公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

暑さボケ

2010-08-20 | 雑記
一週間のお盆休みをいただいて、昨日から教室です。
保護者から
『学校のやり方と違うと子どもが泣くのでくもんはやめた』という知人の話と
久しぶりの教室学習で、アタマが豆腐化している生徒の話。

入会半年ほどの幼稚園児の保護者から
「知人の子がくもんに通っていたのだけれど、筆算のあたりで学校とやり方が違うということで混乱して、泣いてばかりいるのでやめたそうですが・・・・計算に違うやり方ってどういうことなのでしょうか。
くもん教室というのは、三学年ぐらい先の学習をしている生徒が何人いるかで
先生の評価が決まるとか。先生の評価を上げるための道具にされて、無理な勉強をさせられるというのはイヤですよね・・・・・」
自習式で、くもんではない教室へ来ていることとて、
くもん教室へ行っている・行っていた人の話が気になるのでしょう。

計算のやり方の違いということについては、例の、繰り上がり繰り下がりを書いて、とか
レベルがまちまちの子ども達に一斉授業で教える為に取る方法と、
個人レベルで必要なベースを作ってある子に教える、より簡単なやり方との違いをご説明し
学校より一学年程度先に進んでいれば、
「学校でのやり方」と「自分のもっとはやいやり方」の使い分けが出来るので
問題は起きないことなどお話しました。
三先の件については、
事務局からの評価ということには私自身あまり興味がなかったので
人それぞれで、なんともいえませんが
少なくとも、現在のうちの教室ではまったく気にしていないけれど
できるようになれば次のことをやりたいのは当然なので
現在の教室でも三先程度の学習をしている生徒は何人かいる、
一応の目標として、
どの子も、小学校卒業時には中一内容は一通り済ませておきたいと思っていると
お伝えしました。


もともと、少々ボンヤリタイプの五年生の女の子。
ほぼ10日ぶりの教室で
四年生レベルの応用問題のプリントで、問題文の内容をまったく考えずに
数字だけ並べて適当な式を書いていました。
夏休み前にはもう少し、まともな解ができていたのですが。
日記を見てみると
4~5日親戚のうちへ行き、従弟達と連日とても楽しく遊んで昨日帰ってきたとか。
対面でそのプリントの学習をしているところへ
お迎えにいらしたお母様が、やりとりを小耳に挟んで
『あんな簡単なことに答えられないなんて、うちの子、どうしちゃったのかしら・・・・』
「まあまあ。連日の暑さで≪考える≫ということがめんどうになってしまっているだけですよ、学校が始まるまでには、きっと思考力を取り戻しますから・・・・」
ちなみに、この子は計算力のほうでは6年生相当のレベルに進んだところです。

こちらも連日の猛暑で
若干アタマが豆腐化しているのを感じていましたから
昨日・今日と涼しくなったのを幸いに、しゃっきりしなくては・・・・


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