2019年3月15日の意見書に対するうみがめ課回答表の説明から、2ヵ月に1回
の頻度で、質問書提出と回答書及びその説明会を2度繰り返し行いました。質問書
を提出する折うみがめ課の合意も、とって回答期限を決めてきましたが、期限を守
って回答されたことは、一度もありませんでした。
これらの回答書等から、福津市役所うみがめ課の本質の一部が分ってきました。
①自分達にとって都合の良い法解釈をして、責任や仕事を回避すること。
②重要な文言を巧みに言い換え、あるいは省いて住民を煙に巻こうとすること。
③環境省が示した語句の定義や状況変化を考慮することなく、前例踏襲主義で
機械的に仕事(数値報告等)を行っていること。
④無謬主義で間違いが明らかになっても、自分達の誤りを素直に認めないこと。
最後の回答書は、まともに返答できなくなって、お決まりの「ご意見として承りま
した」等、論議する意志が全く感じられない不誠実なものです。これでは市民意見
を公募しても、市役所は市民意見を取り入れた自己改革をすることはできません。
しかし、私達住民にとって意見書提出は福津市役所の実態が分り、いい経験をしま
した。また「自治会未加入世帯の資源ごみ受入れ拒否」のような地域問題が発生し
てから、否応なく福津市の行政サービス水準の低さを認識せざるを得ないことに
なりました。
近年、福津市は他の都市から転入してきた住民が急速に増えています。福津市
の活動は、今までのような地域ボスや自治会長だけとの合意形成や古い慣習だ
けでは、住民の納得や協力を得ることは難しくなっています。市の活動は法によっ
てコントロールされ公正・公平に行われなくてはならないのは、基本中の基本です。