見出し画像

福津市のごみ収集はおかしくない?

【速報】福津市議会が大嶋正紹教育長の再任を否決 (No.158)

 2023年(令和5年)福津市議会の3月定例会は、2月20日から3月20日まで開催されます。この議会は、昨年12月25日に行われました市議会議員選挙で選ばれた議員による初めての市議会です。新しく選ばれた議員が議案に、どのような対応をするのか関心がありましたので、議会初日の2月20日に傍聴に出かけました。
 最初の議案は、同意第2号「教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて」でした。先ず、議案提出者の原崎智仁市長が大嶋正紹氏の教育長再任の同意を求める理由について説明を行いました。次いで総務部長が同氏の略歴等の紹介をしました。そして戸田進一議員が質問をし、原崎智仁市長が答弁しました。その質疑応答の内容は要約すると次の通りです。
戸田議員:教育行政における政策決定は、学童の保護者や地域住民の意見・要望等を聴いた上で行う必要があります。にも拘わらず、教育委員会は政策決定後に住民説明会を開いています。これは後先が違うのではないか。
原崎市長:新設校の候補地が民有地であったので、学校新設に係る情報公開を慎重にしていました。候補地の選考過程を公表し、説明しなかったことは反省しています。 
戸田議員:校区制、通学手段等について討議した内容も地域住民へ公開すべきです。
原崎市長:校区については通学距離を重視しました。次回の「広報ふくつ3月号」に討議内容を公表します。
 この後、採決が行われ、反対と賛成が8対8の同数(議員1名欠席)のため、地方自治法第116条第1項の規定に基づき高山賢二議長の決するところとなりました。議長が反対し、市議会は「大嶋正紹教育長の再任の同意を否決」しました。
 市民不在で、教育委員会が文部科学省の「小学校施設整備指針」を蔑ろにし、新設校の候補地に最も安全性が懸念される洪水・浸水の危険地域(宮司地区)を選ぶなど、福津市教育委員会に対する市民の不信感も、その背景にあったと考えられます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「環境」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事