公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

公文契約解除についてもっと知りたい

2009-06-16 | 契約解除・脱公文
先日、はるばると他県から
ご主人に運転してもらって教室見学にいらした
公文指導者がおられます。
『独立を考えているので』と。

現在の教材の説明や、教室の学習の様子などみていただきました。
『保護者などの意見も聞いてみます』と帰っていかれました。

で、その際話題になったのは
「保護者への説明をどうするか」ということでした。
独立の際のノウハウをすべて公開することは、
研究会で対策を練る基を提供することになってしまいます。
だからといって、
すべてのくもん教室に対して予防策を実施することはできなかろうとは思いますが
「要注意教室」には、何らかの対応策を講じてくるかもしれません。

ということもあって
契約解除②までは公開したものの③、
つまり、公文との契約は解除するものの、教室は続けるという場合の『手段』については公開しかねているところです。

研究会に言わせれば
『生徒は研究会の生徒であり、先生個人の生徒ではない』ので
現在の指導者が教室をやめるのであれば、生徒が公文の生徒であり続けられるよう
代わりの学習の場・指導者を用意する、ということになります。

教室は続けたい指導者側から言えば
『うちの生徒は、私の生徒で、私が公文教材を使って指導している』わけだから
他の教材で教室を継続する場合、生徒がうちの教室で学習を続けることが生徒の引き抜きだといわれても心外である、ということになります。

見学にいらした方には
「私はこんなふうに、保護者と話し合いをし、こんな日程で」と
具体的な手順をご説明しました。

保護者・生徒が
指導者の立場をどのように認識しているかということがすべてです。
学校(くもん)の教員の一人と捉えているか
個人の、塾経営者としての対応を望んでいるか、ということです。
うちの教室の場合は常々、
『お宅のお子さんのために、公文式』とアピールしてきましたので
更に良いことを実行できるという私の想いには、みなご賛同いただけました。
ふたを開けてみれば、みな、私の生徒だった、ということです。
独立してあっという間の三年ですが
うちの教室に残ってくれた生徒達の弟・妹達も順次入会してくれています。

ということで。
契約解除③(公文との契約は解除するが教室は続ける)についての具体的な行動については、このブログトップのご相談フォームからご連絡ください。
本当に独立したい・可能である場合には、ご相談にのります。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 保護者面談 | トップ | 学習塾をはじめたい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

契約解除・脱公文」カテゴリの最新記事