってきます。もちろん、課金が必要になることをはっきり言わずに製品自体は無料で提供しても良いでしょう。
この作戦は、マスコミに関わる人間にとっては「内輪ネタ」ですが、皆さんにもその問題がわかると思います。こういったことがいつでもサービスの水面下にはあるのです。とは言え、結局、成功するためには登録してくれるユーザーやブログを読んでくれる人が必要なのです。馬鹿馬鹿しいことではありますが、そういうものなのです。何かの記事を読む際にはその裏にある意図に気をつけてください。
「悪いこと」ではないが、「愚かな選択」をしないこと
さて、理想の上ではメリットのないアプリを使う人はいないでしょう。「生産的」なアプリのことだけを言っているのでもありません。暇をつぶしてくれるアプリにだって、会議に遅れないために家を出る時間を教えてくれるアプリと同じくらいの「メリット」があります。ですから、アプリを登録、インストールする前に自分にとって「真のメリット」が何かということを決めなくてはなりません。
常識的な話をしているように聞こえるかもしれませんが、おそらくこれは、思っているより難しいことだと思います。お持ちの携帯を見てください。インストールしたアプリのうち、過去30日使用しなかったアプリはいくつありますか? 一度も使っていないアプリはありませんか?
生産性を上げ、より充実した生活を約束するアプリやサービスがあれば、皆さんは当然飛びつくでしょう。しかし、次に「チャットアプリ」や「コミュニケーションに革命をもたらすアプリ」に登録するときが来たら考えてください。
「このサービス/アプリ/ツールに登録することで私の暮らしはいい方向に改善されるだろうか?」
もしこの質問に「はい」と答えられるなら、たとえば、「これは楽しいし、ストレス解消に役立つ」「これで通勤が少し退屈ではなくなる」「今まで知りたかったことを教えてくれる」と言えるなら大丈夫。これは自身が選んだことで、誰かのインチキな売り込みやプレスリリースを鵜呑みにしたブログに影響されたわけではないという理解しても良いでしょう。
時々そうやって考えることを忘れないでください。そうすれば、不要なアプリに時間をとられることもなく、本当に大切なことにエネルギーを注げるようになるでしょう。