公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

くもん教室・生徒募集の実際

2006-07-07 | 生徒募集の実際
手っ取り早いのは、新聞折込でしょう、研究会には印刷費が割安で済む、
既成の折込チラシもあります。
一部三円~四円での折り込み費用は二年目からは自己負担です。
生徒募集方法はこれに限ると、毎回の無料体験期間にせっせと新聞折込をしている指導者も少なくありません。
その一方で、どこへ吸い込まれちゃうんだか、反応ゼロなの、とため息をつく先生もいらっしゃいます。
お金の掛けられない新人のうちに頑張る人が多いのは、自分で各戸に投げ込みをしていくこと。
パンフレットは事務局の無料物品で取り寄せられますので
(送ってもらうと送料が必要です)
自教室の教室だよりやマイ・メッセージなどをコピーしたりして研究会のパンフと一緒にポスティングしていきます。
自分の足で地域を歩いて知ることは大切なことだと思いますので、ぜひ一度は
頑張ってみましょう。
それから、学校・幼稚園前での手渡し。功罪があります。
「先生が自分でそんなことしなけりゃ生徒が集まらない教室なの?」
と見られかねないのと
「どんな顔の先生がやってる教室だかわかる」からいいかも。
どちらにせよ、学校前などでハンディングをする時には、
学校へ前もって連絡し許可を受ける必要があります。
できることなら配布するパンフレットなどを持参しご挨拶しておくと(教頭先生にでも)、
好感を持たれれば後々お得かもしれません。
一人で挨拶に行くのはどうも・・・・という場合には事務局員などに同伴してもらうという方法もあります。
でも、局員の人柄によっては逆効果になる場合もありうることも覚悟しておきましょう。

○無料体験学習ということ
保護者の立場から言えば、あって当然のサービスです。
事務局もこの時期には生徒募集にハッパをかけ、局員によっては、
○○先生のところでは△人、などと他の先生たちをあおったりすることもよくあります。
でも、無料、なのは保護者にとってだけなのであって、教室では経費が発生します。
例えば、体験期間中問い合わせが多ければ、勿論その対応に追われ、
スタッフの仕事量・時間が増えることになりますから、人件費がかかります。
それは、教室経営者もち、ということです。
入会に結びつけば文句は無い、というところですが、・・・・・
研究会では、体験学習に使用する教材の無償提供などといっていますけれど、
実際のところ、
在籍している教室の生徒が使用する教材の量に制限はありませんから、
体験学習に使う教材など初めからロイヤルティのうちよ、という感覚があるので、教室負担の大きさのみが気になります。
体験学習中、局員の応援があるなんていうのならうなずけないことも無いのですが、
ま、聞いたことはありません。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« どうしたら、「くもんの先生... | トップ | クチコミの大切さと怖さ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

生徒募集の実際」カテゴリの最新記事