「劇画 ヒットラー」著者=水木しげる
「アドルフの画集」(原題=「Max」)という映画がありましたが、同じように、若き日のヒットラーを丹念に描いた作品です。私たちは、これらの映画や本を通じて、なぜ歴史を学ばなければならないのかということを、学ぶのだと思います。つまり、ヒットラーだけを悪者にするのでは、歴史は繰り返してしまうということ。いかにヒットラーがヒットラーになりえたのかという教訓から学ぶこともあるのではないかということ。それは、地下鉄サリン事件を風化させてはならないのと同じだと思うし、また、カダフィ大佐とは何なのかを考えることにもつながると思います。
決断力がない、統率力がない、人望がない、などと言って、リーダーシップの欠如を批難する向きもありますが、独裁者よりはマシです。用はバランスですよね。私は指導者というか、要するにリーダーの資質については、塩野七生さんの<千人隊長>という概念がしっくりきています。人それぞれの器があるということです。言葉と行動でどれだけ人を説得できるのか。そんな私は、ドン・キホーテというより、サンチョ・パンサに憧れる男、ですかね。まぬけ一代男。自分のこと「まぬ」って呼ぶんだよ、おかしいな、まぬちゃん♪
第一次世界大戦でボロボロになったドイツ。そんな中で、ヒットラーが成り上がっていく上で、つまりナチス党が躍進する上でターニングポイントになったことのひとつに、ドイツ共産党の勢いの反動としての、連立内閣があったように思います。というわけで、私の頭の中には、自民党谷垣総裁への入閣要請のこと、石原慎太郎都知事の再出馬のこと、プロ野球の開幕問題における渡邉恒雄氏の存在などが浮かんできます。むろん、どういうわけか星野仙一監督の発言ばかりが取りあげられるような風潮のことも頭にあります。都知事選については、4年前ではなく、今だからこそ、浅野史郎さんのような方が立候補してくれれば、なんて、想像してみたりはします。むろん今となっては、それを願うべくもありません。そうそう、オバマ大統領から学ぶことは多いようには感じます。私はペイリン氏が嫌いです。彼女自身の問題というより、器が小さいと感じるからです。
誰もが救世主。9日ぶりの救出劇。16才のお孫さんは、おばあちゃんにとって、文字通りの救世主でした。奇跡?必然?とにかく凄いですよね。導こうなんていう散漫な考えはいらないように思います。現実の中で、多くの方がお手本を示して下さっています。宿泊拒否だの、乗車拒否だの、こういう心の狭い人間はいつの時代も、どんな場所にもいます。そんな輩は語るに足りません。ごく一部の話だと思います。
この漫画を読みながら、そんなこんなが頭をよぎりました。
「アドルフの画集」(原題=「Max」)という映画がありましたが、同じように、若き日のヒットラーを丹念に描いた作品です。私たちは、これらの映画や本を通じて、なぜ歴史を学ばなければならないのかということを、学ぶのだと思います。つまり、ヒットラーだけを悪者にするのでは、歴史は繰り返してしまうということ。いかにヒットラーがヒットラーになりえたのかという教訓から学ぶこともあるのではないかということ。それは、地下鉄サリン事件を風化させてはならないのと同じだと思うし、また、カダフィ大佐とは何なのかを考えることにもつながると思います。
決断力がない、統率力がない、人望がない、などと言って、リーダーシップの欠如を批難する向きもありますが、独裁者よりはマシです。用はバランスですよね。私は指導者というか、要するにリーダーの資質については、塩野七生さんの<千人隊長>という概念がしっくりきています。人それぞれの器があるということです。言葉と行動でどれだけ人を説得できるのか。そんな私は、ドン・キホーテというより、サンチョ・パンサに憧れる男、ですかね。まぬけ一代男。自分のこと「まぬ」って呼ぶんだよ、おかしいな、まぬちゃん♪
第一次世界大戦でボロボロになったドイツ。そんな中で、ヒットラーが成り上がっていく上で、つまりナチス党が躍進する上でターニングポイントになったことのひとつに、ドイツ共産党の勢いの反動としての、連立内閣があったように思います。というわけで、私の頭の中には、自民党谷垣総裁への入閣要請のこと、石原慎太郎都知事の再出馬のこと、プロ野球の開幕問題における渡邉恒雄氏の存在などが浮かんできます。むろん、どういうわけか星野仙一監督の発言ばかりが取りあげられるような風潮のことも頭にあります。都知事選については、4年前ではなく、今だからこそ、浅野史郎さんのような方が立候補してくれれば、なんて、想像してみたりはします。むろん今となっては、それを願うべくもありません。そうそう、オバマ大統領から学ぶことは多いようには感じます。私はペイリン氏が嫌いです。彼女自身の問題というより、器が小さいと感じるからです。
誰もが救世主。9日ぶりの救出劇。16才のお孫さんは、おばあちゃんにとって、文字通りの救世主でした。奇跡?必然?とにかく凄いですよね。導こうなんていう散漫な考えはいらないように思います。現実の中で、多くの方がお手本を示して下さっています。宿泊拒否だの、乗車拒否だの、こういう心の狭い人間はいつの時代も、どんな場所にもいます。そんな輩は語るに足りません。ごく一部の話だと思います。
この漫画を読みながら、そんなこんなが頭をよぎりました。
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