次世代放射光施設、正式決定=東北大に、23年度完成目指す―文科省特殊なX線で物質を調べる「次世代放射光施設」について、文部科学省は3日、量子科学技術研究開発機構(量研機構)とともに建設、運用を行うパートナーとして、東北大キャンパス内での建設計画を提案した仙台市などを選定した。2023年度の運転開始に向け、来年度予算の概算要求に盛り込む方針。
次世代放射光施設は、軟X線と呼ばれるエネルギーが低いX線のビームを照射することで、さまざまな物質の性質や機能を調べることができる施設。創薬や新材料開発など幅広い産業応用も期待されている。
次世代放射光施設は、軟X線と呼ばれるエネルギーが低いX線のビームを照射することで、さまざまな物質の性質や機能を調べることができる施設。創薬や新材料開発など幅広い産業応用も期待されている。