うみがめ課の新課長との面談で、廃棄物処理法・容器包装リサイクル法等に対する理解レベルを知るために、要請書に記載されている七つの<受け入れなければならない理由>(No.74-1をご参照ください。)を順番に説明していきました。残念ながら関係法律の条文に基づき、自分の判断と責任でその内容を解釈しながら、具体的な事案を処理するという姿勢は見られませんでした。昨年3月に開催された建設環境委員会の請願審議にて、前うみがめ課課長や中村清隆議員の発言内容と同じ論調で、どこかで聞いたことがある金太郎飴のいつもの返答でした。
新課長の面談の前日に、令和3年度第1回福津市郷づくり推進協議会代表者会議が開催されています。この会議の議事録の中で、原崎市長は所信表明の本意は何かと言う質問に対して、所信表明の一つ「分別収集のありかた」の現在の課題と今後の対策について述べています。『その中で、分別収集において、自治会未加入者、高齢者、土日勤務の方が分別収集会場を利用しづらいなどもある。分別収集は行政の仕事として位置づけられているもので、多くの課題を解決するために制度設計を進めさせていただきたい。(中略)特に分別収集の在り方については、今年度、次年度にかけて検討していく。』と明確に方針を示されています。
市長の意気込みとは異なり、現状継続を口にする実行部隊(うみがめ課)の隊長(課長)が、このような状態では、はなはだ心もとないと思いました。