公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

くもんフランチャイズ契約解除 ②

2008-10-15 | 契約解除・脱公文
② 本契約を締結しているが、諸事情により教室は閉鎖する
という場合も、ご自身が指導者・塾経営を引退するということであれば
事務手続き上は、カンタンです。
事務局の必要書類に記名・捺印して渡せばいいわけですから。

研究会のルールどおり、三ヶ月前に、
局員を通じて、≪引退≫の意志を伝え、
在籍生徒の対応や、引退説明会などのお膳立てを整えればよい・・・・

しかし、研究会としては一人でも退会を減らしたいので
 (指導者を辞めさせたくないのではなく)
あれこれと引き伸ばしたがる場合が多いようです。
代わりの指導者・引継ぎ教室のあてができれば、ただちに、こころよく
送り出してくれるということからも、よくわかります。

≪くもんフランチャイズ契約解除 ①≫の場合とほぼ同じに
貸与品の返却、在庫教材の返却、各種書類、金銭授受関係などを
閉鎖日までに片付ければよいだけのことです。

今までに、私が見聞した範囲では

「引退したい」と研究会に伝えたが
引継ぎ先生が見つからないのでもうしばらく・・・・といわれて
泣く泣く赤字が累積している


「先生を頼りにしている生徒・保護者に対する責任感はないのか」と
責められた。


閉鎖説明会では、新しい先生の紹介に終始し、惨めな想いをした


引退後どうするのかと(独立ではないのかと)根掘り葉掘り聞かれた

などなど・・・・・

一つの方法としては、三ヶ月前に
0月末で閉鎖するということを内容証明つき郵便で事務局へ送りつけるということ。
この方法だと、引き伸ばし作戦に引っかかることはありません。
文書の内容としては
「00教室は0月末日をもって閉鎖しますのでお届けします」だけで
閉鎖理由その他について、触れる必要はありません。


もう一つの荒業は
保護者に教室を続けられない事情について個別に説明をし
退会なり、他の教室への転出なりを依頼して、在籍生徒0にしてしまうこと。
生徒がいなくなった教室を続けるようにとは、
さすがの研究会も言わないでしょう・・・・・

ただ、どちらの方法も最終手段ではあります。
なるべくなら穏便に、気持ちよく引退するに越したことはありません。







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