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井上美奈子の「がんばれ♡パラ♡ガール♪」 その1

2018年12月06日 | パラグライダーにまつわる
今日から何回かに分けて、パラグライダースクールのインストラクターだった井上美奈子さんが書かれた「がんばれ♡パラ♡ガール♪」をお届けいたします。

パラグライダーを手にしたことのない人でも、テクニックや名称になじみがなくても、「パラの女子たちって」・・・なんかちょっと身近に感じて下されば嬉しいです。

*******(飛んでる美奈子さん ちょっとまぶしいね)

女性フライヤーがもっと増えたら楽しいのにな~といつも思っている。

男性に比べれば女性で「自分も飛ぼう」と行動をおこす人は圧倒的に少ないのと、大半の女性はあれこれ他にやりたいことも多いのでここにだけにあまり執着しない(勿体ない。女性こそやる気があれば一気に上手くなるのに)

・・・・そして結婚して子供を産んだりすれば、毎日毎晩子供に振り回され、自分の時間がなかなかつくれないので、続けるのは結構大変で諦めてしまう人も多い。

私は、なんだかんだ結婚前からこの世界(パラ業界)にいて、20年近くいろんな彼女たちに出会ってきた。

女性フライヤーの気持ちもわかるし、愛おしく思う。

仲間が増えるのは単純に嬉しいし応援したくなる。そして飛べるようになったら、怪我をしないで長く飛び続ける仲間であってほしいと願っている。

でもパラを簡単に飛べちゃうけれども、ちゃんと自分を管理して飛ばないとリスクが多いのも事実。
飛んでしまえば自分しか頼れず、そこには男も女もない。
怪我をしないで長く飛び続けるためには、自立していくことも大切だと思う。

自分で判断し飛べる女性フライヤーを正直私はあまり見かけない気がする。
多くの女性フライヤーはパイロット証を取得していても、実際のフライトでは誰かに依存する方を多く見かける

その日、自分が飛ぶ判断をどうやって決断するのかといえば「あの人が飛んでいるから私も飛べる」だったりする。

飛べないときは、海へ(ツアーにて)

今日の風の状況を把握している訳でもなく、このあとの風の変化に気を配るわけでもなく、
初めてのエリアだったとしても「あの辺りで誰か飛んでいるから私も行ってみよう」と他人に依存した判断ができるのも女性。

それがまずい状況になるとしても考えてないから怖くはない

よく女性は強いと言われるけれど、「先の予測をしていない。考えない」から怖く感じないだけじゃないかな。

でもその「強さ」って意味もなく強かったりする。
だから「エイッヤー」と飛び出すことが出来ちゃうのだ。

これは女性に限ったことではないけれど、
男性の「オレサマに怖いものはないんだ!」という方も「えいやっ!」で飛べちゃう。

******つづく*****
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