広島市立中央図書館
2022年11月25日(金)
9月25日、広島市立中央図書館で広島の音楽に関する歴史展示があるということで、行ってきました。
今、広島市はこの中央図書館の移転問題で、もめているのです。
松井市長が、広島駅近くの商業ビルのテナントとして入るという方針を出したのです。
図書館を商業ビルに入れ込むって、前代未聞のことではないかと思います。どのように考えても相応しくありません、と思います。
これは、併設の映像文化ライブラリィです。これも一緒に移転する計画です。
館内ロビーです。
50年程度しか経っていませんが、壁が黒ずんで傷んでいます。補強をすれば使えないのかしら?という疑問が湧きます。
何せ、公立図書館として日本最古の京都府立図書館は120年程度経ちますが、まだ現役ですぞ。(凄)
周りは緑が多いんです。
商業ビルのテナントとして入ると、散策しながら、(今読んだ本について)物思いに耽るなんてシーンはなくなるでしょう。
私は、この辺りを散策しながら、空気を一杯吸えるという感覚を持ちました。
商業ビルを出たら、車洪水の道路です。想像しても息が詰まりそうです。
ベートーヴェンは、田園を散策しながら、作曲したと言われています。ベートーヴェンが現在に生きていたら、商業ビルにテナントとして入ると聞いたら、怒りのsymphonyを作るでしょう、と思います。
私は、この図書館を商業ビルのテナント入れるという話を聞いて、直感的に、図書館を本屋さんにするのだというイメージを持ちました。
文化の殿堂施設を、文化ではなく功利施設にするっていうイメージです。
池に鯉が泳いでいます。
人間って、水に極めて親和性が高いと思うんですよね。遠い祖先は海にいた訳でありますので。ビルなんて、人類の未来の墓場と思いますですよ。
広島合唱団
広島労音
40歳代の頃、一時期入っていました。労働者の端くれでしたので。(笑)
ムシカ
昔はよく行ったものです。1年間に300日以上行っていた時期がありました。
商業ビルへの移転について、多くの市民、有識者が反対しています。
にも関わらず、松井市長は強行しようとしています。漏れ聞いた話でありますが、マヅイ市長が言うには、「文句があるなら選挙で落とせ」という趣旨のことを言ったそうであります。これ、独裁者の言であります。
怒りが沸騰いたしましたです。(ギリギリ)
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