公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

どうしたら、「くもんの先生」になれるの?

2006-07-05 | くもん教室を始めたい
試験そのものは、高校卒業程度の常識があれば、なんということはありません。
問題は、教室を開設することのほうです。
設置条件が一応いくつかあるのです。
例えば、現在開設されている公文教室の隣に新しい教室を開設することはできません。
それから、例えば人里はなれた山の中にも、
ま、生徒の集まりそうにない所に教室を開こうとする人はいないでしょうが・・・
研究会では設置はお勧めできないとして開設はできないことになっています。
そこそこ、生徒になりうる人口のある場所で、既設の教室の不利益とならない位置という建前になっています。
その辺が、一応、というところで、新教室ができるということで、自分の教室の生徒が減るという心配は、どの指導者も経験しています。

現在学習している生徒が新教室へ移るというのでなくて、新たに入会してくる生徒数に響きかねないからです。
子どもは成長しますから、どの子もいずれは退会していきます。
毎年、退会する生徒数に見合うだけの新入会生徒がいないと、教室の維持は困難です。
キャリアの長い先生では、そのくらいなら、と教室をやめてしまう人も。
知人の中には、教室の経費がまかなえなくなるということの心労で亡くなった方もあるほどです。
それでも、やってみたいかも、という方は、私が体験した実際の応募関係についてもご説明しておりますので、ご覧下さい。


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