うろうろとする日々

朝日新聞折々のことばとミツバチの駆除のニュースをみて

米国のMLBで野球場でのミツバチの駆除が話題になっています。

報道では、みなさんすごい歓声で迎えてなんと始球式までやったとか。

その方の名前はちゃんと報道されています。

もし日本で同様のことがあったらどうなんだろうと思います。なかなか個人の名前は出てこないし、ましてや始球式を急遽やったり、トレーディングカードができたり、というところまであるか?

米国はやはりヒーローを作る国なんでしょう。特にこのような危険を除去してくれるような仕事への敬意は大きいのだなあと。また、良しあしは別にして個人が大切にされる社会なんだと思いました。

某市長の国のために死ぬのは道徳的だ、という発言があったそうですが、その方はこのような例えば、このような危険を除去する方にも敬意があるんでしょうかね。それがなければやはり軍隊だけ特別に道徳的というのは、何か背景があると思われてもしょうがないでしょう。

翻って日本は大切にされる個人とそれ以外のひとが大きく分かれているような社会になってしまっているのではないでしょうか?例えば前に書いたようなスポーツの世界でのジャーナリストが育たないのも、広報をするひとみたいな位置づけでよいことになっているということにもあるんじゃないでしょうか。または、大新聞で逆に署名にはとても値しないような記事にも署名が入るのは、逆に大新聞の記者はなんだかわかりませんがジャーナリストとしての仕事をしているつもりなんでしょう。

もっと大きく言うと”仕事”というのに名を残すかどうか、という仕事のやりがいみたいなものにも違いがあるのかもしれません。

と今朝の折々のことばなどを読んでいても感じるところ。

 

 

折々のことば:3074 鷲田清一:朝日新聞デジタル

 派手ではないけれど 大切な大変な仕事を 日々一生懸命行っている方々への 評価が高くなる社会があればと思います (川久保玲)    ◇ 半世紀にわたりモードの最前...

朝日新聞デジタル

 
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