現在オオクチバスは釣魚の対象として、多くの釣り人に親しまれています。
もし指定の対象に決まったとしても、ほぼ今まで通りの釣りを楽しむことが出来る、
ということは承知しています。
しかし、下記の理由から、オオクチバスを指定対象とすることに反対です。
(1)
ダム湖のような水域には古来からの生態系がありません。
ブラックバスは淡水域に生息する魚類ですので、
放流さえしなければ、管理可能な生物です。
こういった場所にオオクチバスを移動・運搬し、
フィッシングエリアとすることは経済的にも望ましく、
釣りという文化を定着させる上でも意義があり、
むしろ積極的に推進すべきことだと思います。
(2)
人間は(特に子供は)動物や昆虫など、あらゆる生物から多くのことを学びます。
自然を、環境を、生死を、愛情を、争いを直に観察し、実感することが出来ます。
生まれ、育て、大きくなり、子供を生み、老いて、やがて死ぬ、
そういった自然の摂理を学ぶことが出来ます。
少子化、核家族、そういった問題をかかえる現代社会において、
それはとても大切なことだと私は考えます。
その対象が必ずしもオオクチバスである必要はありませんが、
今現在もっとも身近に存在する魚類のひとつであるということは間違いありません。
「ブラックバスを水槽で飼いたい」と子供が言った時、
「その魚はだめだ」と、私は答えたくありませんし、その必要があるとも思いません。
<入れない・捨てない・拡げない>の三原則を守る必要はありますが、
魚は他の生物と異なり、自ら脱出することは出来ないわけですから、
大臣の許可を得なくても、<魚を飼育する自由>は認められるべきだと考えます。
(3)
特定外来生物に選定された場合、
「国のほか地方公共団体等の参加により防除を促進する」と概要に記されています。
オオクチバスの場合、各自治体による条例や、
管理する各漁業組合の規定などによって、
既に対策が講じられている現状があります。
この上にさらに「外来生物」という枠に当てはめ、規制する必然性が感じられません。
もし指定の対象に決まったとしても、ほぼ今まで通りの釣りを楽しむことが出来る、
ということは承知しています。
しかし、下記の理由から、オオクチバスを指定対象とすることに反対です。
(1)
ダム湖のような水域には古来からの生態系がありません。
ブラックバスは淡水域に生息する魚類ですので、
放流さえしなければ、管理可能な生物です。
こういった場所にオオクチバスを移動・運搬し、
フィッシングエリアとすることは経済的にも望ましく、
釣りという文化を定着させる上でも意義があり、
むしろ積極的に推進すべきことだと思います。
(2)
人間は(特に子供は)動物や昆虫など、あらゆる生物から多くのことを学びます。
自然を、環境を、生死を、愛情を、争いを直に観察し、実感することが出来ます。
生まれ、育て、大きくなり、子供を生み、老いて、やがて死ぬ、
そういった自然の摂理を学ぶことが出来ます。
少子化、核家族、そういった問題をかかえる現代社会において、
それはとても大切なことだと私は考えます。
その対象が必ずしもオオクチバスである必要はありませんが、
今現在もっとも身近に存在する魚類のひとつであるということは間違いありません。
「ブラックバスを水槽で飼いたい」と子供が言った時、
「その魚はだめだ」と、私は答えたくありませんし、その必要があるとも思いません。
<入れない・捨てない・拡げない>の三原則を守る必要はありますが、
魚は他の生物と異なり、自ら脱出することは出来ないわけですから、
大臣の許可を得なくても、<魚を飼育する自由>は認められるべきだと考えます。
(3)
特定外来生物に選定された場合、
「国のほか地方公共団体等の参加により防除を促進する」と概要に記されています。
オオクチバスの場合、各自治体による条例や、
管理する各漁業組合の規定などによって、
既に対策が講じられている現状があります。
この上にさらに「外来生物」という枠に当てはめ、規制する必然性が感じられません。
佐渡島に釣りに行った時、ゼネコンの破壊の跡に呆然としました。佐渡弥彦というのは国定公園にもなっている場所なのです。
開発を止めるということは、仕事がなくなるということなのですね。だから、高速道路はどこまでも伸びてゆくのですね。代わりの産業がなければ、収入源を失い、生活出来なくなってしまいますから。
まさか今さら原始時代の生活に遡ることはできないのですから。
ただ、我々の繁栄が地球に及ぼす影響について、何ら問題意識を持たずに生活しているのは怖いことですよね。
人間が生きていることによって無自覚・無意識に犯してしまう罪(キリスト教用語で言う「原罪」ですかね)というものを各人がしっかり受け止めなければ、環境問題は解決しないと思います。
日本人は「お上に逆うようなことはしていない、だから俺は罪を犯していない」という意識が強い。
このことは、日本人のほどんどに宗教が無いことと深い関係があるのではないかと(個人的には)思っています。
そして、日本では(特に環境問題に関しては)官に期待してもダメなんですよ。
民間の力で環境保全運動が活発になることを切に望みます。
また、ごめり君が環境問題、社会問題に関心が深いことを今回はじめて知りました。
一緒に育っていても、お互いのことは実はあまりよく知らないもんですね。
自分の関心のあるところにしか興味がいかないのは私も一緒です。
また、ザリガニの場合は、在来種が環境の変化・農薬の影響・また、アメリカザリガニに勢力を奪われて絶滅危惧種に指定されたはず。ザリガニ君の運命はどうなるんだろう???
考えなきゃならないことは山ほどありますね。
「交雑による遺伝的攪乱」というのは国際結婚とどう違うのだろう、とか、つまらないことをたくさん考えてしまいました。
特定外来生物等の選定問題は、様々な要素を含んでおり、簡単には結論がでない(だせない)ものだと思います。
多くのパブリックコメントを集め、議論をつくし判断してもらいたいものです。